相対性理論を学びたい人のために

まだ一度も相対性理論を勉強したことのない人は、何か一冊相対性理論の本を読みかじってみて、なぜこんなことが?という、疑問を持ってからこのブログに来てください。

Love Addict より FIND THE WAY の方を気に入った

 現在2015年1月31日13時42分である。

 ソニーの記事を書いている最中だが、あの投稿が余りに長くなってしまったので、ここで、一服することにした。あちらの記事は、本当に、諸君に、アセンブラ、すなわちアセンブリ言語の概念を分からせるところまで、書くつもりなので、もっと徹底的にやっていくつもりである。

 さて、今日の話は、題名を見てもらえば分かるように、久し振りに、音楽の話題である。
 それも、中島みゆき(なかじま みゆき)ではなく、中島美嘉(なかしま みか)である。なかじまとなかしまの違いがあることを知っている人は、かなり音楽を良く聴いている人だろう。

 さて、なぜ中島美嘉なのか?

 入院中に、ハグしてくれた女の人、に出会ったことは書いた。
 私は、新しく会った人に、
「どんな歌や、曲が好きですか?」
と、尋ねることが多い。
「音楽ですかー?」
と聞き返す、音楽を聴かないという人もなかにはいるが、大抵の人は、何かの種類の音楽を聴いている。
 そして、彼女は、
中島美嘉が、好きです。」
と、答えたのだ。
 翌日、私は今度は、
中島美嘉のどの歌が好きなの?」
と聞いてみた。それに対し彼女は、
「ラヴァ・・・」
と、答えてくれたが、良く聞き取れない。
 とにかく、
「『ラブなんとか』か『ラヴァなんとか』なんだな。」
と、理解した。

 そして、クリスマス・イヴには、イッセルシュテットエロイカをかけながら、私の携帯アドレスなどを書いたカードを渡し、喜ばせておいて、1月6日に外泊が許されたときに、それでは、ということで調べることにした。

 7日の朝、まず、鶴見のTSUTAYAで、中島美嘉の最新のアルバムを見たが、『LOVE・・・』も『LOVER・・・』もない。
 それでは、方法は1つしかない。科学博物館を見るために上野へ向かう途中で、秋葉原で降り、ヨドバシカメラの上の TOWER RECORDS へ行った。音楽のソフトを探すのは慣れているから中島美嘉のアルバムを次々に見ていく。
「『Love Addict』 これしかない。!」
 すぐ分かった。
 だが、それを買えるほどの持ち合わせはない。仕方なくその日は題名が分かっただけで満足した。
 そして、上野へ行き、科学博物館で、ヒカリ展や、常設展を見てきたのだった。
 面白いものは、一杯あった。原子時計、すなわちセシウム133を用いた時計の古くなって使われなくなったものの実物。マクスウェル自身の出版した本の中のマクスウェル方程式シュレディンガー自身の出版した本の中のシュレディンガー方程式。発光する蚕(かいこ)の繭(まゆ)。複屈折により、2重に見える文字。青色発光ダイオードなどによるクリスマス・ツリー燃料電池車の原理を説明したパネル。特定の物質を選択的に通す触媒。高温超伝導物質の分子構造を表した図。キャベンディッシュが万有引力定数を決定したのと同じ原理のねじればかりによる実験。そして、すばる望遠鏡の撮った銀河の写真。
 夕方17時近くまで、疲れてもう無理、という状態になって、帰ってきた。しかし、あの時は、本当は、すばる望遠鏡の写真は、全然動かないし、地味な展示だったのである。それが、あんなものを生み出すとは、想像だにしなかった。

 さて、次の8日、病院に戻った。

 私は、夕食前に戻ろうということで、16時半頃、病棟に着いたのだった。

 ディルームに探しに行くと、彼女は雑誌を見ていた。

 次の雑誌である。

週刊ポスト 2014年 11/14号 [雑誌]

 私達のいた病棟には、わずかの本とわずかの雑誌とトランプやオセロなどが置かれていた。
 雑誌は私が入る直前に購入されたものもあったが、大部分は古いものだった。
 彼女が見ていたのは、その中で新しい方だった。

 彼女に近付くと、
「うふふっ」
と、笑って、雑誌の写真を指さして、
「これ、どうですか、先生?」
と、聞いてきた。

 彼女が見ていたのは、安達祐実のヌード写真だった。私は、
「さては、彼女、復讐してきたな。」
と分かったので、
「ああ、その雑誌は、前に見たことがあるよ。」
と言った。




 『復讐』というのは、少し説明しないといけない。
 12月の20日頃、私は、次の雑誌を堂々と読んでいた。

週刊大衆 2014年 11/24号 [雑誌]

 それには、美波ねい(みなみ ねい)という人のヘア・ヌード写真が載っていた。だが、1枚目のページの写真を見たとき、私の目は、体にも行かず、顔にも行かず、まず、一番下の
『撮影/小塚毅之(P1、2、3、5)』
というところへ行き、
「なぜ、4だけないんだろう?」
と、思ったのだった。
 それで、他のページとP4の写真を見比べたのだった。
 違いはすぐに分かった。
「美波さんが、喜んでない。目に星が光ってないもの。」
 こういう時の女の人を見る目は肥えている。そりゃそうだ。初恋は、幼稚園に入る前のヴァイオリンを習っていたときの、1年に1回だけ、発表会にあたるお勉強会が開かれるときに、ピアノ伴奏をしに来てくれていた、若い、ピアノの先生の卵だった、女の人だもの。毎年、
「(今年も、)きっとあの先生だよね。」
と、楽しみにしていたので、家族の間では、
『きっとあの先生』
といえば通じる。もう、名前も忘れてしまったけど。
 そういう早熟な子供だったから、女の人の顔を見る目は、ものすごく研ぎ澄まされていた。写真を見るときだって、まず、目を見る。目が喜んでない写真は、もうそれだけでダメ。次に表情。幸せな顔をしてなかったら、いくら、裸でも、何の意味もない。
 目にいっぱい星が光っていて、顔が幸せそうに笑顔を浮かべていて、やっと服装を見ることになる。素敵なドレスを着ているか、なまめかしい肢体を披露しているか、はそれから楽しむことになる。
 そういう私だから、P4の写真だけが、無名のカメラマンによるものであり、彼女が写真を撮られることを楽しんでいないのが、すぐに分かったのである。

 あとで、その写真のことを看護婦さんに話したとき、
「もし、あの写真を、土門拳(どもん けん)が撮っていたら、目の中の星はもっと多かったと思うんですけどね。」
と言ったのだった。

 そういう写真が載っている雑誌であるから、当然官能的な記事がある。
 それを読んでいるところへ、彼女が来たのだ。私は、分かっていたが、わざと話題を作ろうと思って読み続けていた。
 彼女は私のところへ来て、
「先生、何読んでいるんですか?」
と、聞いた。
 私は、ちょうど読んでいたところから一文取り上げて、
「この女の人は、初体験の時、クンニでは、イケたのに、セックスではイケなかったんだって。きっと口でやってもらえる方が、嬉しかったんだろうね。」
と言った。
 彼女は、
「そうですか。」
と言って、そのままいなくなったのだった。




 この時の『復讐』をしようというのだな、と思った私は、
「ちょっと、その週刊ポストの表紙を見せて。」
と言って、受け取ると、
「ここに早慶戦って書いてあるでしょ。私は、ここの病棟で辞書が使えなかったから、慶應義塾の塾っていう字を調べるために、この雑誌を見たんだよ。」
と言った。

 これは、本当のことだった。当時まだ電子辞書を持ち込めなかった私は、メモを書くとき、漢字が分からないと、雑誌や本で見つけていたのだ。

 だが、彼女がそれだけでは満足しないだろうと思って、続けた。
「この慶応と早稲田を比べたのって、いい加減なんだ。例えば、ここに、慶応の学生の仕送りが1万2千円と、書いてあって、早稲田の学生の仕送りが8千円って書いてあるけど、こんな比較は、でたらめなんだ。どうしてかっていうと、下に小さく書いてあるけど、それぞれの大学の生協が別々にアンケートを取ってるし、人数も違うんだよ。だから、こんな比較は、出来ないんだ。」
 彼女は、つまらない話になってしまったので、部屋に戻って行ってしまった。

 私は、こういう統計のウソは、簡単に見破れるので、よく人の前で説明している。

 それから夕食を食べ、私は、やっと持ち込めた数学の愛読書を見ながら、今までに進めてあった、整数を空集合から作るということを検証し始めた。

 彼女が、やってきて、
「さっきの、安達祐実のヌードどうでしたか?」
と聞いたので、
安達祐実って書いてあったけど、『同情するなら、カネをくれ。』のあだちゆみ本人かどうか、よく分からなかった。」
と答えた。
 これは、私の本心だったのだ。安達祐実も大きくなったので、顔も変わってしまい、昔のあの安達祐実かどうか、私には、同定できなかったのである。

 私は、もっと話したいことがあった。
「君の言っていた中島美嘉の歌って、『ラブ アディクト』でしょ。」
「そうです。」
「やっぱり、そうか。買っては来られなかったんだけど、調べたんだよ。」
と言って、電子辞書で、
『addict』
と引いてみせた。
 彼女は、辞書の画面を見て、
「うん。こんな意味だと思ってた。」
と言った。
 CDショップで探したと話したら、彼女は嬉しそうだった。


 彼女に関わることは、これで終わりである。彼女のお母さまは、クラシックより、一青窈(ひとと よう)の方が好きだということも判明したが、それ以上は立ち入ったことは調べなかった。ただ、『Love Addict』は、いずれ聴いてみようと思った。彼女の感性を確かめる1つの試金石になる。



 さて、退院してきてしばらくは、まったくお金に余裕がなくCDどころではなかった。
 やっと1月29日、有効期限の切れていた、TSUTAYAのカードの更新のお金が出来たので、図書館の帰りに手続きをした。その時、1月1回まで、旧作を1週間借りられる券をもらった。
 お店の人が、
「今月は、後3日ですから、来月からにした方がお得ですよ。」
と言ったが、私は、
「いえ、今月借ります。」
と言って、1月からにしてもらった。もちろん、『Love Addict』のためである。
 すぐに、中島美嘉の棚へ行き、片っ端から調べ始めた。まず、『LOVE』というアルバムに『Love Addict』が入っているのを見つけた。ここに表示したのは、アナログ・レコードだが、CDもあった。

LOVE [12 inch Analog]

 だが、それには、歌詞カードが、付いていなかった。それで、さらに調べ続けた。そして、ついに、『BEST』というアルバムに入っているのを見つけた。

BEST


 それで、それを早速、無料で借りてきた。


 家に帰り着くと、すぐにはそれをかけず、まず、ブルーレイ・レコーダーを無線LANにつなごうと努力し始めた。いずみ野では、有線LANで使っていたために、その設定が残っていて、最初のうち上手くいかなかったが、30分ほどして、WPS(Wi-Fi Protected Setup)を使わず、直接パスワードを入力してつないでしまった。
 結局こういう時は、便利な方法を使おうとして、却って無駄に時間が過ぎてしまうものだ。やっぱり、基本に忠実にやるのが、近道であることが多い。


 そんなわけで、ブルーレイ・レコーダーを無線LANにつないでおいて、ブルーレイのトレイに、中島美嘉のCDを乗せて、収納させた。
 すると、予想通り、インターネットの、Gracenote(グレースノート)のサイトから情報を読み込んで、テレヴィの画面に、曲名と演奏時間が表示された。

 こう書いているが、一発勝負でもし失敗したら後で面倒であるから、今更、曲名が表示されなくても困らない、カルロス・クライバー指揮のベートーヴェン交響曲第5&7番のSuperAudioCDで、ちゃんと曲名が読み込まれることを確かめてから、中島美嘉のCDを入れたのだった。

 それにしても、最近の音楽認識技術は、素晴らしいねえ。今の場合は、CDの番号から割り出したと言ってもよいが、スマート・フォンに音楽を3秒くらい聴かせるだけで、曲名とアーティストを表示してくれる。

 私は、易しいものは、機械まかせだろうが、最終的なチェックは、向こうの会社にものすごく音楽に詳しい人が雇われていて、きちんとチェックしているのではないかと思っている。いくら人工知能とかビッグ・データとか言っても、やっぱり人間が管理しなければならないのだと思う。
 ものすごい専門性を持った人が、今の世界では、必要とされているのではないかと思う。
 だから、障害者でも、何か自分の得意な分野で、世界一の技を身につけたら、インターネット上の警察官として、雇ってもらえるのではないかと思う。
 私の尊敬している宇宙物理学者の佐藤勝彦という人は、爆笑問題に、
「将来何になりたいですか?」
と、聞かれて、
「『ドラえもん』に出てくる、タイム・パトロールになりたい。」
と答えていた。
「さすがだな。」
と思った。
 あの先生には、
「先生の研究室を受けたい。」
とメールしたのだが、残念ながら、
「私は、今年退官するので。」
と、言われてしまったのだった。
インフレーション宇宙論』というものを提唱した人であり、あと何年かしたら、ノーベル物理学賞をもらえるはずの人だ。
 エドウィン・パウエル・ハッブルのように、素晴らしい業績を上げているのに、ノーベル物理学賞天文学方面には与えない、なんてことを言っていてあげないのは、やっぱりおかしいと思う。物理学は朝永振一郎も言っているように、錬金術占星術から生まれたものなのだから、天文学を観測するもので、実験とは違うから、物理学には含めない、というのは、本末転倒なのである。
 話がそれたが、それぞれの専門家がインターネットでの警察官になる日が来ていると思う。だから、身体障害者視覚障害者や聴覚障害者でも、技を磨けば、仕事を手にできるのである。



 さて、中島美嘉のCDをテレヴィのスピーカーで、聴き始めた。


 本当はこんなことはしたくなかった。テレヴィのスピーカーというのは自動的にエコーが少しかかってしまうので、CDの本来の音を聴けないからだ。
 これは、以前1回、三宅由佳莉(みやけ ゆかり)さんのCDのことを投稿したが、そのCDをいつも、いずみ野で、立派なスピーカーで聴いていたのに、今の家に来て、テレヴィのスピーカーで聴いたとき、
「あっこりゃひどい。エコーがかかっちゃってる。」
と感じたから、分かることなのだった。

三宅由佳莉さんの歌

 上の記事で書いたCDである。


 中島美嘉のCDの第1曲は、
『AMAZING GRACE』
である。こんな、有名な歌をカバーするとは。

 順に聴いていって、7曲目が、
『Love Addict』
であった。解説を書いている森 朋之という人によると、この歌は2003年4月9日に、
「2003年春、中島美嘉20歳、JAZZを謳う」
というキャッチ・コピーを付けて発売されたそうだ。このアルバムの中で、1番演奏時間も長く、彼女の自信作なのだろう。

 だが、私が気に入ったのは、その次に入っていた、2003年8月6日に発売されたという、こちらの歌だった。


FIND THE WAY

      作詞:中島美嘉/作曲:Lori Fine(COLDFEET)/編曲:島 健



どうして君は 小さな手で
傷を背負おうとするのだろう?
誰かの為だけじゃない 見失わないで
どうして僕は 迷いながら
逃げ出すこと出来ないのだろう?
望むのは 光射す日を 日を・・・

FIND THE WAY
輝く宇宙(そら)に 手は届かなくても
響く愛だけ頼りに
進んだ道の先 光が見つかるから
YOU’LL FIND THE WAY

君は言った 永い夢をみた
とても哀しい夢だったと
それでもその姿は 少しも曇らない
僕は言った 泣いていいんだと
ずっと傍(そば)にいてあげるよ
欲しいのは 抱き上げる手を 手を・・・

FIND THE WAY
言葉なくても 飛ぶ翼(はね)はなくても
乱す風に負けぬ様に
今誰より早く 痛みに気付けたなら・・・

答えを出すこと きっとすべてじゃない
焦らなくて いいんだよ あなたも・・・

FIND THE WAY
輝く宇宙(そら)に 手は届かなくても
響く愛だけ頼りに
進んだ道の先 光が見つかるから
FIND THE WAY
言葉なくても 飛ぶ翼(はね)はなくても
乱す風に負けぬ様に
進んだ道の先 確かな光を見た・・・
YOU’LL FIND THE WAY


 歌詞を聞くよりは、メロディーに浸る私としては、こちらの歌の方が、シンパシーを感じたのだった。

 いずれにせよ、彼女からは、もう1つプレゼントをもらったのだった。

 ハグしてくれた女の人

 絶対温度の新しい解釈をくれた女の人

 中島美嘉の良さを気付かせてくれた女の人

 彼女は、3通りの顔を持つことになった。

 もちろん、このブログでは、ハグしてくれた女の人、で、通すことにするが・・・

 この記事を見る機会があったら、この言葉を受け取ってね。



 どうもありがとう。



 今日は、ここまで。

 現在2015年2月1日20時56分である。おしまい。