現在2018年4月1日17時37分である。
「太郎さん。4番目って?」
私は、この題で、既に3回投稿しているんだよ。
「じゃあ、これまでの3つも読まなければダメ?」
いや、今回のは、まったく新しい考えを提示したものだから、前の3つは読まなくていい。
「私は、登場してないのね」
これは、私の『解析入門Ⅰ』を勉強しているノートに書いたものだから、麻友さんは、登場しないし、前半は、数学と物理学の話になっている。
「長いわね」
麻友さんや、数学に興味がない人は、私が、(*)マークを付けたところから読み始めて、最後まで読んで、余力があったら、前半を読むと良い。
「どうして、前半があるの?」
私が、こういうことを考えているうちに、宇宙のことを考え始め、やがて、次の事実に気付いたということを、途中のギャップなく説明するためだよ。
「次の事実って?」
この宇宙(私が、広義の宇宙と言っているもの)は、宇宙の始まりがどうであろうと、そこから生じてくる色々なことの、すべての可能性に対して、全部の場合が全部書き上げられているものだ、ということ。
私達は、全部の可能性が書き上げられている広義の宇宙の中を、旅行しているに過ぎない。
あなたが、自分の意思で、頑張って戦争をなくしたとしても、それは、広義の宇宙の中の、そういうことが書いてある部分に行ったというだけのこと。
西暦2018年に、全面核戦争が起こっているということが書いてある、広義の宇宙の中のその部分を、あなたは、どうすることもできない。
あなたが、西暦2018年に、全面核戦争が起こらないという部分を通るように、自分の進路を決めることのみが、できることなのだ。
という事実だよ。
「ものすごい悲観主義ね」
ところがどっこい、どんでん返しがある。
「全部の可能性が書き上げられているということは、この宇宙では、オリジナリティなどというものは、ないのね」
そうだよ。
どんなに、モーツァルトの曲が素晴らしいといっても、CDの0と1を並べ替えるだけで、モーツァルト誕生以前にも、作れるものだったのだから。
「CDという技術は、モーツァルト以前には、なかったけれどもね」
こうは言えるね。今後、
『これは私のオリジナルの曲だ』
という人がいても、完全にコンプリートしたCDの山から、同じ曲を、持ってこれるとね。
「じゃあ、太郎さんは、オリジナリティというものを、認めないの?」
そんなことはない。
オリジナリティは、時間制限を設けることで生じてくる。
「コンプリートしたCDの山から見つけ出すより、作曲する方が、遙かに速いのね」
そういうことだ。
「それじゃ、始めていいわ。私は、(*)を探せば良いのね」
そう。
私の初等関数のノート
2018.3.11 16:59:53
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杉浦光夫『解析入門Ⅰ』 第Ⅲ章 §2 問題
1)次の整級数の収束半径を求めよ.
(ⅱ)
解
と置き、両辺を複素微分する。
である。
第Ⅰ章 §3 問題 1) (ⅶ)より、
は、極限が0の数列である。
ところで、
(ここから、私が、注釈を付け始める)
研究者注
この数列が0に収束するとする根拠を『解析入門Ⅰ』で捜していて、ウォリスの公式に出会った。
それを、『解析入門Ⅰ』の31ページに書き込んでいて、以前私が、
『実数の小数展開の和積の通常の計算が、この本の実数の和積と一致することを言わないと、小数展開と実数が同型だと言えない。
を、
だから、言えるか。小数部分は、整級数の絶対収束性を使って、定理 5.8 に持ち込む。厳密には、
と、
を同値とした商集合が、実数と同型。
2016.11.25 18:45』
と書き込んでいるのを見て、実数とは、
のうち、ある に対し、
となるすべての
に対し、 となるものと、定義できるな、と思った。
次の瞬間、ある桁以上を0にするという制限を外したらどうなる? と思い加藤文元さんのネバーエンディングナンバーを思い出した。
(ネバーエンディングナンバーとは)
これについて、知りたい人は、雑誌『現代数学』2017年11月号(現代数学社)数学教室訪問31加藤文元さんについての記事。及び、Un Petit Puits No.50(湧源クラブの発行する雑誌)に載った加藤文元さんの原論文参照。
私は『体とガロア理論』で、まだヘンセルの補題を読んでいないので、文元さんの論文を読んでいないのだ。だが、あの論文は、繰り込みに使えるアイディアを論じたものかも知れない。
だとすると、体論を極めれば、繰り込みの秘密が見えるのかも知れない。
数学者たちは、私が気付くまで、それを公表するのを控えているのかも知れない。
だったら、劣等生の私が、それを勉強すれば良いのだ。
私ならできるよ。後、残っている本は、『解析入門Ⅰ』,『解析入門Ⅱ』,『数Ⅲ方式ガロアの理論』,『体とガロア理論』の4冊だもの。
(偶然ついていたテレヴィの番組のことを書き始める)
NHKの『これでわかった』という番組で、
備える 暮らす 伝える
が、重要なんだけど、世界のみんなはどうしてるのかな? と言っていた。
地震に備え、暮らしていて、地震が来たのを伝えるのが重要だということだった。
繰り込みに挑戦しようと備えて、日々それを意識して暮らしていて、証明できたら、それを知らせる、つまり伝えるのが重要ということだと、勝手に解釈した。
実は、3.11の日だったからこの番組をやっていたのだった。
(この辺りから、繰り込みというものの秘密が分かれば、量子力学に数学的な基礎付けができ、宇宙の謎が解明できるという発想に到着する )
私の3番目の入院中のこと。(このブログでは、『ハグされちゃった』という記事に書かれている)
この世界の最初を決めても、あの馬頭星雲ができることを計算できないと悟って、科学を限界のあるものと知ったのですよ。と言ったら、あの、後3年で牧師になれるという人は、
『私ならそれを絵本にするなあ』と言った。
それを聞いて、そんなことじゃないんだよ、と思ったのだった。
(*)
この宇宙(広義の宇宙)とは、世界で起こるあらゆる可能性が、全部書き上げられているものなのだ。
例えば、『昨日、渡辺麻友さんが、殺された』という可能性も、『昨日、渡辺麻友さんが、殺されなかった』という可能性も、書き上げられている。
それぞれの人は、そのすべてが書き上げられている宇宙を、旅しているのだ。
そして、生まれた初めのうちは、なかなか自分の思ったように、自分の動きを操縦できない。ましてや、周囲の世界は、思うようになってくれない。
そのまま、死んでしまったことになる人もいるのだろう。
だが、人によっては、自分の動きを上手く制御できるようになる人もいる。
それが、まともに生きている人のほとんどだ。
一方、人の中には、自分の周囲のことも、上手に制御できるようになる人もいる。
先ほどのすべて書き上げられてある宇宙で、自分の思っている通りに、周囲が動いてくれているような世界の部分にまで、到達した人である。
その人が指導者なら、周囲の人々をまとめ上げ、戦争のない平和な世界を、作るかも知れない。
『そんな人が、現れてくれれば良いのに』
と、思う人もいるだろう。
ところが実は、現れているのである。
『あなたなのか?』
って?
私、ではない。
その、周囲が思っている通りになる人というのは、その人のいる辺りの世界が、その人にとって思い通りになって平和になっているだけで、その人が到達した世界にまで、自分を操縦して行っていないあなたは、そこまで行くまで、その人の統治する平和な世界を、味わえないのである。
平和にしたかったら、あなたが、平和にしようと、しなければならないのである。
『そんなの、無理だ』
と、思うだろうか?
そういう人は、この宇宙というものが、全ての可能性を書き上げたものだ、ということが、分かっていない。
人を殺してしまった人が、人を殺してなかったということにして欲しい、と思っても、そんな可能性ゼロじゃないか? と思うだろうか?
それは、あなたが、人を殺したのが取り消せないと、諦めているからだ。
その殺してしまった人の遺伝子を手に入れ、その人を生き返らせて、もとの軌道に戻して、
『私、人を殺してませんよ。一時、眠らせてただけです』
と言えるところまで、数学と、物理学と、化学と、分子生物学を学べばいいじゃないか。
そして、それは、できることのはずだ。
私は、それを数学的に完璧に証明するまで、人を殺して実験してみようとは思わないし、もし証明できたとしても、人を殺して試してみたりはしないだろう。
コンピューターシミュレーションで、試すぐらいが、私の証明のチェックの仕方である。
このように、人を殺した世界からも、殺してなかった世界に行けるのだから、戦争のさなかにいる人でも、本当に平和のために努力すれば、平和な世界に行ける。
そんなこと、本当は、あなただって、分かってるんじゃないのか?
それなのに、戦争になると儲かるから、なんて思って、軍事開発もしている会社の製品を買う。軍備を国が整えていても、黙認する。だから、戦争がなくならないんだ。
戦争があって良いことは、お金が儲かることと、戦争をアメリカがしているときのアメリカ大統領が、選挙で負けたことがないことと、戦闘機やミサイルがカッコイイことと、人々の感涙を誘う悲しい戦争映画の話題が得られること。
これ以外にあるか?
人を生き返らせられても、戦時下だったら、ゆっくりそれをできないんだよ。
だから、戦争は、映画の中と、コンピューターの中と、プラスチックの球を使った戦争ごっこと、ラジコン飛行機での空中戦だけにすべきなのだ。
『でも、お金が儲かるから・・・』
と、あなたは、言うだろう。
結局、昔から、すべては、お金の概念ができてから、始まっているのだ。
でも、私は、信じているよ。
あと8年以内に、この世界から、お金という概念がなくなった世界の方に、私が進んで行けるということを。
私の周囲は、お金という概念がなく、『責任取れよ』などという言葉が、死語になっている世界に8年以内になる。そういう世界を良いと思う人は、新しい世界で、お金がそうだったように、親がお金持ちだったから、良い思いをできる子と、親が貧しいために、あぶれてしまう子の、両方ができてしまうというのを、改善して、お金に置き換わるものを、考えて欲しい。
新しい価値観を生みだす、良い案を提案して欲しい。
私の案では、
(1)どの子にも、同じ程度(この『程度』の測り方が難しい)の価値のものが、行き渡るのだが、どの子も、自分は天才だと思って生きられるように、他人の持っている価値のあるものが、大したものでないと思えるように、微妙に見え方が調整できるようにする。
(2)それぞれの国が、それぞれの持ち味を持っているのに、お金をその新しい価値の尺度に置き換えたことによって、その持ち味がなくなったら、残念だから、仕組みを工夫する。
(3)すべての人が、それぞれの好みを持っていていいが、その好みに合わないことについても、一応の知識を持つように、何歳になっても、新しいことをある程度取り入れるように、すべての人に強制する力を持たせる。これは、呆けないためである。私はこのためのひとつの方法として、全員に、10年に1回新しい電子辞書をプレゼントするのが、良いのではないかと思っている。
(4)二度とお金のような、不平等なものが生まれないように、新しい価値の尺度は、不満を持つ人が現れたら、速やかに尺度の方を修正できるように、柔軟なものとする。
というようなものを、生み出そうと考えている。
これに適合するもの、または、もっと良い案を提示してくれた人には、8年後に、それを実行に移すため、協力をお願いしたい。
今日書けることは、以上である。
2018.3.11 20:26:20
ニュースで、東日本大震災を忘れたくないと悲しむ、人々の声を聞きながら。
以上、初等関数のノートより。
「これが、太郎さんの世界観なのは、分かったけど、日本が軍備を整えるのを、多くの国民が、黙認してるのは、戦争になるとお金が儲かるからじゃないわよ」
じゃあ、何のためだい?
「他の国から、攻撃されたときの防衛のためよ。だから、『自衛隊』って言うんじゃない」
それは、確かに、国民は、そう思わせられているだろう。でも、あの高額な兵器を作って納めている会社にとっては、戦争はドル箱だ。
「つまり、太郎さんは、国民が、騙されているというの?」
ある意味、騙されている。
自衛隊にしても、原子力発電所にしても、あんなもの本当は、いらなかったのだ。
「でも、自衛隊員も、原子力発電所で働いている人にしても、あの仕事で、お金をもらっているのよ。あの人達から仕事を奪う権利は太郎さんにはないわ」
お金がなければ、生活できないと、思ってるからでしょ。
『働く』という概念を、改めましょうと、言ってるんだ。
「太郎さんが、自衛隊をなくしていいと言うからには、他の国から攻められる可能性をゼロにできるの?」
私の言う、新しい価値の尺度は、全世界に認めてもらうつもりだよ。
だから、地球上から、あらゆる兵器は、博物館送りになる。
「世界平和なんて、本当にできたらねぇ」
茶化して悪いけど、『デート』というドラマで、依子さんは、絵馬になんて書いたんだっけ?
「太郎さんは、『「松田さんと結婚するより世の中の人につくしたい」と言いそうなまゆゆと結婚したい。』と、ツイートしてきたのよね。でも、私は、依子さんみたいに、絵馬に『世界平和』なんて書けるほど、強くはなれないわ」
いいんだよ。その麻友さんの弱さだって、魅力のひとつだ。
「太郎さんは、どうしてそんなに、強くなれるの?」
実は、この投稿は、これで終わりではないんだ。
「えっ、この後、どう続くの?」
私が、なぜ非力でありながら、こんな投稿をしたかということを、書くんだ。
「ちょっと、長くなり過ぎたから、止めるのは、意味があるかもね」
そう。
それじゃ、今日は、これで、バイバイ。
「バイバイ」
現在2018年4月2日14時02分」である。おしまい。