相対性理論を学びたい人のために

まだ一度も相対性理論を勉強したことのない人は、何か一冊相対性理論の本を読みかじってみて、なぜこんなことが?という、疑問を持ってからこのブログに来てください。ブログの先頭に戻るには表題のロゴをクリックしてください

コメディを演ずる君へ

 現在2018年7月5日10時44分である。

「お金というものの、本当のトリセツの話は?」

 あの話は、長くなるから、旬の話を、ちょっと書くよ。

「コメディを演ずるって、『シティ・オブ・エンジェルズ』のことね」

 私、なぜあのミュージカルのチケットが、こんなに取りにくくなったのか、分かった気がしたんだ。

「チケットが取りにくいのまで、理由があるの?」

 話すの忘れてたけど、実は、昨日、通院だったんだけど、特に問題は、起こらなかった。

 家に帰ってきて、『シティ・オブ・エンジェルズ』って、どんなところでやるんだっけ? とネットで調べた。

 東京公演は、『新国立劇場』と書いてある。

 これ、『しんこくりつげきじょう』って、読むのかなあ、『しんくにたちげきじょう』って、読むのかなあ、と、不安になった。

「えっ、国立音楽大学(くにたちおんがくだいがく)じゃないんだから、『こくりつ』よ」

 そうだったんだけどね。それを調べたとき、ちょうど昨日始まった、舞台も、『こちらも、オススメ』と、出てたんだ。

 それが、『不自然…』とかなってて、・・・

「ああ、東京03の『不自然体』ね」

 やっぱり分かるのか。

 私、『不自然…』ってなんだろう? と思って、それをタッチしたんだ。

「どういうものか、分かった?」

 それが、分からないんだよ。

 公演時間とか、登場人物とかは書いてあるのに、内容について、何も書いてない。

「あっ、そうか」

 それで、私も、意地になって、

『不自然体 あらすじ』

とか、ググるんだけど、全然分からない。

 ある人のブログに、舞台のチケットみたいなものが、写されてて、それを見て、

「ああ、お笑いの関係のものなんだ」

と、分かって、それから、

『東京03』

とググったら、やっと少し分かった。


「私のチケットが、取りにくかったのと、どう関係があるの?」

 大ありなんだよ。

 まず、私は、その『東京03』というトリオを、全く知らなかった。

 そもそも、私は、『お笑い番組』というものを、ほとんど見ないから、『お笑い番組』というものを見たとき、どこが面白いのか、良く分からないことが多いのだ。

「ああ、お笑いというのは、共通に持っている認識を前提に、しゃべるから、太郎さんみたいにそのみんなが持っている認識が欠けてると、面白くないかもね」

 そうらしいよね。

 そのとき、はっ、と気付いたんだ。

「何に?」

 新国立劇場で、こういうものを、7月からやるということは、9月から麻友さんたちが演ずる『シティ・オブ・エンジェルズ』というものも、似たようなものなのではないだろうかとね。

「あー、そういうことか」

 確かに、ミュージカルコメディとはっきりと、書いてある。

「太郎さんは、『グリーン&ブラックス』は、観てなかったの?」

 WOWOWは、契約してなかったから、全く観てなかったんだ。


 ここまできて、私は、幸せの女神が、微笑んでくれたのだな、と気付いた。

「どういうこと?」

 もし、東京公演が、余裕でチケットが取れたら、私は、『アメリ』のときと同じように、初日と千秋楽の2日分、チケットを取っただろう。

 そうすると、麻友さんが出てくるのだから、つまんない、ということはないだろうが、千秋楽のときは、かなり退屈しただろう。

「ああ、だからチケットを取りにくくして、1回にさせたということ」

 それだけじゃないんだ。

 なぜ、静岡のチケットしか取れないなんてことになったかも分かる。

「分かるって?」

 これは、心理学の分野の問題なんだけど、同じような高校生の集団を2つ用意して、両方の集団を、野球部に入部させる。Aのグループは、球拾いから始めて徹底的にしごく、一方Bのグループは、そんなにしごかずのびのびプレーさせる。そして、1年経って、両方の選手達に、『野球は楽しいですか?』と聞く。普通に考えると、のびのびやったBの方が、野球が楽しいと言いそうなものだ。ところが、実際に実験してみると、しごかれたAの方の選手の方が、野球が楽しい、という者が、多くなっているんだ。

「えー、どうして?」

 これはね、人間の心理として、つらい練習をやらされていると、『こんなにつらいことをやらされているんだから、将来自分がプレーできる野球というものは、きっとすっごく楽しいものに違いない。いや、楽しくなきゃ、困る』という気持ちが芽生えてきて、そのために、いざやった野球というものが、そんなに楽しくなくとも、『楽しい』と、思ってしまうんだ。

「なんか、AKBのメンバーでも、後から入ってきたメンバーの方が、気楽に先に辞めていくのも、そういうことなのかしらね」

 ドラえもんのブログで、話していくけど、私が、ガロア理論に愛着を持つのも、あの読みにくい本で、苦労したからかも知れないんだよね。

「じゃあ、ガイドブックなんか作っちゃいけないんじゃない?」

 あ、ただ、あの本の場合、ほとんどすべての人が、挫折して読み通せないのだから、問題ありなんだ。少なくとも、読者の30%くらいは、読了できなくては、あの本が、本である意味がない。




 ここまで、昨日(2018年7月5日)書いてあったんだ。

 ここまで書いたとき、『渡辺麻友オフィシャルサイト』からメールが来て、静岡公演のチケットが、抽選で当選したことが、分かった。12時24分のことである。

「あのチケット代は、郵便振り込みだったのよね」

 そう。ゆうちょ銀行に私の使える口座のない私は、振り込みに行くことにした。

「もう、お金貯まっていたの?」

 最近、父が、

『何か、お金が特に必要なのか?』

と、びっくりしたくらい、本のリストを入れて、稼いでいたから、もう貯まっていたんだ。

「ちょっと、そのリストってものが、どんなものなのか、見てみたいわ」

 じゃあ、見せてあげようか。

 こんなものだよ。例えば、10冊。


西脇剛史,,おもしろサイエンス 足と靴の科学,日刊工業新聞社
榎本利夫,,設計者のための実用めっき教本,日刊工業新聞社
八杉龍一,,岩波 生物学辞典第4版CD-ROM版,岩波書店
巌佐庸,,岩波 生物学辞典第5版CD-ROM版(HY版),岩波書店(HYは、WindowsとMacのHybrid)
篠原俊一,,不織布活用のための基礎知識,日刊工業新聞社
北條恵司,,教科書では教えない機械設計製図,コロナ社
保坂隆,,老いを愉しむ習慣術「しなやかな心」のつくり方,朝日新聞出版
藤原作弥,,本にからむコラム,新潮社
国村慶子,,「頭脳国家」シンガポール,講談社現代新書
へレーン・ハンフ,,チャリング・クロス街84番地,中公文庫


「えっ、Excel じゃないの?」

 Excel なんていう高価なものは、私のパソコンには入ってない。

「だから、カンマで、区切ってるの? 2つカンマが続いてるところは?」

 父が、ここは1列空けてくれ、と言ったので、カンマ2つにしてある。

「これは、何で入力しているの?」

 メモ帳。

「わー、原始的」

 ただで付いてくる、メモ帳でも、お金が稼げるということなんだ。

「これで、いくらもらえるんだっけ?」

 1冊、40円。

「あれっ、これだけのリストなら、40円って、結構いいバイトよね」

 まあ、見かけは、簡単だけど、決してもらいすぎじゃないんだ。

 上のリストで、『岩波 生物学辞典第4版』というのと、『岩波 生物学辞典第5版』というのがあるでしょ。

「あるわね」

 父が、入れてくれ、と言って渡してきた、手書きのリストには、『岩波 生物学辞典第4版』としか、書いてなかった。

 だが、リストに入力しながら、アマゾンを検索したら、『第5版』が、もう出ていた。

 それで、『第5版』も加え、さらに、『(HY版)』と書いてあるのを、HYって何だ? と調べ、Hybridの略だと書き添えている。

 その次の、『篠原俊一,,不織布活用のための基礎知識,日刊工業新聞社』は、『不織布』という漢字が読めなかったので、辞書で調べた。

「1冊1分で、時給2,400円とは、行かないのね」

 ぜーんぜん、そんなに簡単じゃない。

「でも、12,350円、稼ぎ出したんじゃない」

 父が驚くのも、当然だよね。




 さて、今日になってから、この投稿の続きを書こう。

 現在2018年7月6日11時59分である。

「お金が貯まってたから、振り込みに行けたのね」

 そう。

 必要な額を持って、家を出た。

 鶴見にだって、郵便局は、あちらこちらにある。

 岸谷にもあるし、二本木にもあるし、豊岡通りにもあるし、図書館の近くにもある。

 職員が、親切だということで、遠いのだが、母は、いつも、図書館の近くの郵便局を利用している。

 なんとなく、その図書館の近くの郵便局にしようかな、と思いながら、歩き出した。

 総持寺(そうじじ)の前の踏切があったところまで来たとき、運動不足だと、いつも母から言われていたことを、思い出した。

 振り込むお金は、麻友さんのためのものだ。どんなことがあっても、失敗するわけに行かない。

『本局へ行くか』

というアイディアが、浮かんだ。

鶴見区の本局?」

 そう。

 銀行なら、本店。郵便局なら、本局。こういったところは、窓口も広いし、職員も優秀であることが多い。

「遠かったの?」

 歩いて行けないほど、遠くはない。

 それで、本局へ向かった。

 実は、鶴見区の区役所や、保健所や、中央の消防署や、中央の警察署や、郵便局の本局は、一カ所に集中しているのだ。

 保健所は、私が、障害年金障害者手帳の申請に来ているので、お馴染みである。

「太郎さん、1年に何回くらい、保健所に来るの?」

 4回くらいかなあ。

 さて、郵便局の本局に近づいてきたのだが、まるで、今日営業していないみたい。

「えっ、だってメールが行ったの12時24分でしょ」

 そう。だから、平日の13時半くらいなのに、明かりが灯ってないみたいに、見える。

 私は、慣れているから、迷わず歩いて行った。

 鶴見郵便局の本局は、遠くから見ると、悪く言えば、不景気な店舗みたいな、電気が付いてないみたいな外観なのである。

「じゃあ、やってた?」

 うん。中に入れば、明るいんだ。

「お金を扱っているところは、あまり景気が良いように見られるのを、避けるんじゃない?」

 まあ、そうかも知れない。

 私は、目が悪いので、まず郵便局のところから見ていって、ゆうちょ銀行の送金などの窓口を見つけた。

『振り込みですか』

と、声をかけてくれたのは、いかにもベテランという感じの女の人。

『電信でなく、通常の郵便振り込みをしたいのですが』

というと、

『振込先の口座番号を、ご存じですか』

と言われ、

『はい』

と、答えると、

『口座番号は、0から始まってますか、1から始まってますか?』

『0です』

『では、こちらへ』

ということで、用紙を受け取る。

『口座番号は、メモしてありますか?』

と言われて、

『これなんですが、字がきたなくてごめんなさい』

と、レシートの裏に克明に情報をメモしたものを、見せる。

『コンサートのチケットか何かの料金でしょうか?』

『はい、アイドルの』

『では、ここに、伝える情報を書いて下さい』

ということで、書き始めた。


 書いたものを、見せると、

『窓口で行うと、130円。機械で行うと、80円ですが』

 あらかじめ、窓口が130円だということは、ネットで12時50分くらいに調べてあったので、その分も用意してあった。

 それで、窓口で、12,480円振り込んで、14時20分、完了。

 お礼を言って、帰ってきた。運動にもなった。

「その歳になるまで、郵便振り込みしたことないなんてって、後で笑われたんじゃないかしら」

 それよりも、

『あの歳で、アイドル!?』

とは、思われただろうね。

「でも、全国に私のファンは、大勢いるけど、12時の発表から、3時間以内に、現金で振り込んだ、しかも、本局から振り込んだファンは、数えるほどでしょうね」


 こうやって、苦労して、チケットを、手に入れること。

 そして、さらに、静岡の清水までの交通費を用意して、2時間半かけて、見に行けば、

『あのコメディは、さぞ面白いだろう。面白くなくてはいけない』

と、私の脳は思っているから、『シティ・オブ・エンジェルズ』が、あまり面白く感じられなくとも、私の記憶には、

『面白かった~』

と、鮮明に残ることとなる。

「太郎さん。もう少し、言葉に気を遣ってよ。『シティ・オブ・エンジェルズ』は、面白いミュージカルよ」

 そうなんだろうね。

 ファンの人の間では、麻友さんは、小学校レヴェルの下ネタでもよく笑う人だ、というのは、有名だし、AKB48の楽屋で、周囲の雰囲気を一気に和ませるおかしなことを言うキャラクターだと、後輩たちも言ってた。

「太郎さんは、『お笑い』には、付いてこられない?」

 いつもの私のように、

『『お笑い』で笑えるように勉強する』

と言ったら、麻友さんは、

『勉強するもんじゃないわよ』

と言うだろうけど、今まで遮っていた壁を取り除けば、次第に分かるようになるでしょう。


「太郎さん。清水なんかまで来るのいや?」

 どうして、いやなの?

「だって、縁もゆかりもない」

 麻友さんは、まだ子供だなあ。この歳までなると、色んな事があるんだよ。

「色んな事って?」

 私が、小学校1年生の頃(1978年)、母の上の妹の一家が、静岡の清水に住んでいた。

 渋谷から、そのときはもちろん新幹線で、遊びに行って、いとこ達と遊んだのは、楽しい思い出だ。

 私の叔父さんが、幼い4人を荷台つき自転車に乗せて、遊園地のようなところで、走り回ってくれた。

 でも、1番、覚えているのは、遊園地の隣にあった科学館に叔父さんが連れて行ってくれたときのこと。

 電球の上に、人間の手の形をした、プラスチックの手が乗っていて、電気が流れると、電球が点き、熱くなってくると、手が電球から離れる。

 熱いと感じると、手を離す、という人間の反応を表した展示なのだが、

『どうして、手が離れるの?』

と、幼い私が質問する。

 気象の展示でも、電車の展示でも、ロケットの展示でも、私が、質問しまくるので、叔父さんは、帰ってから、

『ものすごく疲れました』

と、母に伝えたそうである。

 私は、とにかく質問しまくったな、という記憶がある。

「その清水だから、良いわけ?」

 それだけじゃないさ。

 麻友さんは、『清水次郎長伝』なんて、知らないのかな?

「のみねぇ、くいねぇ、って?」

 おお、知ってるじゃない。

「太郎さん、どうして、広沢虎造なんて、知ってるの?」

 私の母はね、母のおばあちゃん、つまり、私の曽祖母と、小さい頃、ラジオで、都鳥一家(みやこどりいっか)とか、聞いていたらしいんだよ。

 それで、私が働いていた頃、母の誕生日に、『二代広沢虎造 清水次郎長伝(CD16枚)』を、プレゼントしたんだ。

「16枚もあるの?」

 これは、結構苦労したんだよね。

 全集で買えば、簡単だったんだけど、当時まだインターネットが、電話線でやってたころで、アマゾンなんていう選択肢もなかった。

 私は、秋葉原石丸電気で、16枚のうち11枚を見つけ、購入した。

 その後、横浜のSHINSEIDOで、残りの5枚を見つけたんだ。

 ところが、プレゼントしたのに、母も忙しくて、なかなか聞けなかったんだよね。

 2014年に、父方の祖母が死んだ後になって、ようやく、

『16枚全部聞いた』

と言ってきた。

 それを、借りてきて、私は、ちょっとずつ、聞いているんだ。

「私が、こんなこというのも変だけど、面白い?」

 浪曲(ろうきょく)なんて、古い概念かと思ったけど、時代劇が分かる人なら、普通に楽しめる。

「どれくらい、聞いたの?」

 16枚のうち、今、8枚目だから、ほぼ半分聞いた。

「じゃあ、楽しめているのね」

 だからねえ、お笑いの素地は、できてると思うよ。

 私の中に、普通の人と同じ、前提が、ちゃんとできてる。

「太郎さんって、本当に、論理的に、理論を作りながら、ひとつずつ行動していくのねぇ」

 2回目に、精神科に入院したとき(2015年の9月のとき)、麻友さんとの映画をどう作ったらいいだろうと、話していたら、看護婦さんから、

『考えるの好きですねぇ』

と、つくづく言われたほど。

 そういえば、考えるって言えば、哲学好きな女の子いたねぇ。

須藤凜々花さんね。太郎さんが煽るから、私、恨まれちゃってるのよ」

 私のせいなのかい?

「6月14日に放送された、『極楽とんぼKAKERUTV』という番組で、『口パク暴露かくれんぼ』という企画で『コイツ、邪魔だなと思う芸能人』というお題に、『ま・ゆ・ゆ』って、答えたのよ」

 私、何かしたかな?

「太郎さん、哲学やりたいなら、横浜国立大学じゃなくて、京大か東大の文学部目指すべきだ、とか言ったじゃない。それだけじゃない、私が、『哲学なんて、太郎さん好みじゃない?彼女、紹介するわよ』と言ったみたいに、書いたでしょ。あれは、彼女のプライドをメチャメチャにしたはずだわ。忘れたとは、言わせないわよ」

 あっ、そうか。あれが、原因か。

 こんなところに、火種を残したら、麻友さん困るよね。

 きちんと、書いておこう。


 須藤凜々花さん、このブログ内の記事は、渡辺麻友さんの意思とは無関係に書かれています。私、松田太郎の好みで、書かれているのです。

 このブログが原因で、渡辺麻友さんを、恨んでいる部分があれば、それは、完全に、見当違いです。

 須藤さんが侮辱されたと感じる文面があったとしたら、お詫びします。

 須藤さんを、嫌な気持ちにさせることを、目的にしていたのでは、ないのです。お許し下さい。

 須藤さんは、浪人中とのこと。来年、志望校に、合格できるよう、応援しています。

                松田太郎


 大分、深刻な話になったけど、今日は、これで、おしまいにしよう。

「じゃあ、清水に、来てね」

 もちろん。

 現在2018年7月6日19時10分である。おしまい。