相対性理論を学びたい人のために

まだ一度も相対性理論を勉強したことのない人は、何か一冊相対性理論の本を読みかじってみて、なぜこんなことが?という、疑問を持ってからこのブログに来てください。

渡辺麻友さんへのお願い

 現在2018年9月14日20時31分である。

「『お願い』って何?」

 話がもつれてしまう前に、きちんと、書いておこう。

 『お願い』とは、麻友さんにそろそろ1回目の意思表示をして欲しいということ。

 きちんと書くなら、まだファンの人の前で公表するなどのことはしなくても良いから、少なくとも私の両親兄弟が、松田太郎の将来の結婚相手は、渡辺麻友さんなのだな、と納得できるように、麻友さんの手書きの手紙で思いを書いてくれるとか、いきなり手紙は書きにくいなら、とりあえず電話して、私と思いを確かめ合うとか、何か、お互いが好き合っていることを、他の人にも分かるようにして欲しいということなんだ。

「なんで、そんなことを、しなければ、ならないの?」

 昨日の夕食時なんだけど、母から、

『太郎も、障害者だけど、最近、国税庁などの官庁が、障害者を水増ししてた、なんていうニュースがあるから、これから多分、障害者の雇用が増えると思うのよ。ちょっと、ハローワークへでも行ってみない』

と、切り出した。

 この段階では、そのまま消える話かも知れなかった。

 ところが、父が、

『そのとき、京都大学、中退しました。なんて、言うなよ』

などと言いだし、母が、

京都大学中退しなきゃ、そもそも、障害者になってない』

と、言い返したのだが、

『京大生のプライドがありますから、なんて言われるのは、かなわない』

と、父が言ったので、とにかく今日、ハローワークへ行ってこなければ、ならない、ということになった。


 本当は、昨日、横浜美術館へ、『モネそれからの100年展』を見に行こうとしたのだが、木曜日は休館日だったので、今日は横浜美術館に行くつもりだった。

 だが、父があんなことを言い出したのでは、とにかくハローワークへ行かなければならない。


 と、今、2行打ったのだが、ここは、恐ろしい断層があった。

 ハローワークでのことを、書こうとしたとたん、ものすごい病気の発作に襲われて、4年前のように、薬も手でつまむこともできないほど、震えてしまい、次の一行、


 ハローワークへ行って、来たのだが、少なくとも萩原さんという人は、親切に応対してくれた。


を書くために、20分位かかってしまった。

 今気付いたのだが、麻友さんの時といい、今度のことといい、ちょっと夕食後の薬が遅すぎるようだ。

 私は、一日中、セロクエルという睡眠剤で、眠らされたような状態になっているところがある。

 この薬が切れると、発作が起こるようだ。

 今、発作から立ち直れたのは、薬を飲んだことと、萩原さんという人の名前を、萩本さんだったかなあ、と、不安になっていたのが、薬が効いて、

『そういえば、応対をしてくれた人が、丁寧に他の人に引き継げるように、メモしてくれていたな』

というのを思いだし、そのメモを見て、

『ハギワラ』

と書いてあるのを、確認できたからである。

 この、私の病状を話したら、主治医の先生も、意見書に、働けますとは、書けないかも知れない。

 私は、暴力を振るったり、ということは、ないにしても、本当におかしくなった状態になるのだもの。


ハローワークでは、親切にしてもらえたのね?」

 インターネットのクチコミで、酷いことを書かれていたから、どんなか、と、ビクビクしながら、行ったのだが、職員の人は、皆、親切だった。

 ひとりでも感じの悪い人がいると、台無しなのだが、少なくとも空いていて、丁寧に応対してくれた。

「じゃあ、なんで、私を、引っ張り出すの?」

 麻友さんは、記憶力が良いから、私が、さっちゃんに好かれてないんだなあ、と思ったときの話を覚えているのではないだろうか?

「ああ、私が、太郎さんに、嫌いよと示すときのために、教えてといって、教わったわね」

 今、父が、一番気にしているのは、私がこのまま収入がなくて生きていって、どこかでお金が底をつくことだ。

 私は、麻友さんと、結婚するのだから、そんなことにはならないのが、分かっているのだが、父には、そんなことは、信じられない。

 だから、父は、働けなどと言い出すのだが、もし、私が、この窮状を麻友さんに話して、それでも、麻友さんが、私のことを、このままにしておく、つまり、さっちゃんが、私に居づらい思いをさせたまま、お化粧を続けたようなことを、し続けるなら、麻友さんは私のこといやなのかな、と私は思わなければならない。

 それが、麻友さんのやりたいことの図星なら、しょうがない。

「太郎さん。じゃあ、私も、言わせてもらうけど、女の人を経済的に養う力もない男の人が、女の人と結婚できると思う?」

 それは、中学の時からお金を稼いでいて、お金を稼げて当たり前、という世界に住んでいる人のセリフだよ。お金を稼げるって、当たり前なことじゃないんだよ。私も大学入って、順調に行ってたときは、想像もしなかったけど、落ちこぼれてみて、初めて知った。

 むしろ、この、お金を稼げない私が、ファンクラブの会費540円すら苦労して捻出して、生まれてこの方こんなこと初めてというほど好きになった、女の人と、ささやかだけど楽しい冒険を重ねて、ファンの人皆の同意も得て、結婚し、結婚後もお金がないからなどというトラブルもなく、幸せに生きていったら、それは、障害者の人達の、希望にこそなれ、ねたまれる対象にはならないと思うよ。

 私が、実際に、働けない、というのが、私の或る意味、取り柄なんだよ。

 こんな風に考えると、納得しやすいかも知れない。

 私は、普通に考えれば、物理学者になれていた。

 アイドルほどたくさんではないかも知れないけど、お給料も稼げただろう。

 そして、まともに結婚相手も見つかり、結婚できただろう。

 子供もできたかも知れない。

 しかし、神様が、ちょっと遊び心を出したんだ。

 この松田太郎という物理学者、高校の文集に、『生まれ変わったら何になりたい:カメ,数学者,社会の矛盾に立ち向かう人』と、書いている。本当に社会の矛盾に立ち向かう人になりたいなら、試してやろうじゃないか。

 そこで、人一倍の数学の才能を与える代わりに、まともな社会生活が送れないような人間にしてみたんだ。

 そういう人を、引きこもり、なんていうけど、麻友さんも小さいとき、引きこもり状態なんて、言われてたから分かるだろうけど、引きこもりの人って、引きこもりを楽しんでる訳じゃないんだよね。

 私は、正常な社会生活を送れない、というハンディキャップを持たされて、麻友さん獲得のレースに参加したんだよ。

 そうじゃなければ、絶対、勝っちゃうからね。

「もう、言いたいことは、分かった。太郎さんが、お父さまに、『本当にその渡辺麻友という子は、お前と結婚する気があるのか?』と言われたときに、ほらこの通り、と示せる何かを、渡せば良いのね」

 やっぱり、麻友さんは、物わかりが良い。

 長々、説明したけど、そういうことなんだ。

 明日の朝から、2泊3日で、父母と妹一家と弟一家は、尾瀬へ旅行なんだ。

「太郎さんは、行かないの?」

 尾瀬ということは、登山でしょ。私は、アウトドアは、苦手なんだ。

「でも、皆、行ってるのに」

 本当は、妹は、父と母の金婚式のお祝いのつもりらしかったけど、そのことは、後から聞いたから、今更、じゃあ行く、というわけにも行かなくてね。

「それからでも、行けば良かったのに」

 朝5時に出発なんて、その時点で、皆に迷惑かけるのは必至なんだ。

「太郎さん。金婚式のお祝いに、息子の婚約を、なんて考えてるの?」

 私の今後を、心配しなくて良いというのは、父母にとって、最高のプレゼントだと思うよ。

「分かった。考えてみる」

 じゃあ、おやすみ。

「おやすみ」

 現在2018年9月14日23時19分である。おしまい。