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初めての物理の家庭教師、成功裏に修了

 現在2012年2月14日21時35分である。

 諸君、お久しぶり。

 前回投稿してから、年が明けてしまった。そして、もう2月。今さら、本年もヨロシク、なんて書いても、白々しいな。

 さて、私は、去年の3月から、物理の家庭教師をやっていた。これについては、ブログでは、まだ書いてなかったかも知れないのだが、私が属している、精神障害者の就労援助の施設のメンバーからの紹介で、週一回続けてきたのだった。

 その就労援助の施設というのは、逗子にある、トントン工房というところで、1年前、それまで通っていた、就労移行支援の「ねくすと」という訓練のための施設で、2年という期限が切れたので、私の次のステップとして紹介してもらったのだった。

 こういう、細かい施設の名前をひとつひとつわざわざ書くのは、世の中には、統合失調症だけで、100人に1人いて、精神障害者の総数は、ものすごい数であるので、障害者の人が、私のブログを読んで、そんな社会復帰のための施設があるのかと、知ることができたら、少しは、このブログも世の中の役に立つのではないかなと、思っているからである。

 物理の家庭教師は、そこの家の方々にも気に入ってもらって、夕食までご馳走になって、帰ってくる、というような状態になって、本当に成功だった。  そして、1年間やって、もう、試験も終わって、先日の日曜日(2月12日)、最終回をやったのだった。

 私は、以前、小学生に算数を教えたことがあっただけで、物理の家庭教師をやった経験はなかったので、非常に貴重な経験が、できたと思っている。

 そんなわけで、昨日(2月13日)には、久しぶりに、逗子のトントン工房へ行って、報告をしてお礼を言ってきた。更に、トントン工房が、地域の老人達を対象に、夕食のお弁当の出前をやっているので、その食事作りを見ていたら、「やってみませんか?」と、声をかけられた。

 ボヤッとしていても意味がないので、余り役には立たないだろうなとは思ったものの、割烹着を着て、帽子もかぶって、マスクをして、邪魔にならないようにと、気を使いながら、しょうがをおろしたり、ほうれん草を切ったり、マヨネーズをたっぷりしぼりだしたり、お弁当箱に、盛りつけるのをやったりして、3時間弱、働いてきた。

 施設の所長さんの女性が、

「前回来たの、いつだっけ。」

というので、

「タイムカードを見てみましょう。」

と言って、見てみたら、なんと、8月だった。

 その、8月に行ったとき、誘われて、お弁当箱を洗うのを、ちょっと手伝ったのが、お金に化けていて、

「200円になっているわよ。」

と言われて、貴重な収入を得た。

 そして、16時に、トントン工房を後にして、バスに乗った。


 さて、私には、一つ企みがあった。家庭教師の収入でもらった、6,000円のうち、半分の3,000円くらいは、生活費に回さなくても良いだろうと。

 何が欲しかったかというと、去年の11月に発売された、中島みゆきの「荒野より」というアルバムだった。

荒野より
荒野より
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 これを、1年間家庭教師を成功させた、自分へのご褒美にしようと、思っていたのである。

 ところで、このアルバムは、3,150円したのだ。

 そんなわけで、お弁当箱洗いでもらった、200円を非常に嬉しく思いながら、もらって来たのだった。

 逗子にも、駅の近くには、CDショップの1つくらいあるだろうと思って、20分ほど歩き回って、やっと見つけ、11月から3ヶ月越しの恋がかなって、買ってきたのだった。

 そして、家に帰る前に、駅前にある相鉄ローゼンで、もうひとつ、この200円の残りで、買いたいと思っていたものを買った。

 何を買ったかというと、ホワイト・チョコレートだった。

 先に書いた、「ねくすと」という就労移行支援のための鎌倉の施設で、私の担当スタッフだったケースワーカーの男性に、バレンタインデーだから、チョコレートをと、思ったのである。

 トントン工房に初めて行く日も、その人が、私だけのために、逗子駅で待ち合わせて、付いてきてくれたのだった。だから、そのケースワーカーさんにもお礼をしたかったのである。

 普通のチョコレートだと愛がこもってしまうので、ホワイト・チョコレートが良いのじゃないかな、と思って、買って来たのだった。

 そして、今日は、ちょっと名前が色々あって、初めてこれを読む人はさっぱり分からないだろうと思うのだが、私が通っていた、「ねくすと」の部屋を使って、午後だけ、精神障害者の人が、少しでも社会に触れられるようにということで、「とらいむ」という名前で、開いている、オープンスペースに、お昼御飯を注文しておいて、鎌倉へ行って、その「とらいむ」(もちろん、担当のケースワーカーさんも同じ場所だからいる。)で、報告をして、

「私よりも若いし、彼女いるかも知れないから、私からもらっても、嬉しくないかも知れませんが・・・」

などと、冗談も言いながら、独身のその男性に、プレゼントした。

 もちろん、とても喜んでもらえた。

 さて、失職しちゃったし、次は何がめぐってくるだろうという感じなのだが、差し当たって、トントン工房にもう少し熱心に通って、1日に、800円くらいでも稼いだら、生活費以外のことにも少しは、お金を使えるかな?などと思っている。

 これが、私の初回の物理の家庭教師経験の最後の出来事だった。

 遅くなりすぎても良くないので、今日はここまで。

 現在2012年2月14日23時32分である。おしまい。