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相対性理論を学びたい人のために

まだ一度も相対性理論を勉強したことのない人は、何か一冊相対性理論の本を読みかじってみて、なぜこんなことが?という、疑問を持ってからこのブログに来てください。

新宿でのオフ会での収穫

 現在2012年06月04日21時32分である。

 6月2日に、新宿まで大栗先生の講義を聞きに行ったことは、昨日記事にした。その時、この講義の後のオフ会については、明日以降に書くことにする、と言って、尻切れトンボのように終わらせてしまった。

 今日は、そのオフ会での収穫について、書きたいと思う。

 オフ会は、ブログ仲間で一番顔が広い、とねさんを中心として、私のブログのリンク集に「小人さんの妄想」としてリンクが張ってある、rikunora さん、それから「271828の滑り台Log」として、リンクの張ってある、271828 さん、それから、M さん、nagata さん、そして、私を入れて、6人になった。

 講義の終わった後のサイン会で、とねさんが、サインしてもらってから、20時20分くらいに、ビルを出て、居酒屋へ向かった。

 あらかじめ、とねさんには、

「21時53分の湘南新宿ラインに乗りたいので、21時半には、途中で抜けます。」

と、言っておいた。

 さて、居酒屋について、ビール中ジョッキで、乾杯。

 それぞれ自己紹介をした。  物理の話もしたし、それぞれが今興味を持っていることなどを話した。

 その時、小人さんの妄想のrikunora さんに、質問しようと思っていたことを聞いてみた。

 なぜrikunora さんなのかというと、小人さんの妄想というブログの2012年02月04日の「不確定性原理の再定式化 小澤の不等式を読む」という記事に私がコメントしたとき、rikunora さんが、私のブログを見て、「『数Ⅲ方式ガロアの理論』という本を私も、読んだことがあります。」というようなことを返事に書いてきてくれていたからだった。

 この時の詳細を知りたい人は、私のブログのリンク集の「小人さんの妄想」というのをクリックして、ブログを表示させ、左の上の方の、「過去の記事一覧」というのをクリックして、上に書いた題名の記事を見てみると良い。

 さて、私が『数Ⅲ方式ガロアの理論』で、質問したかったのは、この本で、第20章のアーベルの5次方程式が代数的に解けないことの証明まではなんとか分かるが、その後の章の、アーベル方程式やガロア群の決定で中心的になる、与えられた代数方程式のどれか1つの根を x とするとき、他の根が、この x の有理式で表されるとする、という仮定なのである。まだ方程式が解けてもいないのに、その根が、もう分かっているような議論が進んでいくのが、どうしても分からなかったのである。

 そこで、rikunora さんに、

「方程式の1つの根の有理式で表されると、書いてありましたけど、どうしてそんなことが分かるのですか。?」

と、質問してみた。そうすると、rikunora さんは、

「私は、そういうことができるとして、それを仮定して読みました。あの本だけ読んでも、そこの所は分からないと思います。」

と、答えてくれたのだ。

 それで、私としても、納得がいった。あの本を読むだけでは、方程式が任意に与えられたときのガロア群の決定をするところまでは分からないのだ。

 例えば、私が持っている、岩波基礎数学選書の藤﨑源二郎著『体とガロア理論』でも、方程式のガロア群の決定をした論文などが引用されている。

 一般には、ガロアが、代数方程式の代数的可解性の判定条件を求めた、と言われているが、ポンと方程式を与えられて、これが代数的に解けるかどうか、答えよ。と言われても、容易には答えられないのだ。

 私には、やっと、今後どうこの問題と向き合っていったらいいかが分かった。

 これが、オフ会での収穫であった。

 私は、帰りの電車の中で、前回の投稿に書いた、大栗先生の答えてくださったことを考えると同時に、この方程式についてのことも考えていた。

 どうも、1人でいると、物理も数学も、勉強が滞りがちなのだが、こういう刺激があると、

「ようし、勉強するぞー!」

という気持ちが湧いてくる。

 高い授業料を払ったが、得たものは大きかった。

 さて、最後に、この投稿を、もし、母が見たら、

「あれー、どういうことなんだろう?」

と、首をかしげることに対して、答えておこう。

 私は、2009年の春に一度、統合失調症が、再発していた。1994年に陽性症状が出て以来、15年間治まっていた病気がまた症状を現したのだった。この時、私の主治医や通っている精神障害者の施設の担当の人などは、私が、パソコンなどを長時間やっていて、薬をちゃんと飲んでいなかったのではないかと疑った。何度も、

「3回に1回くらい抜けていたんじゃないですか」

と、聞かれた。

 だが、私は、

「そんなことは絶対ありません。20回に1回くらいなら、抜けていたかも知れませんが、3回に1回などということはあり得ません。」

と、言い張った。

 そして、結局、それを証明するため、それ以後、薬を飲むときには、飲む薬の写真を携帯のカメラで撮って、母に送ることになった。

 また、特に重要な、夜21時の薬は、テレビ電話をかけて、母に薬を飲んでいるところを生で見せながら、報告することになった。

 だから、新宿に行った晩、21時53分の湘南新宿ラインに乗っていた、というのは、母には信じられない話なのである。

 実は、これには、カラクリがあった。新宿へ行った晩、とねさん達とオフ会をしたいと私は強く思っていた。むしろ、このオフ会のために、7,140円払ったといっても良かった。

 だから、私は、19時半に講義が終わって、まっすぐ家に帰るのは嫌だったのだ。

 だが、薬は、きちんと決められた量、飲まなければいけない。

 そう思って、作戦を練っていたとき、丁度母が、

「6月2日は、私が、21時には家に帰ってこられないのよね。」

と、言い出したのだ。

 そこで、すかさず私は、

「じゃあ6月2日の夜の薬は、メールで写真を送るよ。」

と言って、認めてもらったのである。そして、夜の薬の写真をあらかじめ携帯に保存しておいて、とねさん達と、オフ会をやっていた21時に、母に、

「今から夜の薬を飲みます。」

という、メールを送ったのだ。

 だから、母は、21時には、私はもうとっくに、横浜の家に帰ったものと、信じていたのである。

 私は、インターネットで調べて、21時53分の湘南新宿ラインに乗れば、23時には、家に帰れることを知っていた。

 23時なら、私の病気が再発する心配など全くない。そもそも、2009年から、3年間、約千日の1日3回の薬の1回が少しずれたくらいで、病気が再発しているようでは、生きて行かれない。

 主治医の先生などは、3回に1回くらい抜けていたんじゃないかと疑っていたが、私の場合、そんなことは、有り得ないのだ。

 正確な数字を示すために、きちんと書いておくと、2009年の再発以来、私が、その時薬を飲んでいないのに、薬の写真のメールだけ送った、というのは、今回を含めて、3回だけある。

 1回目は、2009年12月12日に親友の家に泊めてもらったときであり、2回目は、2012年4月2日に秋葉原で親友と会って、20時30分に秋葉原から、横浜に向かったときであった。そして、3回目が今回である。

 千回に1回位、薬が抜けるのなんて、全然問題はない。しかも、後で、家に帰ってから、その時飲むはずだった薬を飲んでいるのだから、心配する方がおかしい。

 そういうわけで、私がもしもう一度再発したとしても、薬を飲んでいなかったのではないか、という疑念を晴らすために、ここにこれを書くことにしたのである。


 さて、rikunora さんからの収穫があった後、rikunora さんの「小人さんの妄想」というブログの「過去の記事一覧」をクリックしてみて、rikunora さんが、「Gの夢」というガロア理論についての楽しいお話を作っていらっしゃることを知った。これは、大変な力作である。どうやって、話の筋を組み立てていったか、という下書きのようなものも、公開してある。

 ガロア理論は、物理学での、相対性理論と同じように、それを理解するのに苦労した人が、本を書くことが多いので、世の中に出回っている本は多い。だから、せっかくの、「Gの夢」も、本として出版されることはないのかも知れないが、少しでも多くの人に知ってもらって、多くの人に、数学の面白さを味わってもらえると良いな、と思う。

 それでは、長々と書いたが、書き始めたのが、昨日の夜で、書き終わったのが、今日の夜になっているのは、24時間ブログを書いていたわけではない。昨晩書き始めて、途中で眠くなってしまって、寝てしまったからである。

 今回新宿へ行くには、講座料金7,140円、行きの電車賃360円、お昼御飯750円、オフ会3,200円、帰りの電車賃810円と、12,260円という授業料がかかったのだが、私の科学に、また少し、磨きがかかったのが、嬉しい。

 これからも、もっと数学や物理を勉強し、研究の域にまで、高めたいものである。

 今日はここまで。

 現在2012年06月05日23時19分である。おしまい。