相対性理論を学びたい人のために

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久しぶりに面白い本を読んだ

 現在2008年3月5日15時37分です。

 最近、面白い数学の本を読んだ。以下の本である。

数学ガール
数学ガール
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 この本が出版されていたことは、かなり以前から知っていた。だが、数学の専門書を読むのなら、自分の数学が、少しずつでも進むから良いが、数学を題材にした、通俗書を読むというのは、自分のためにも役立たないし、時間の無駄だと思っていた。

 だが、この本が、「数学セミナー」の2008年1月号の書評に載っていたのだ。そして、かなり面白いと書いてあった。

 それでも、私は読む気にならなかった。

 しかし、2月になってから、ふと本屋でこの本を開いてみたのだ。そうしたら、冒頭のところで、この本の中で、数学が一番出来ることになっている、ミルカさんが、主人公の「僕」に、数列の問題を出すところがあった。

 私には、その問題は、ほとんどが易しかったのだが、最後の1問が、どうしても解けなかった。

 それで、つい、この本を買ってしまったのだ。

 読み始めて、グングン引きつけられた。数学好きの少年(青年といった方が良いか?)と、数学の才能抜群の、ミルカさん、そして、数学に興味があるが、普通の女の子の、テトラちゃん。

 この3人が、易しいことではあるが、数学の秘境に旅をする。そして、いくつもの宝物を発見する。

「数学の勉強って、こういう風に、楽しいものなんだよね。」

と、改めて思わされた。

 数学好きの人は、この本を読んで、損をした、という気持ちになることはまずないだろう。本当に、面白いのだ。

 また、数学が嫌いな人も、一つ一つの数式なんかにこだわらず、この本の雰囲気を味わうつもりで、読んでみるのは悪くないと思う。

 こういう、楽しい数学書を読んで、数学に興味を持って、本格的な、数学の本に挑戦していく人が、一人でも多くいたら、この本の著者は、嬉しいに違いない。

 今日は、最近読んだ、数学の本の紹介をした。私は現在、いくつもの本を読んでいるので、これだけしか読んでいないわけではないが、この本は、本当に、読み終わるのが惜しいと思われるほど、面白い本だった。

 今日はここまで。

 現在2008年3月5日16時00分です。おしまい。