第2章 男女の関係において自分なりのやり方を貫いたからとはどういうことか
それは、自分で納得できる理論が出来るまで、実験をしなかった、ということである。
このブログを読んでいる人にはもう分かるだろうが、実験とは、生命誕生につながる行為のことである。
なぜ私がきちんとした予測を出来るようになるまで、実験しなかったのか。
それは、大人達が、
「君は、性欲で、身動きできなくなっているんだ。彼女を誘って、セックスした方がいいんじゃないか?」
という、簡単なことを、口に出来なかったからだ。
これを見ていて、私は、なぜ大人達は、暗示を使うことしかできないのだろう、と思った。そして、
「大人達は、自分がセックスする前に、きちんと心構えを持ってやったのではなく、しっかりと悩まずに、なんとなくセックスをしてしまったために、堂々と、セックスの前で悩んでいる人に対して、アドヴァイスできないのではないか?」
と、考えた。そして、私だけは、生命誕生につながる行為をする前に、その結果どうなるかを、しっかりと知ってから、行為を行い、もし、私と同じようにセックスの前でつまずいている人を見かけたら、私は堂々と、
「セックスって、いけないものではないから、君も、彼女とやった方がいいんじゃないかな。君を悩ませているのは、彼女に対する性欲なんだよ。」
と、アドヴァイス出来るのではないか。
そう思ったのである。
私は将来、誠実な先生になることを目指しているので、こういうところで、社会に対し借りを作りたくなかったのである。
このために、私は生命誕生につながる行為を行うとどうなるのか、ということを若者の立場から徹底的に追求した。
結論は、行為を行ったからと言って、物理的には何も変わらないが、人間関係が変わる、という、先日書いたものであった。