現在2007年2月18日9時17分です。
コメントから、一般相対性理論に詳しい人も、このページを見てくれていることが分かったので、私が苦労していることも書こうと思った。
まず、佐藤勝彦さんの「相対性理論」で、71ページの(4.32)式
を導く方法を考えていた。
この式が正しいことは分かっていた。
しかし、厳密に証明するにはどうしたらいいだろうかと思った。この本の解答では満足できなかったのである。
まず、シュッツの相対論入門の下で、問題6.7で、一つの証明法を知った。次元に関する、数学的帰納法を使うというのだ。
これには驚いた。ここで、数学的帰納法を使うという発想の柔軟さに驚かされたのだ。
次に、佐武一郎著「線型代数学」の84ページに解答を見つけた。ややギャップはあるが、完全な証明だった。
一般相対性理論で使う計量テンソル一つとっても、これだけ調べることがあるのだ。一般相対性理論全体となると、埋めなければならない、ギャップは数え切れないだろう。
しかし、コツコツやっていくしかないのである。
今日は、計量テンソルの行列式の微分というものについて、少し書いてみた。
今後も、私が苦労したことなど、どんどん書いていこうと思う。
今日はここまで。
現在2007年2月18日9時41分です。おしまい。