現在2006年8月23日23時08分です。
8月11日以来、更新していなかった。夏休みに入り、実家へ帰っていた。
パソコンも持って行っていたので、更新しようと努力はしたが、下書きを少ししただけで、投稿はしなかった。
本当は、解析入門Ⅰを全部写していって、注を付けるつもりだったが、どうも私の場合、パソコンで打っても、頭に入らないようだ。
やっぱり、ノートに鉛筆で、一字一字書いていってこそ、頭も働き出すようだ。
そんなわけで、ブログでは、私が今興味を持ってやっていることを、書くだけにとどめようと思う。
ところで、自己紹介の欄から、リンクを張ってある、ブクログを充実させた。
とりあえず、自分がどれくらいたくさんの文献を持っているのか把握しようと思い、評価も入れず、レビューも書かずに、どんどん打ち込んでいった。
そして、私が現在、数学の本を288冊、物理学の本を224冊、持っていることが判明した。合わせれば512冊!
もの凄い数だ。しかもこれには、数学セミナーやパリティなどの雑誌は含まれていない。岩波の本で、2冊で1冊の箱に入っている本もある。同じ本を2冊以上持っているものもある。これを考えると、もっとすごい数になる。
我ながら、よく集めたものだと思う。
ところで、ISBN を打ち込んでいて気付いたのだが、これは、10桁のうち、最後の一桁が、暗号になっていて、間違ってとんでもない本を打ち込まないように、チェックしている。だから、10冊のシリーズものでも、最後の一桁が1,2,3,・・・ とは増えていかない。
だが、たくさん打ち込んでいるうちに、ある程度、その暗号が見えてきた。15冊のシリーズの本を入れるとすると、そのISBN は、上から7桁目まで同じだ。8桁目と9桁目を使って、1から15まで、数字が一つずつ増えていく、9桁目が、一つずつ増えているときは、10桁目は、2ずつ減っていく。しかしここに少しトリックがあって、10桁目は、10進数ではないのだ。9の次が、Xになる、11進数なのだ。
例えば、理工系の基礎数学シリーズだと、1巻のISBN が、4000079719 である。そうすると、2巻のものは、4000079727 となり、5巻まで、2ずつ減っていく
4000079735
4000079743
4000079751
この次が問題なのだ。1から2を引いて、9としたいが、11進数なので、Xとなる。だから、
400007976X
となるのだ。そして、次は、
4000079778
となる。さて、10冊目が来て、8桁目が1増えて、9桁目が0になるとどうなるか?
その時は、10桁目は、4増えるのである。
この法則を知っていれば、シリーズ全巻持っているような本を打ち込むとき、全巻を本棚から取り出さなくとも、第1巻だけ取り出せば ISBN を打ち込めることが分かる。
本当は、現象論的なことだけでなく、実際、どういう暗号なのか解きたかったが、実用上は、これだけで済んでしまうので、追求しなかった。
興味のある人は、9桁目までが与えられたとき、10桁目がいくつになるのか、計算できる暗号のキーを見つけて欲しい。
私は、これから、2ヶ月間の長い休暇にはいるので、読みたい本がいっぱいある。読んだ本で面白かったことや、初めて知って驚いたことでもあったら、また投稿しよう。
今日はここまで。
現在2006年8月23日23時52分です。おしまい。
追記
2011年11月25日19時10分。誤植を一カ所直した。「5巻まで」というところに「9巻まで」と、書かれていたのである。
以上。