現在2006年8月1日23時05分です。
解析入門Ⅰと平行して、数Ⅲ方式ガロアの理論も始めよう。
以前既に一回、このカテゴリーで投稿して、次回は第2章から始めます、と書いたが、せっかくだから第1章から始めよう。
私の本には、1989.2.13 1991.4.29
1994.10.24 1995.6.12
1998.12.2 1999.1.30
と、2回目以降、読み始めた日付が書き込んであるが、ここに新たに、2006.8.1というのが加わることになった。
はしがき は写さない。どうしても読みたい人は、図書館で借りて読んでください。
第1章 ガロアの遺書を読む
1832年6月2日はガロア葬儀の日である。
そこで、彼の遺書をひもとく事とする。
読者注)
この本では、このようにすべての章に序文がついている。これは小さな字で書いてあるのだが、ブログでは読みにくいので、同じ文字サイズで書いておく。
そしてこの後に、文章の枕になる言葉が入る。
本文はすべて、会話スタイルになっている。
注終わり)
ヘンな絵だナ。誰がかいたの、叔父さん──引っ越しの手伝いに来ている、与次郎である。静かだと思ったら、油を売っている。
広田 どれどれ、ここにサインがあるだろう。
佐々木 それはワカッてる。でも、読めない。
広田 EV.GALOIS───ガロア。
佐々木 ガロアって、誰だい?
広田 20歳で死んだ、数学者。
佐々木 若いね。
広田 不滅の業績を残した、天才だ。
佐々木 僕と、三つしか違わない!
広田 この間、鹿児島大学へ行った。
学生食堂がある。その名前を公募したそうだ。その結果「軽食堂ガロア」となっている。
学生活動家としても、有名なのだ。数学に通じないものも、ガロアだけは知ってる。
佐々木 もっと詳しく話してくれよ。
今日はここまでにします。
現在2006年8月1日23時57分です。おしまい。