現在2006年3月1日22時43分です。
昨日の夜と、今晩の二夜に分けて、「ウエストサイドストーリー」を見た。
初めてではなかった。中学の頃に1回見たことがあった。でも余りよく覚えていなかったので、もう一度見ることにしたのだった。
かなり期待して見たのは確かだった。アカデミー賞を10部門も取っているし、バーンスタインの演奏だし。
残念ながら、期待したほどの感動は得られなかった。なぜ感動しなかったのだろう。
今まで、期待して見て、それでもやはり感動した、という映画は、「禁じられた遊び」だけだ。というと言いすぎだが、それくらい、期待して見て、それでも感動させてくれる映画というのは少ない。
アカデミー賞を10部門以上とった映画は、今までに3本ある。「ベン・ハー」「タイタニック」そして、「ウエストサイドストーリー」だ。でも、なぜかこの3本とも、私は余りよいとは思えなかった。
「ベン・ハー」は、あの戦車戦が面白かったのだから良いではないか、といえばそれまでだが、それほど素晴らしい映画とは思えなかった。「タイタニック」も、あの年映画界の話題はすべてさらった感があったが、私にはそれほど素晴らしい映画には思えなかった。そして今度は、「ウエストサイドストーリー」で、期待を裏切られた。
アカデミー賞何部門というのは、余り当てにしない方が良さそうだ。今回のことでそれがはっきりした。
今日はここまで。
現在2006年3月1日23時16分です。おしまい。