The Large Scale Structure of Space-Time (Cambridge Monographs on Mathematical Physics)
現在2006年2月13日19時27分です。
昨晩のトラックバックはうまくいかなかったようだ。私が本棚の紹介をしなかったので、パソコンがへそを曲げたかな?
そんなわけで、twilight-walkerさんのまねをして、私の本棚を紹介することにする。
ただし、余りにも多いので、シリーズを全部持っているものは、そのシリーズ名を挙げるだけにする。物理や数学好きならそれで十分通じるはずだから。
数学の本から
和書
・「線形代数入門」に始まり「数学の基礎」まで14巻ある東京大学出版会の基礎数学シリーズ全巻
ただし、初めの3冊は、誤植が訂正されたものも欲しくなったので、2冊ずつある。
岩波書店の本から
・岩波基礎数学選書全巻
ただし、「集合と位相」のみ誤植が直ったのも含めて、2冊ある。
・2冊ずつ組になっている、「岩波講座現代数学への入門」10巻全巻
・2冊ずつ組になっている、「岩波講座現代数学の基礎」17巻全巻
・2冊ずつ組になっている、「岩波講座現代数学の展開」出版されている11巻全巻
・「微分積分」に始まり「微分・位相幾何」までの理工系の基礎数学シリーズ10巻全巻
・位相幾何学Ⅰ といえば分かるでしょう。
・数論(彌永昌吉)
・群論 上・下(鈴木通夫)
・連続群論 上・下(ポントリャーギン)
・群論(浅野啓三 永尾汎)
・トポロジー(田村一郎)
・解析概論(高木貞治)
・代数函数論(岩澤健吉)
・偏微分方程式論(溝畑茂)
・リーマン面(ワイル)
・複素代数幾何学入門(堀川穎二)
・「代数学」に始まり、「函数解析と微分方程式」までの「現代数学演習叢書」4巻全巻
・近世数学史談(高木貞治)
・数は生きている(銀林浩 榊忠男)
・πの話(野崎昭弘)
・数学公式Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ
・位相群論概説(壬生雅道) これは図書館で借りてコピー
・位相解析Ⅰ(吉田耕作)
・数学辞典
以上岩波書店
裳華房の本では
数学選書から
・「線形代数学」
・「ベクトル解析」
・「多様体入門」
・「可換体論(新版)」
・「代数幾何学」
・「リーマン幾何学」
の7冊。その他
・群と位相(横田一郎)
・群と表現(横田一郎)これは図書館で借りてコピー
・接続の微分幾何とゲージ理論(小林昭七) 書き込みしすぎたので2冊持っている。
・現代微分幾何入門(野水克己)
・行列特論(草場公邦)
・曲線と曲面の微分幾何(小林昭七)
以上裳華房
共立出版の本で
・数学基礎概説(大芝猛) ボロボロになったので2冊持っている。
・距離空間と位相構造
・フェルマーの最終定理13講
・代数方程式のガロア理論
・アーベル/ガロア 群と代数方程式
・微分幾何学講義(初瀬弘平)
・無限集合(森毅)
・イプシロン-デルタ(田島一郎)
・常微分方程式(ポントリャーギン)
・Q&A数学基礎論入門(久馬栄道)
・ガロアの理論(スチュワート)
・可換環論(松村英之)
・リー環論(松島与三) これは図書館で借りてコピー
・帰納的関数(廣荑健) これは図書館で借りてコピー
・証明論入門(竹内 八杉) これは図書館で借りてコピー
・微分幾何学とゲージ理論(茂木勇 伊藤光弘) これは図書館で借りてコピーしたが、後に復刊されたとき改めて買った。
以上共立出版
次に朝倉書店
・超準的手法にもとづく確率解析入門
・新しい論理序説
・線形代数と群の表現Ⅰ・Ⅱ
・数学基礎論入門(前原昭二)
・アーベル/ガロア 楕円関数論
・解析演習ハンドブック一変数関数編(永倉 宮岡)
・解析演習ハンドブック多変数関数編(永倉 宮岡)
以上朝倉書店
その他
・数Ⅲ方式ガロアの理論(矢ヶ部巌)現代数学社 これはアマゾンで売るのも含めて合計4冊持っている。
・現代論理学(安井邦夫)世界思想社 これは図書館から借りてコピーしたのも持っていたが、その後アマゾンで買えることが分かったので買った。
・楕円関数論(梅村浩)東京大学出版会
・超準解析(デービス)培風館 これは図書館で借りてコピー
・超積と超準解析(齋藤正彦)東京図書
・すうがく博物誌(森毅)童話屋
・数学者たちのチャレンジした問題(金井省二)森北出版
・数学的世界観(竹内外史)
・アーベルの証明(ペジック)日本評論社
・古典型単純リー群(横田一郎)現代数学社
・例外型単純リー群(横田一郎)現代数学社
・代数的整数論(石田信)森北出版
・代数幾何における位相的方法(ヒルツェブルフ)吉岡書店
・古典力学のエルゴード問題(アーノルド アベズ)吉岡書店
・微分幾何学(スターンバーグ)吉岡書店
・xのx乗のはなし(土基善文)日本評論社
・確率統計演習1・2(国沢清典)培風館
・モース理論(ミルナー)吉岡書店
・ファイバー束のトポロジー(スチーンロッド)吉岡書店
・多変数解析関数論(一松信)培風館 これは図書館で借りてコピー
・超複素数入門(カントル ソロドニコフ)森北出版
・力学的な微分幾何(大森英樹)日本評論社 これは図書館で借りてコピー
・ファインマン経路積分の数学的方法(藤原大輔)シュプリンガー
・語りかける中学数学(高橋一雄)ベレ出版
・工科系のための初等整数論入門(楫元)培風館
・整数論(山口周)産業図書
・代数学辞典 上・下 聖文社
・河合文化教育研究所の数学基礎論シリーズ0巻から6巻までの7巻 全巻
以下洋書
・Functional Analysis (吉田耕作)シュプリンガー
・Mathematical Methods of Classical Mechanics (アーノルド)シュプリンガー
・Complex Variables (ベーレンスタイン ガイ)シュプリンガー
・Lebesgue Integration on Euclidean Space (ジョーンズ)ジョーンズ&バートレット
・Theory of Lie Groups(シュバレー)プリンストン
・Differential Geometry,Lie Groups,and Symmetric Spaces(ヘルガソン)アカデミックプレス
・FOUNDATIONS OF DIFFERENTIAL GEOMETRY Ⅰ・Ⅱ(小林 野水)インターサイエンス
・K-Theory (アティヤー)アディソンウェスレイ これは図書館で借りてコピー
・General Relativity for Mathematicians (サックス)シュプリンガー これは図書館で借りてコピー
・TOPOLOGICAL TRANSFORMATION GROUPS (モントゴメリー ズィッピン)インターサイエンス これは図書館で借りてコピー
・INTRODUCTION TO THE THEORY OF INFINITESIMALS (ストロイヤン ルクセンバーグ)アカデミックプレス これは図書館で借りてコピー
・The Atiyah-Singer Index Theorem (シャナハン)シュプリンガー これは図書館で借りてコピー
以上数学の本
数学の雑誌
数学セミナー 2004年4月より全巻
数学のたのしみ 全巻
以上で数学がおしまい。
ここから物理
和書
・岩波物理入門コース10巻 全巻
・岩波物理入門コース演習5巻 全巻
・ファインマン物理学5巻 全巻
・ファインマン物理学を読む 3冊全巻
・物理30講シリーズ 全巻
・相対性理論なるほどゼミナール(石原 金子)日本実業出版社
・わかる相対性理論(アベリヤノフ)東京図書
・相対論の正しい間違え方(松田 木下)丸善
・時空の物理学(テイラー ホイーラー)現代数学社 ボロボロになったので2冊ある
・明解相対性理論入門(恒岡美和)聖文新社
・ベクトル場と電磁場(有馬 浅枝)東京図書
・ミンコフスキー空間と特殊相対性(有馬 ほか)東京図書
・独学一般相対論(上田博)牧歌舎
・相対性理論(小玉英雄)培風館
・相対論入門 上・下 (シュッツ)丸善
・一般相対論(佐々木節)産業図書
・ファインマン経路積分と量子力学(ファインマン ヒッブス)マグロウヒル 絶版になった方です
・経路積分ゼミナール(米満 高野)アグネ技術センター
・スピンはめぐる(朝永振一郎)中央公論社 これは図書館で借りてコピー
・新版 量子力学 上・下・演習 (シッフ)吉岡書店
・現代の量子力学 上・下・演習 (サクライ)吉岡書店
・場の量子論(中西襄)培風館
・ゲージ場の量子論Ⅰ・Ⅱ(九後汰一郎)培風館
・統計熱物理学の基礎 上・中・下 (ライフ)吉岡書店
・統計物理(キッテル)サイエンス社
・熱物理学(キッテル)丸善
・熱物理学・統計物理学演習(沼尻貴陽)丸善
・熱力学入門(佐々真一)共立出版
・熱力学(田崎晴明)培風館
・熱力学・統計力学(原島鮮)培風館
・電磁気学Ⅰ・Ⅱ(バーガー オルソン)培風館
・電磁気学 上・下(ジャクソン)吉岡書店
・川勝先生の物理授業 上・中・下 (川勝博)海鳴社
・だれが原子をみたか(江沢洋)岩波書店
・超準解析と物理学(中村徹)日本評論社
・無限小解析と物理学(竹内外史)遊星社
・ハイゼンベルグの顕微鏡(石井茂)日経BP社
・流体力学(巽友正)培風館
・天体力学講義(堀源一郎)東京大学出版会
・EとH,DとB(広瀬立成)共立出版
・解析力学Ⅰ・Ⅱ(山本 中村)朝倉書店
・古典場から量子場への道(高橋康)講談社
・一般力学(山内恭彦)岩波書店
・フォック空間と量子場 上・下(新井朝雄)日本評論社
・量子力学の数学的構造Ⅰ・Ⅱ(新井 江沢)朝倉書店
・超弦理論(ミチオ・カク)シュプリンガー これは図書館で借りてコピー
・振動と波動(吉岡大二郎)東京大学出版会
・裳華房の大学演習シリーズ4冊全巻
・ランダウ・リフシッツ理論物理学教程より
力学,場の古典論,統計物理学上・下,弾性理論,量子統計物理学
・物理学辞典 培風館
以下は洋書
・Relativistic Quantum Mechanics(ブジョルケン ドレル)マグロウヒル これは図書館で借りてコピー
・Relativistic Quantum Fields(ブジョルケン ドレル)マグロウヒル これは図書館で借りてコピー
・ANALYSYS,MANIFOLDS AND PHYSICS Part Ⅰ,Ⅱ(ブルーハット ドゥイット ブレイク)ノースオランダ
・Manifolds,Tensor Analysis,and Applications(エイブラハム マールスデン ラティウ)シュプリンガー
・Foundations of Mechanics(エイブラハム マールスデン)アディッソンウェスレイ
・CLASSICAL ELECTRODYNAMICS(ジャクソン)ワイリー
・INTRODUCING EINSTEIN’S RELATIVITY(インヴェルノ)オックスフォード
・Advanced Quantum Mechanics(サクライ)アディッソンウェスレイ
・Spinor and space-time Volume 1,2(ペンローズ リンドラー)ケンブリッジ
・Twistor Geometry and Field Theory(ワード ウェルス)ケンブリッジ
・Theory and experiment in gravitational physics(ウィル)ケンブリッジ
・Aspects of Quantum Field Theory in Curved Space-Time(フリング)ケンブリッジ
・Quantum fields in curved space(バーレル デービス)ケンブリッジ
・General Relativity(ウォルト)シカゴ大学出版
・GRAVITATION(マイスナー ソーン ホイーラー)フリーマン バラバラに切って読んでいるので、2冊あります
・GRAVITATION AND COSMOLOGY(ワインバーグ)ワイリー
・problem book in relativity and gravitation(ライトマン プレス プライス チューコルスカヤ)プリンストン
・Stochastic Quantization(ナミキミキオ)シュプリンガー
・HAWKING ON THE BIG BANG AND BLACK HOLES(ホーキング)ワールドサイエンティフィック
・最後に一番上に写真を載せたホーキングエリスを挙げればおしまい。
以上が物理の本
物理の雑誌
パリティ 2005年4月号から全巻
終わったー!
これが私の数学、物理学の全文献である。伝記は取り上げなかった。アーベルとランダウとキュリー夫人のものが少しある。
こうしてみると、ものすごく持っているものだなあ。書き上げるだけで7時間以上かかった。
あれっこんなに持ってるのに、この本無いの?と言われそうなのは、
アールフォルスの複素解析
と、
キッテルの固体物理学入門
くらいだろうか?
それらもいずれ加わる予定である。
ものすごくたくさんあるが、これらのほとんどは、大体どこにどんなことが書いてあるかだけは把握している。だが、理解しているのはこの1パーセントくらいだ。まだまだこれからだな。
これからもこの文献の量は増えるだろう。でも、全部読まなくても良いのだ。
かなり以前、数学セミナーで読んだことがある。悟りを開くとはどういうことでしょうか?と問われて考えあぐねていると次のように教わったと。
夜、暗闇に向かってろうそくの列がずーっと並んでいるところを想像する。そのろうそくに一本ずつ火をつけていっても、闇はどこまでも続いている。一本ずつつけることを続けていても、永遠に終わらないように思える。だが、あるとき、さーっと全部のろうそくに灯がともるときがやってくる。そうして暗かった闇が全部明るく照らされ、すべてが見渡せるようになる。
それが悟りを開くことだ、というのだ。
湯川秀樹も確か「天才の世界」という本の中で、山登りに例えて、似たようなことを言っている。その本は図書館の本だったので手元にないが・・・
私が物理学をマスターして、ランダウのように、どこにいてもいつでも研究を始められるようになるのは、いつのことだろうか。
今日は、解析入門Ⅰもやるつもりでいたが、遅くなってしまったので、もう寝よう。
現在2006年2月14日3時29分です。おしまい。