現在2013年9月9日22時16分である。
ブルバキの方は、少し脱線してしまったが、本文に戻ろう。
日本語訳で10ページの下から10行目からになる。
数学的理論(あるいは単に理論ともいう)とは、ある種の記号列がその理論に属す対象式であるとか関係式であるとかいうことを認める規則、ならびに、ある種の記号列がその理論の定理であるということを認める別の規則とから成立っている。
読者注)
対象式、関係式、定理、という言葉は、この後厳密に定義される。簡単にいうと対象式とは、数字の5や6とか、変数のxなどであり、関係式とは、4≦5とか、二等辺三角形の二つの底角は等しい、などの命題のことであり、定理とは、その理論で正しいと認められる命題のことである。
注終)
短いが、疲れたので、今日はここまでとする。
現在2013年9月9日22時43分である。おしまい。