相対性理論を学びたい人のために

まだ一度も相対性理論を勉強したことのない人は、何か一冊相対性理論の本を読みかじってみて、なぜこんなことが?という、疑問を持ってからこのブログに来てください。ブログの先頭に戻るには表題のロゴをクリックしてください

Foundations of Mechanics

 現在2013年11月26日18時41分である。

 9月の終わりに投稿して以来2ヶ月近く更新していなかった。

 余り精神的に余裕がなく、パソコンもメールのチェックをするだけで、ほとんど何もしていなかった。

 心配してコメントをくれた人もいたが、それに返事をしただけで、後はほったらかしだった。

 数学も物理も大して進捗がなく、自分でもいやになっていた。

 そんなだったのだが先日の金曜日(11月22日)、週3日通っている職場で、次の半年間の目標を立てるという面接があった。

 私は散々悩んだあげく、その目標を、「己を知る」というものにした。そして、そのために、でっかい夢ではなく、目の前の小さな目標を見つける、ということに的を絞ることにした。

 その日以来、何を目標にしようかと、考えていたのだが、昨晩また夜更かしして、今朝4時半まで、

「つまんない人生になってしまったな。」

と、後悔していた。

 それから布団に入ったのだが、結局眠れず、この後の人生何をして過ごそうと、考えていた。

 そのうち陽も昇ってきて、気分が明るい方に傾いた。

 数学の好きな私が、物理をやるとき困るのは、物理の本にある数学的に厳密に定義されていない概念の出没である。

 それをしっかりと処理することが、私にとっては大きな課題として残っていることである。

 それを考えていたとき、もう一度あの本に挑戦してみたらと、浮かんだ本があった。

 この本である。

Foundations of Mechanics (AMS Chelsea Publishing)
Foundations of Mechanics (AMS Chelsea Publishing) [ハードカバー]


 この本は、数学者が書いた解析力学の本で、1978年に書かれたので、コンピューターの進歩には付いて行っていないが、古典論を数学的に完璧に書ききった素晴らしい本である。

 だが、結構予備知識が多く要求され難しいのも確かなのだ。

 私は、学生時代からこの本を持っていて、何度も読み始めたが、その度に挫折した。

 この本には同じ著者たちが、予備知識の部分を証明付きで補った、次の姉妹書がある。

Manifolds, Tensor Analysis, and Applications (Applied Mathematical Sciences)
Manifolds, Tensor Analysis, and Applications (Applied Mathematical Sciences) [ペーパーバック]


 こちらから読んでいけば、何とか上の本も攻略できるかも知れない。

 わたくしは、こちらの本に挑戦したことも、何度かあった。

 だが、こちらでも、私にはまだ難しかった。

 そこで今回考え付いたのが、こちらの本の第1章の部分を乗り切るために、次の本から読んでいこうということだった。

集合と位相 (岩波基礎数学選書)
集合と位相 (岩波基礎数学選書) [単行本]


 集合論を紹介しようとしてブルバキを読み始めたのに、挫折してしまっているので、今回そのリベンジをかけて、この本を紹介しながら読んでいこうと思ったのである。

 ブルバキは手に入らないが、この本なら、古本で良ければ、手に入るし、町の図書館でも、大きいところなら置いてあるだろうと、期待してのことである。

 この本は、アマゾンのレビューでも書かれているように、良い本なのだが、初めて集合論を勉強する人には、少し難しい。

 独学で勉強するなら、易しく書かれていることで定評のある、


集合・位相入門
集合・位相入門 [単行本]


で勉強することをお勧めする。

 それでは、今日は遅くなったので、明日以降から始めることとする。

 今日はここまで。

 現在2013年11月26日21時51分である。おしまい。