相対性理論を学びたい人のために

まだ一度も相対性理論を勉強したことのない人は、何か一冊相対性理論の本を読みかじってみて、なぜこんなことが?という、疑問を持ってからこのブログに来てください。ブログの先頭に戻るには表題のロゴをクリックしてください

とりあえず始めよう

 現在2013年11月28日23時42分である。

 今日も遅くなってしまったが、一昨日宣言したことを始めよう。

 岩波基礎数学選書の『集合と位相』を読んでいくのだった。



 序章 集合論の生い立ち

 §1 集合論の生い立ち

 “‘集合’とは一つの総体Mであり、それを形成するものm(それはMの‘要素’と呼ばれる)は、それぞれ確定し、互いに識別され得る、われわれの直観または思惟(しい)の対象である。”これは1895年に発表された、Cantorによる“超限集合論”(脚注1参照)(第1部)の冒頭のことばである。


脚注1)G.Cantor:Beiträge zur Begründung der transfiniten Mengenlehre, Math, Ann.46(1895), 481-512; 49(1897), 207-246


 19世紀も終りに近い時代、それはヨーロッパ全土にわたった戦争と革命の嵐も想い出の中に姿をひそめ、アジアでの帝国主義的侵略のピークをなした阿片戦争から既に半世紀近くの時が過ぎた日々であった。


 今日はここまで。本文で10行ほど進めたことになる。

 現在2013年11月29日0時34分である。おしまい。