相対性理論を学びたい人のために

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立てば芍薬の女の人

 現在2014年1月13日17時01分である。

 今年になってから投稿してなかった。だが、13日にもなって、新年おめでとうございます、というのも空々しいので、普通に始めることにする。

 私は今もトントン工房という作業所に通っているのだが、昨年暮れに残念なことがあった。

 それは、昨年の9月11日に投稿したときに書いた「立てば芍薬の女の人」が、12月20日にトントン工房をやめてしまったことである。

 しかも、いきなりやめてしまったので、言葉を交わすこともできなかった。

 私は、すぐに女の人を好きになるので、この統合失調症という病気になった後も、何人もの女の人を好きになった。

 デイケアに行っていたときも担当のスタッフの女の人を好きになった。

 だが、その人は結婚していたので、何も言い出しはしなかった。

 そして、トントン工房でも好きになったのである。
 その立てば芍薬の女の人というのは、

「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花」

と私が評したくらいだから、ものすごい美人なのかと思われるだろうが、顔はそれほど美人ではない。

 だが、しゃべっていると楽しくなるような雰囲気を持っていて、私には、美人と同じ効果を持っていたのだった。

 ある程度レヴェルの高い大学の薬学部を出ていて、多少は理系の知識も持っているので、私にはしゃべりやすかったというのも重要なことだった。

 その人は、私を好きではないから、拒絶する口実として、18歳も歳が離れていて、母親と息子くらいの歳なのよ、と言っていたのかも知れないが、私にとっては、気持ちが合う人ならば、歳の差なんて関係なかった。

 私の父と母も、歳の差がどうかということより、性格が合うかどうかということをしっかり見極めなくては駄目だよ、と言っていた。

 結婚するのなら、2,3年は付き合ってからにしなさいよ、と言われていた。

 私としても、本当に結婚してまでうまくいくかどうかは分からなかった。

 だから、まだ後、2,3年はトントン工房にいて欲しかったのだ。

 だが、12月20日にいきなりやめてしまい、私が知ったのは、12月27日の忘年会の前日だった。

 私としては、忘年会で会えるかも知れないから、その時連絡先を教えてもらおうと思った。もし、連絡先を聞き出せなくても、私の連絡先を教えて後で連絡してもらおうと考えた。

 そこで、前日、三宅由佳莉さんのCDをコピーして、そのジャケットに私のメールアドレスを書いて、気が向いたらメールを下さい、と書いた。

 それを持って、忘年会の日の9時頃から行って待っていた。

 10時半頃、その人はやってきた。だが、ほんのちょっと数人としゃべった後、帰ってしまったのだ。

 私は、少し顔が見られたというだけだった。

 あの人は、ここの職場はやっと見つけた居心地の良い場所だ、と言っていたので、なぜ辞めてしまったのかは謎である。よっぽど他に条件の良い職場を見つけたのか、それとも、何かどうしても辞めねばならない理由があったのかも知れない。

 いずれにせよ、私がトントン工房へ行く楽しみが大幅に減ってしまった。

 また、あの人に会う日は少しはおしゃれをしようと、着るものにも気をつかっていたのだが、それも、むなしくなってしまった。

 がっかりである。

 あの人が辞めた理由は、恐らく、私には想像もできないことだろうから、これ以上書いてもしょうがない。

 また、失恋してしまった。

 私って両想いになったことってないんだよね。

 障害者だから、結婚は難しいのかも知れないけど、本当に気の合う女性に出会ったら、恋人同士になれたらいいなと思う。

 そういう出会いは、訪れないのだろうか。

 今日はここまで。

 現在2014年1月13日18時32分である。おしまい。