相対性理論を学びたい人のために

まだ一度も相対性理論を勉強したことのない人は、何か一冊相対性理論の本を読みかじってみて、なぜこんなことが?という、疑問を持ってからこのブログに来てください。ブログの先頭に戻るには表題のロゴをクリックしてください

2007-09-05から1日間の記事一覧

我が父に捧ぐ10

第10章 最後の問題 ただ、残念なのは、人間というのは、頭で分かっても、それを実行する段階になると、複雑に心が絡み合ってしまって、なかなか思い通りに行かないことである。 私が、いつまでもこの問題から離れられないのは、あのサンフランシスコへ行っ…

我が父に捧ぐ9

第9章 東大へ行けなかった父へ 私の父が、石頭になってしまったのには、可哀想な部分もあるのだ。生まれつき、手のひらと足の裏の皮が、非常に堅くなってしまうという病気を持っていて、そのために色んな場面で苦労したらしい。 そして、そのことは直ちに、…

我が父に捧ぐ8

第8章 性欲の現れ 私が京大に入学したばかりの頃、一度父母は私を精神科へ連れて行っていた。その時、精神科の先生が、 「以前にも一人、こういう分からない人間が来て、ズーッと分からず、結局退学していったよ。」 と、話していた。何が分からないのだろ…

我が父に捧ぐ7

第7章 賢くなかったということ 私は、小さい時から、疑ったことに関しては、実験してきた。 例えば、 「歯を磨かなければ、虫歯になりますよ。」 と、教われば、本当かどうか確かめるため、3年間歯を磨かなかったということもあった。 これは本当のことで…

我が父に捧ぐ6

第6章 どのように気が狂ったか 誰もが一番読みたいところであろう。 私は高校3年の時恋をした時、色々悩んだ。このまま打ち明けずにいて、京大に受かってから、打ち明けようか、それとも、今告白して、うまくいけば、カップルになり、お互い励まし合いなが…

我が父に捧ぐ5

第5章 何が子供を伸ばすか 真面目で立派な父だったが、弱点が一つだけあった。それは、東大に劣等感を持っていたことだった。 父は学生時代、東大を目指していたのだが、及第せず、一年浪人したが、やはり駄目で、慶応工学部に入学したのだった。 父はこの…

我が父に捧ぐ4

第4章 私が救いたかった人達 私はどういう人を救いたかったのか? 以前新聞の恋愛相談のところで、次のようなやりとりを見たことがあった。 30歳代の男の人が質問していて、次のようなものだった。 「今の世の中の性は乱れていますね。先日偶然出会った女…

我が父に捧ぐ3

第3章 私が理想としたものは 私は、色々な素敵な女の人達が、一時羽を休める大樹となることを理想としていた。男の人達は、女の人とセックスすることにより、自信を取り戻していくことが多い。だから、色んな素敵な女の人に私は、男の人達とセックスして欲…

我が父に捧ぐ2

第2章 男女の関係において自分なりのやり方を貫いたからとはどういうことか それは、自分で納得できる理論が出来るまで、実験をしなかった、ということである。 このブログを読んでいる人にはもう分かるだろうが、実験とは、生命誕生につながる行為のことで…

我が父に捧ぐ1

現在2007年9月4日0時51分です。 今日の投稿は、私の父へ捧げるものとする。 私の父は、以前私に、 「どうしてお前が気が狂ってしまったのか、いつか、分析して話してくれよな。」 と、語ったことがあった。 父は私が統合失調症になって京都から戻っ…