(この記事は、ほぼ1493文字)
現在2005年5月18日0時11分です。
今日というか昨日は、会社から帰ってきた後、夕食の御飯を温めながら、ブラームスのヴァイオリン協奏曲を聴きました。中華丼で夕食後、解析入門Iの第2章(改訂、『解析入門Ⅰ』の第Ⅱ章)を写し始めました。数列の収束・発散は面白くなかったけど、微分が出てくると少し面白くなってきます。本文には出ていませんでしたけど、微分係数というのは、differential coefficient というのだと、数学辞典で調べました。導関数は derivative というのが本文には書いてありましたが。
それから、弟のために、頼まれていたCD-Rの表面を印刷しました。この頃は、マーラーの交響曲第4番と第5番をかけていました。
その後、このブログのために、GRAVITATIONを開きました。今日のところは、詩が書いてあります。こういうのがあるから、物理屋さんが訳せなくて、この本は邦訳がないのだろう。 私なりに訳してみました。
この本を捧げる
私達の同僚たちに
税金と贈与権によって
本が不足し
時々再出版され
この奇妙なそして美しい宇宙、
我が住み家についての
神秘と目を見はるような単純さへの
研究に向けて
捧げられた本として
この本の一つが役に立つように
真実の愛のために
何を言っているのかよく分かりません。とにかく、献辞の言葉だと言うことだけは分かるので、良しとします。
(改訂、せっかく訳本を買ったので、比較のため、写してみます。
この書物を
親愛なる市民に捧げる.
真理を愛するがゆえに,
自ら欲するところに従い,
忍耐と才能をもって
この書物を手に取る市民に.
そして時としてその中から
献身的な僕が一人現れ,
われらの住みかなる
この不思議で美しい宇宙の
神秘と驚くべき単純さへの探究を
推し進めてくれるように.
これが、若野省己(わかの まさみ)訳の、以下の本の詩の訳です。

重力理論: Gravitation-古典力学から相対性理論まで、時空の幾何学から宇宙の構造へ
- 発売日: 2011/04/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
ここまで、改訂として加えました)
序文を訳しているとそれだけで挫折しそうなのですが、英語の勉強もかねて、訳してみます。今日は最初のパラグラフだけです。
序
この本は重力に関する物理学(アインシュタインの「一般相対性理論」、「幾何物理学」)の教科書である。その目的のために、この本では一貫して2つの道を提供し続けていくことにする。第1番目の道(トラック1)では、鍵となる物理的アイディアに焦点を当てる。そこでは、数学的基礎知識として、ベクトル解析と、簡単な偏微分方程式だけを仮定する。トラック1は大学3年生または4年生、或いは大学院での(1年2学期制での)1学期の課程に適当である:そしてそれは、-著者の意向としては-物理学を高いレヴェルまで学ぶすべての学生が、習得しなければならない重力理論の、絶対必要な核の部分である。トラック1の文章は、上の外側の角に灰色で輪郭を作られた“1”の数字を持つページにある。灰色の目印により、読者の目は素早くトラック1の項目を見つけ出すことが出来る。目次においては、節、ボックス、絵の番号の横の灰色の棒が同じ役目を果たす。
今日はここまでです。今2005年5月18日1時9分です。 最後に聴いていたのは、フォークソングの「若者たち」という歌でした。