現在2015年4月14日19時03分である。
今日のお昼に、『バイキング』という番組で、まゆゆ、が、行ってみたい国として、モルディヴという名前を挙げた。私が、今まで知らなかった国だが、まゆゆ、本人も、きちんとは、知らなかったようだ。
そんなわけで、インターネットでいくら調べても分からないようなことを、教えてあげようと、思った。
図書館で、借りてきた本に、モルディヴの国旗の由来が次のように、書いてある。
赤は独立と尊厳を守った国民の血を、緑は生命・進歩・繁栄を、白色の三日月は平和と安全と国教であるイスラーム教の信仰を表す。
と、書いてあるのが、読める。
その国旗というのが、これである。
普通の人は、
「そういう意味があるのか。ふーん。」
と、納得するだろう。
だが、かつて天文少年だった私は、こんな説明は、すぐには、納得できない。
日本人の目から見て、この国旗の三日月は、三日月ではないからだ。
正確に言うと、27日月あたりになるのだ。
月の満ち欠けというのは、逆には、ならないのだ。
では、一体どうなっているのか。
そう思って、この国旗のできてきた過程を調べてみると、次のようなことが分かる。
この国旗ができてきた変遷を追うと、最初は、ちゃんと三日月だったことが分かる。
では、逆になるなんてことが、なぜ許されたのか。
その謎を解くカギは、この国が、赤道直下にある、というところにある。
赤道直下にある、ということは、月は常に、南側に見えるとは限らない、ということになる。
三日月が、北側に見えるとき、それは、逆の側に欠けて見える。
そう。そういうことだったのだ。
地球は、丸い、ということを、こんなふうにしても、感じ取ることが出来る。
1493年3月15日、コロンブスは、無謀とも思えた航海から帰り、地球は、丸いのだ、と言った。
昨日の投稿で、私は、地球から1,000光年のリゲルに、63年で行って戻れると書いたが、本当にそういうことを実行しようとする、若者がいたとしたら、どうだろう。
私は、その若者を止めなくては、ならない。
なぜか?
若者は、63年後に帰ってくるだろう。だが、そのとき・・・
光の速さで行って1,000年かかるところを、往復したのである。当然、地球の方から見ていれば、2,000年以上、経ってしまっているのである。
第2のコロンブスが帰ってきたとき、そのコロンブスは、元の時代には、戻れないのである。
相対性理論というものは、相対的だというが、本当は、このように、絶対的に、効いてくるのである。双子のパラドックスというものは、パラドックスではない。一方だけが、歳を取るのである。
やっぱり、1,000光年のリゲルへ行くのは、無理だったのか。
落胆するだけなら、誰でもできる。だが、夢を語った私は、それを、夢物語にはしない。
もし、本当に、リゲルへ行ってみたい、という若者がいたら、それを成功させる方法が、1つだけある。
どうすれば良いか。
一緒にいたい全員で、リゲルへ向かえば良いのである。
地球に戻ってきたとき、今あった建築物は、遺跡になっているかも知れない。でも、大切な人と、はぐれるなんてことにはならない。
夢というものは、常に、現実的に、かなえていくべきものだと思う。例えそれが、どんなに周りの人から見て、困難に見えようとも。
語りたいことは、これで、すべてである。
大切な人の一言が、この投稿を生んだことは、確かである。
今日は、ここまで。
現在2015年4月14日20時10分である。おしまい。