現在2015年5月27日0時24分である。
昨日(5月26日)の22時から、ドラマ『戦う!書店ガール』の第7話があった。
女性を描いたドラマであるが、男の人を見る目を女性が磨くにも、良い出来映えになっている。
まゆゆ、に、それを、解説しようと思う。
まず、まゆゆ、演技に関して、これ以上、私は、アドヴァイス出来ない。
前だったら、4人を家に招いた場面で、雑誌が、伏せて置かれたであろうところも、一冊もそんな目に遭わされていない。
一度、吸収したことは、絶対手放さない。
そういう人ならば、これからも、大丈夫。
で、今回、何を話すかというと、まゆゆ、が、数年後に直面する、男の人を選ぶ、という重要な決断の資料となること。
男の人の本当のところを書くので、私が、まゆゆ、に結婚してもらえなくなる、危険性もある。
私は、自分のことを、まゆゆ、に選ばれるくらい、魅力的な男性だと思っているので、平気で書いてしまうが、実は、そんなに魅力がなくて、まゆゆ、に振られてしまったら、笑っちゃうけど、それはそれで、私の器が小さかったということで、仕方ない。
歴史上、シモーヌ・ド・ボーヴォワールは、サルトルと、なんでも包み隠さず話そうと約束したお陰で、女流作家として初めて、男性の本心を理解して、小説を書けた。
ベッドで涙ながらに失恋の思い出を話す女性の本心を聞き出せて、小説を書けた男性は多かったが、例えベッドの中でも女性の前で、恥ずかしい思い出を話す男性はいないので、女性が男性の本心を知るのは、難しかった。
例えば、今日の話で、理子のお父さまが、田代さんと、一言二言、話しただけなのに、
「あの男はやめておけ。」
と言ったのがなぜか、まゆゆ、は、分かるだろうか。
顔が、とか、しゃべりかたが、とか、敬語が、とかいう理由ではないんだよ。
その女の人と結婚したい、と男の人が思ったら、まず、
「この女の人のお父さまを、どうやって説得しようか。」
と、考えるものなんだ。当然どういうお父さまなのか知りたくなる。
三田君が、理子さんの家に行ったとき、理子さんのお父さまと、嬉しそうにしゃべっていたでしょう。あれが、当然あるべき姿なんだ。
それなのに、お父さまとせっかくしゃべれる機会が訪れたのに、逃げ出した田代さんは、結婚を本気で考えてないということなんだよ。
これを証明しろというのなら、やってみせるよ。
私が、まゆゆ、に、気を引かれたのは、4月4日だったよね、それから1月経たない4月29日の手帳の欄に、
と、メモしてある。
日本信号株式会社というのが、本当の情報かどうかは、後で、まゆゆ、に確かめることにして、いきなり会ってしまったときのために、下調べをしたというのもあるんだ。
本当のところを言うと、まゆゆ、のお父さまが、万が一、亡くなっていらしたりしたら、お母さま一人に責任を負わせることになるので、早いうちに、調べておこうと、思ったんだ。
とにかく、まだ会ってもいなくて、つきあうあてもなくて、結婚なんて、まゆゆ、は、夢にも思っていなくても、まゆゆ、と結婚したい男の人は、必ず、
「まゆゆ、の、お父さまって、どんな方なのだろう?」
と思うものなんだ。
逆に、将来、まゆゆ、が、つきあった男の人が、お父さまに会いたがらなかったら、その男の人は、絶対、結婚する気がない。
これは、断言できる。
まゆゆ、の、お父さまが、例え、暴力団の幹部でも、まゆゆ、と、結婚しようという男の人なら、会いたがるはずなんだ。
これは、絶対だよ。
さて、次の話に移るよ。
男の人の質を見る場合の話。
ドラマの中では、亜紀は、三田君から小幡さんに、気持ちを移すよね。
これが、正解かどうか。
ここで、面白いデータがあるんだよね。
ドラマのホームページに、
「わたしのこの1冊」
というコーナーがあって、それぞれの人が、色んな本を挙げている。
まゆゆ、は、
を挙げているんだけど、千葉雄大さんは、
山田詠美著『ぼくは勉強ができない』
を、大東駿介さんは、
ファーブル著『ファーブル昆虫記』
を、挙げているんだ。
この2冊を較べただけで、男性だったら、大東さんの方を選んだことを、
「正解だよ。」
と、答えるはずである。
まゆゆ、は、私が理系の人だから、『ファーブル昆虫記』に、共鳴したんじゃない?と、思うかも知れないけど、そういう問題じゃないんだ。
まゆゆ、は、山田詠美の作品を読んだことがないだろうから、なぜ私がそんなけなしかたをするのか、分からないかも知れないけど、本当に品格のある日本語の本を読んでから、山田詠美の本を読んでみると、私の言っている意味が分かるんだ。
本当に品格のある日本語の本って、どんな本?
と、まゆゆ、は、聞くだろうから、私が日本語の見本だと思っている本を挙げよう。
しかも、まゆゆ、は、一冊、読むほど時間がないだろうから、その中の短編のさらに1ページだけを示そう。
の中の、『賞をもらわない九十九人』という短編の最後の1ページ。
大江健三郎の文章は、難しいと、良く言われるけど、出だしだけ難しいことが、多いんだ。拾って読むと、全然難しくないんだよ。
難しくて読めない本は、ところどころつまみ食いするのが良いんだ。読まないより、ずっとましだよ。
さて、日本語として、品格のある文章というものが分かってからなら、
「一冊だけ。」
というときに、山田詠美の本を挙げる男の人は、器が小さいな、と、納得すると思う。
実はこういう言い方をすると、私が、愛読書ナンバー2に、
大芝猛著『数学基礎概説』
を、挙げているのは、数学者からは、
「あいつ、器が小さい。どうりで、数学者になれなかったわけだ。」
と言われるのは、覚悟の上なんだ。
それが、分かっているので、人生を救われた本だけど、この本を、ナンバー2にしているんだ。
そして、愛読書ナンバー1は、まだ、最初の2章しか、完全には理解していないけど、
ホーキング&エリス『時空の大規模構造』
になっている。こちらは、まだ後50年くらい、参考文献に挙がり続けるような、名著だ。私の物理学を救ってくれた、大切な本でもある。
こんな、はったり、というのも、人生には必要だと、アイドルの、まゆゆ、なら、分かるんじゃない?
話がそれたけど、私が、まゆゆ、に、山田詠美を挙げるような男の人と結婚しちゃダメだよ、というのは、まゆゆ、が、器の大きな人だからだ。
もし、まゆゆ、が、器の小さい人なら、こんなアドヴァイスはしないよ。
実は、正直に書くと、アイドルに夢中になるような男の人は、器が小さいよ。だから、私も、器の小さな男の人、ということになる。
この私に、まゆゆ、を、振り向かせるだけの、魅力があるのかな。ちょっと、不安になってきた。
とにかく、まゆゆ、くだらない結婚の失敗だけはするな。
男の人の本性を、少しだけ、今日は、書いたぞ。
また機会があったら書く。
じゃあ、今日は、バイバイ。
現在2015年5月27日2時06分である。