相対性理論を学びたい人のために

まだ一度も相対性理論を勉強したことのない人は、何か一冊相対性理論の本を読みかじってみて、なぜこんなことが?という、疑問を持ってからこのブログに来てください。ブログの先頭に戻るには表題のロゴをクリックしてください

ベートーヴェン交響曲第7番

 現在2017年4月4日20時36分である。

「あっ、デートね」

 本来なら、お誕生日にデートに誘ってあげるべきだったね。

「でも、プレゼントはくれた」

 そうだったね。

 『相対論への招待』が、もっとどんどん進むかと思ってたんだ。

「どうして思い通りに進まないの?」

 それは、何かテキストがあって、それに沿って進めているのではなく、まったく私のオリジナルで、説明しているからなんだよ。

「じゃあ、今日のは?」

 麻友さんが、今日(2017年4月4日)のSHOWROOMで、今年の選抜総選挙について、昨年ウソを言ってしまったことを謝ったらしいというのを知って、励ましてあげたくなったからなんだ。

「それで、『相対論への招待』を中断して、デートに誘ってくれたのね」

 あっ、やっぱり、麻友さんと私、固い絆で結ばれているんだ。

「えっ、何があったの?」

 今、交響曲第7番のYou-Tubeの音源探そうと思って、Googleで、『ベートーヴェン交響曲第7番』って、検索したんだ。

「そうしたら?」

 カルロス・クライバーの7番が、ヒットしたんだけどね、それを聴いてたら、右下に、『渡辺麻友『総選挙について』2017年4月4日』というのが、表示されたんだ。

「誰かが、アップしたのね」

 でも、さっきは私が、『渡辺麻友 SHOWROOM 20170404』と検索しても、見つからなかったんだよ。

「そんなに都合良く行くかしら?」

 いや、確かに、You-Tubeは、過去に見たものなどから、その人が見たがるものを推定して、表示するんだけどね、今、私が、

『麻友さんどんな言葉で謝ったんだろうなぁ』

と思いながら書いてるところに出てくるって、できすぎでしょう。

「太郎さんは、そういうできすぎなことが起こったとき、魔法だとか運命だとか思うの?」

 そうは思わない。ただ、この人とは、今回に限らず、人生の色んな場面で、奇跡のような良いことが起こるだろうから、やっぱりこの人と一緒にいようと思う。

「確かに、頭は良いし、科学的なのよね。これに、私は、上手く丸め込まれちゃったのよね」

 そう。その通り。

「で、SHOWROOMを見て、どう思ったの?」

 麻友さん。去年の選抜総選挙のとき、来年は出馬しないつもりと、一部のファンに言ってしまったのを謝るので、照れちゃってたのかな?

「どうして、そう思うの?」

 ものすごく、髪の毛、触ってたでしょう。

「あー、それは、あるかも。それと、去年の自分のスピーチを、あんな素晴らしいもの、みたいに言ったでしょう」

 そもそも、あんな急ごしらえのスクリーンで、2万人ものファンの前でしゃべるんだもの、誰だって恥ずかしいわな。

「見苦しかった?」

 あの、髪の毛触るのは、意識してやめた方が良い。女の人は毎日頭洗っているから綺麗だろうけど、男の人は自分の頭を触るとフケが落ちてくるから、女の人が髪を触ると、フケが落ちてくるんじゃないかと、すっごく嫌な気分になるんだ。

「えー、太郎さんからそんな指導を受けるとは思わなかったわ」


 お小言は、これくらいにして、デートを楽しもう。

「今日は、ベートーヴェン交響曲第7番。第7番って、どんな曲?」

 まあ、知らなくても、恥ずかしくはない。

 You-Tubeで、7番の決定盤の音源を見つけておいた。

 バックにかけておいて、ブログを読んで。


カルロス・クライバー指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

ベートーヴェン交響曲第7番www.youtube.com


「太郎さんは、どうしてこの演奏を知ったの?また、以前の宇野功芳(うの こうほう)?」

 いや、これは、天が私に味方したんだ。

「また、オーバーな」

 私が、クラシックに目覚めた、中学2年のすぐ後、中学3年(1986年)の5月9日から19日に、カルロス・クライバーが来日して、7番を振ったんだ。

「コンサートに行ったの?」

 いや、あの頃は、そこまですごいクラシックファンではなかった。

「でも、演奏を知ってるんでしょう?」

 テレヴィで中継したので、私は初めて、オープンテープというものに、録音したんだ。

「オープンテープって、放送局なんかにある、大きいテープが、グルグル回ってるのでしょう?」

 麻友さんも、辛うじて20世紀生まれだな。

 今の放送局は、全部デジタルで、メモリにデータを保存するから、テープみたいな切れやすいものは、ほとんど使われなくなっているからね。

「それで、オープンテープに録音したクライバーの7番が良かったのね?」

 まあ、そうだけど、こぼれ話をひとつするとね、その録音では1カ所だけ、失敗をしたんだ。

「あら、どんな?」

 交響曲第7番は、全曲の演奏時間が43分くらいなんだ。

「それで?」

 オープンテープって、音質を上げるためには、テープのスピードを上げなければならないんだ。

「たくさんテープを使うほど、いい音になるわけね」

 そう。それで、いい音で録音したい私は、1秒間9.5cmのスピードで90分のテープを、19cm/sで使って、45分で使い切る設定にしたんだ。

「必要以上に、資源を贅沢に使うのは、昔から変わってないわね」

 アハハ、そうだね。

 とにかく、43分の曲を、ぶっつけ本番で45分のテープに録音するのだから、当然細心の注意を払わなければならない。

「どこで、失敗したの?」

 コンサートだから当然、楽章と楽章の間で、休憩が入る。

「分かった!その休憩の間、テープ止めてたんでしょ!」

 その通り。

「それで、止めてる間に、クライバーが、始めちゃった!」

 お見事。

 7番というのは、第3楽章から第4楽章に移るとき、CDでは、ちゃんとスペースが入ってるんだけど、コンサートではほとんどの指揮者が、第3楽章から一気に第4楽章に突入するんだ。

「太郎さん、第3楽章終わったところで、録音止めちゃったんだ」

 クライバーが、指揮始めたから、私もすぐ録音再開したので、ほんのちょっと音が歪んだだけで、母は、知らずに聴いてたけど、私は、

『悔しいー』

って、思って、母のお誕生日プレゼントにかこつけて、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団とのCDを買ったんだ。

「お母さま、7番好きなの?」

 母は、ベートーヴェンの曲は、かなり好き。

ベートーヴェンの曲で、一番好きなのはどれかしら?」

 うーん。はっきりとは、分からないけど、同じ7番だけど、

ピアノ三重奏曲第7番変ロ長調作品97『大公』

なんじゃないかな。

「この間のルドルフ大公に献呈された『大公トリオ』ね。そんなに素晴らしい曲なの?」

 正直言って、この曲を語らずに、音楽を語るな、と言いたくなるほどの名曲。

「えぇっ、どうして、そんなことが、言えるの?」

 2014年だから、もう3年前だけど、私が、11月11日からみなと赤十字病院の精神科に入院していた話は何度もしている。

「私が、選抜総選挙で、1位になった年ね」

 そう。

 残念ながら、私は、麻友さんの1位の姿を見てない。

「私、太郎さんに、その姿を、見てもらいたいのよ」

 気持ちは、分かる。

 私が、麻友さんに、自分のことを、歴史上最高の数学者で物理学者、なんていうのも、根は同じところにあるんだ。

 好きな人に、自分の一番の姿を見てもらいたい。

 誰だってそうだよ。

「分かってくれるのね」

 もちろんだよ。

「私、幸せ者ね。太郎さんの良さは、分かり易いところね。あっ、単細胞って意味じゃないわよ」

 分かってるよ。

『その論文は自然な着想が流露していて読みやすい』

は、数学者からアーベルへの最大の賛辞だと言わなかったっけ?

「そうだったかしら。でも、どうして、入院の話を持ち出したの?」

 ああ、その入院中にね、私が、看護婦さんと主治医を説得して、テレヴィを見ている部屋のDVDプレーヤーで、CDをかける許可を取り付けたんだ。

「えっ、スピーカーどうするの?」

 そうなんだよね。普通の人ってDVDプレーヤーで、CDかけられることも知らないし、テレヴィのスピーカーから出して、画面には何曲目を演奏中か表示できるということも知らないんだ。

「そんなことができるのは、知らなかったわ」

 CDプレーヤー持ってない知り合いに、ブルーレイでもかけられますからって宣伝して、『願いごとの持ち腐れ』買ってもらえ。無線LANつなげば、曲名も出るぞ。

「ああ、そうやって、1人1票ずつ積み上げれば、大きいかも」

 そうだぞ。ちりも積もれば山となる。雨垂れ石を穿つだ。

「分かった。やってみる。それで、病院で、何を聴いたの?」

 母が、

『いずみ野は遠くて行けないから、家にあったの持ってきた』

って言って、


グスターヴ・ホルスト 組曲『惑星』

ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

ホルスト:組曲「惑星」

ホルスト:組曲「惑星」

と、

ルードウィッヒ・ヴァン・ベートーヴェン ピアノ三重奏曲第7番『大公』/第5番『幽霊』

イツァーク・パールマン(ヴァイオリン)/ウラジミール・アシュケナージ(ピアノ)/リン・ハレル(チェロ)

ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第7番「大公」、第5番「幽霊」

ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第7番「大公」、第5番「幽霊」

の2枚のCDを持ってきたんだ。

「それは、お母さまのCDなの?」

 『惑星』の方は、私が、お誕生日にプレゼントしたものだから、確かに母のCDだ。

「じゃあ、『大公トリオ』は?」

 母、私に内緒で買ってたんだよね。

「あっ、それで、一番好きなのは、『大公』じゃないかって」

 うん。母は、大好きな中島みゆき平原綾香美空ひばりも、いつも私に頼むんだ。

 まあ、私が、良く知ってるからというのもあるんだけど。

 だから、『大公トリオ』を買ってたのは、驚きだった。

「その話をしたかったの?『音楽を語るな』というのは?」

 違う違う。好きな母が、CD買うのは、当然なんだ。

「じゃあ、なあに?」

 一緒に入院していた女の人で、以前の記事で、娘さんをなくした女の人と言っている人が、全然クラシック聴いたことない人なのに、私が『大公』を何度もかけていたら、10日くらいして、退院が近付いて、

『このCD買いたいから、題名教えて下さい』

って、言ってきたの。

「その人が、クラシック聴いたことない人だというのは?」

 だって、

ベートーヴェンだけじゃなくて、ヴィヴァルディにも、良い曲がありますよ』

と言ったら、

『ヴィヴァルディは、持ってます』

って言って・・・、

「ほら、クラシック好きなのよ」

 そうじゃないんだ。

『ヴィヴァルディの何を持ってるんですか?』

と聴いたら、

『あの有名な合奏団の・・・』

というから、

『イ・ムジチですか?』

と聴いたら、

『はい』

と言っているので、

『イ・ムジチ演奏の何を持っているのですか?』

と聞いたら、

『一番有名な・・・』

『四季ですか?』

『はい』

という有り様なんだもの。

 ヴィヴァルディは、イ・ムジチしかないんだと思ってる。

「太郎さんは、そんなこと言うけど、太郎さんの音楽好きは、ちょっと異常なほどなんだから、他の人を太郎さんの物差しで測っちゃいけないわ」

 まあ、そうかも知れないけど、とにかくそのど素人の人でも、10日も聴いていたら、ゲトゲトのクラシックだけど、このCD持っていたいなと思うほどの、曲なんだよ。『大公トリオ』は。

「ふーん。私もちょっと気になったわ。そのうち、デートのメニューに加えてよ。そのゲトゲトのクラシック、聴かせて?」

 私、この調子で、第九まで行ったら、次は、モーツァルト交響曲を何曲かやって、その後、『大公トリオ』をやろうと思ってたんだ。

「あっ、ダメ。そうすると、モーツァルトが、軽い扱いになるでしょう。私、モーツァルトには一家言あるの。だから、第九の次に、『大公トリオ』やって」

 おー、私が初めて、女の子の心をつかめた。

「茶化さないで。真面目にやってよ」

 大丈夫。大名曲を粗末な扱いはできないから。

「なんだかんだ言って、太郎さんの話術にはめられてるわね」

 自然な着想が流露していて読みやすい?


「そうね。太郎さんは、アーベルを越えることを目指しているんですものね。交響曲第7番は、アーベル何歳の時の作品?」

 そうだ、きちんと、言っておかなければね。

 ベートーヴェンが、何年に生まれたか、知ってる?

「えっと、何年だっけ?」

 これはね、意外と覚えやすいんだ。

 1770年生まれなんだよ。1800から30引くんだ。もしくは、1800年に30歳と覚えても良い。

「あっ、そうなんだ。1770年か」

 実は、モーツァルトの方が、覚えにくい。

 私は、3段構えで、覚えている。

「えっ、どうやって?」

 まず、モーツァルトが、35歳で死んでいることを、覚える。

 次に、1800年の9年前、つまり、1791年に死んでいることを、覚える。

 最後に、1791から35引いて、1756年に生まれている、と導く。

「初めから、1756年に生まれた、と覚えた方が、いいんじゃないかしら?」

 もちろん、1756年に生まれた、というのは、あらかじめ覚えるんだよ。でも、不安になったときには、さっきのようにして、導くんだ。

「太郎さんって、本当に、無駄の上に成り立ってる人ね」

 芸術というもの自体が、人間にとって、或る意味、無駄の集まりだからね。

 それで、7番は、1813年12月8日、ベートーヴェン自身の指揮で、初演されている。

 アーベルは、1802年生まれだから、・・・

「アーベル11歳のときね。ベートーヴェンは、43歳のとき。成功したのかしら?」


 この演奏会はね、比較的、成功だったんだ。

 実は、7番の華やかな第3楽章や第4楽章でなく、地味な第2楽章が、アンコールされたんだ。

「えー、あの暗いの?」

 そう。私も、あの楽章の良さは分からないんだけど、『不滅のアレグレット』なんていわれてる。

「ときどき聴く旋律だけどね」

 うん。

 実は、麻友さんは女優だから、いつか演じることがあるかも知れないけど、

ヴァージニア・ウルフなんかこわくない

というお芝居があるんだ。

 これが、訳本。

 この中に、ベートーヴェン交響曲第7番の第2楽章が、出てくるんだよね。

「えっ、なぜ太郎さんが、そんなマイナーなお芝居のことまで知ってるの?」

 それは、私が、悪い学生だったから。

「?」

 それは、冗談だけどね、大学1回生の時の英語の授業で、これの台本を先生がテキストに指定したの。

「それで?」

 悪い学生というのはね、学期末になって、試験が近づいたとき、クラスの10人くらいで、図書館を検索して、訳本を見つけて、それをコピーして、みんなに配って、試験に備えたの。

「ああ、そういうこと。それで、単位は取れたの?」

 実は、私、コピーしているうちに、罪悪感に駆られてきて、勉強してないのに、単位だけ取るって嫌だな、と思って、試験受けなかったから、単位はもらってないんだ。

「もらってないって、それじゃ、進級できないじゃない」

 京都大学には、卒業できないも、ほとんどないけど、進級できないも、ないの。

「本当に、勉強したい人にとっても、遊びたい人にとっても、天国ね」

 卒業はできなかったけど、私は、本当に、京都大学に行って良かったと、今でも心から思っている。


「そろそろ、太郎さんのいつものユニークなのが、始まるわね」

 第1番のときは、調性だった。

 第4番のときは、作品番号だった。

 さて、今度は、何を覚えようか?

「別に、覚えなくても良いけど、いつもの太郎さんの『音楽の分かってない人の音楽講義』してよ」

 分かった。じゃあ、演奏時間にしよう。

「時間?」

 全曲が、何分かかるかだよ。9曲に競わせよう。

「ほんっと、くだらないけど、おかしなこと、考えるわね」

 まず、ベートーヴェン交響曲の中で、長さがベスト3なのは、どれだか分かる?

「『第九』が1番よね。で、『英雄』が2番。3番目は、何かしら?」

 私に、罠に落とされた、第5楽章まである曲があったじゃない。

「あっ、『田園』ね」

 そう。『第九』、『英雄』、『田園』が、ベスト3なんだ。

「なんか、すっごく安易な選択ね」

 そう。ベートーヴェンって、すっごく俗っぽいんだ。

「演奏時間は?」

 『第九』が、74分。『英雄』が、52分、『田園』が、45分くらい。

「良く覚えてるわね」

 これは、今のメモリーやハードディスクのウォークマンやiPodを使ってる子供たちには分からない苦労が昔はあったからなんだ。

「カセットテープのA面B面でしょ」

 そう、そうなんだ。

 本当は、私、曲の長さだけでなく、各楽章の長さまで暗記してた。

「じゃあ、例えば、『英雄』は?」

 第4楽章まで順に、14:45くらい、15:07くらい、5:55くらい、12:08くらい。

「秒まで、覚えてるの?」

 どこで、カセットテープデッキのヘッドを反転させるかって、ものすごく重要だったんだ。

 でも、最近は、ほとんど忘れた。

 いらないものまで覚えているのは、良いことじゃないよね。


「じゃあ、『第九』『英雄』『田園』の次は?」

 それが、今日の『7番』なんだ。さっきも言ったように43分くらいだ。

 そして、面白いことに、ベートーヴェン交響曲の中で、5番目に長いのが、『5番』なんだ。

「そんなことを面白がってるのって、きっと歴史上で、太郎さんだけよ」

 私のブログ、相対性理論のブログは、1日平均70人以上来客があるけど、ドラえもんのブログは、誰も見ない日の方が多い。つまり、私のブログをきちんと読んでいるのは、麻友さんと後2人くらいなんだ。

「だから?」

 くだらないこと面白がっている私を見て、面白がってるのは、麻友さんだけだということだよ。

「アハハ、脱線は良いから、6番目は?」

 6番目は『2番』、7番目は『1番』、8番目が『4番』、そしてビリが『8番』。

「タイムは?」

 全部並べるとね。

9番  74分

3番  52分

6番  45分

7番  43分

5番  35分

2番  34分

1番  32分

4番  31分

8番  28分

くらいなんだ。

「指揮者によって、違わないの?」

 もちろん、速い指揮者だと5分くらい短くなるし、ゆっくりな指揮者だと5分くらい長くなる。ひとつの目安だと考えた方が良い。

「『8番』って、『第九』の半分以下なのね」

 そう。次回のデートの『8番』は、とってもカワイイ、だけど大人な曲なんだ。

「どういう意味?」

 それは、次回のお楽しみ。


「ところで、太郎さんは、『AKB48中学社会』も、買ったんでしょ」

 表紙に大きく、麻友さんが出てるのね。買ったよ。

「あれは、活用してくれないの?」

 使おうと、努力してるんだ。

 だけど、私が、社会科苦手なのもあって、まだ使ってない。

「私、先日のオールナイトニッポンで、テストで90点台後半とか言ってたけど、一番得意だったのは、社会科だったのよ。だから、太郎さんから物理学や数学に関連して、歴史が出てくると、『おっ、面白そう』って、嬉しいの」

 麻友さん知ってる?5教科の中で、私が一番苦手なのは、社会科なんだ。日本史なんて、高校で赤点取ったこともある。

 実は、センター試験で、100点中、地理は47点だった。現役のときだよ。


「そんな・・・、あっ、ここで、太郎さんの思考法を使うのよね。これを、プラス思考でとらえる。社会の苦手な太郎さんと、私が、補い合えばいいんだと」

 すごい、麻友さん、私から、どんどん学び取ってる。

「太郎さんって、何でも糧にしちゃうんだもん。私も、負けられない」

 今日のデートも、実り多いものになりました。


「最後に、指揮者を紹介してよ」

 カルロス・クライバー指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団で、言うことなしなんだけどな。

「太郎さんは、今までにどんな指揮者の7番を聴いたことがあるの?」


ウィルヘルム・フルトヴェングラー指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

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カルロス・クライバー指揮バイエルン国立管弦楽団

ベートーヴェン:交響曲第7番 (Beethoven: Symphony No.7)

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 これ以外にも、ライブをテレヴィで見たこともあるから、いくつかあるけど、発売されているもので、聴いたことがあるのは、これでほぼ全部。

カルロス・クライバーだけで、3種類もあるの?」

 7番は、カルロス・クライバーの十八番だったんだよ。

「それにしても、19種類も、よくパッと思い出せるわね。」

 このブログを、麻友さんに読んでもらおうと思って書いてるからなんだよ。

「今日のデートも、楽しかったわ」

 連れ回したかいがあった。

「太郎さんは、気付いてないわね」

 何をだい?

「私は、太郎さんに言ったのよ」

 このブログ書きながら、CDチェックしてたとき、フッと、気付いたよ。

「もう。鈍いんだから!」

 SHOWROOMで、

『ここで、東京タワーとかにお金使わないで、選挙資金に回して下さいね』

と言った後、

『ちゃんと、食べて下さいね。光熱費も、ちゃんと払って』

って、付け加えたの、私が、ふりかけだけだ、なんて言ってるからだよね。

「そうよ。アイドルにこんな心配させるの、太郎さんだけよ」

 でも、私、心配させただけのことしてるもん。

「まだ、何かしてくれてるの?」

 デートのお別れを飾るために、話してあげよう。

「えっ、何かにお金かけてるの?」

 お金を少しでも使わないようにしてるんだ。

「どういうこと?」

 麻友さんの宣伝してたワンダエクストラショット、自動販売機だと、絶対100円以上するでしょ。

「もしかして、問屋から買ってる?」

 そういうことになるね。

 アマゾンで、30缶のケースを2,040円で買ってる。だから、1缶68円。

「それは、確かに、安いわね」

『3年後まで、これがあったら、ケーキを買ってあげるから、二人でクリスマスを祝おう』

の約束まで、もう少しで、半分だよ。

「私達、本当に、危ない橋を渡ることもなく、しっかりと歩んでるのね」

 この記事、書きながら、色んな指揮者で、10回くらい7番、聴いちゃった。

「本当に、ちゃんと食べてよ~」

 じゃあ、次回はまたいつになるか分からないけど、楽しみにしていてね。

「ありがとう。おやすみ」

 おやすみ。

 現在2017年4月5日7時40分である。おしまい。