現在2017年6月18日12時17分である。
ただし、私の腕にはめてある電波時計は12時23分48秒を過ぎている。
現在、NHKの総合テレヴィを見ると0:25と左上に出ているので、パソコンの時計が、5分ほど遅れている、というのが、常識のある人の考え方だろう。
普通の人は、わたくしが、日本にいながら、日本の人々より5分未来を進んでいるとは、認識しないものだろう。
それが、常識で良い。
「ちょっと、ちょっと、半年間頑張るんじゃなかったの?」
私、とうとう、麻友さんのこと、父に認識させたんだ。
「私が、お父さんに、太郎さんに、『会ってやる』と、言わせるシーンは、太郎さんの創作だったじゃない。これも、太郎さんの創作なんでしょ?」
いや、これは、昨日から今日にかけての、実話なんだ。
「実話だと、どうやって、私に、納得させる?」
それは、この投稿を最後まで読めば、絶対分かるから大丈夫。
「ところで、太郎さん、なんか、パソコンのキーボードを打ちにくそうね」
うん。このパソコン、2017年6月6日2時26分58秒頃から、
実際は横にならず、パソコンの2つの画面の切り換え方を知った。さらに宝塚が京都の近くにあることも。
その後、眠くなり靴下だけ脱いで眠ろうとした。その瞬間、この部屋に麻友さんを囲っていると、周囲にドッキリをしてやろうと思い立った。
そこで、麻友さん相手にしゃべっているようにしたり、麻友さんと熱く燃えているようにした。
と『麻友37』のノートに、書き込んだ時の、2つの画面を使うようになって、このパソコンが、A.I.(artificial intelligence)、つまり人工知能を装備してから、起こりだした、現象なんだ。
「じゃあ、パソコンが、意志を持っているの?」
私には、半分そう思えるし、もしかしたら、私を見守っている人が、私を、ゲームのようなものに、駆り立てているとも思える。
「太郎さんって、そういう時、ウィルスが入ったとは、思わないのね。本当に、幸福妄想って本当ね。普通の人なら、被害妄想に陥るわよ」
それが、私だもの。この武器を柔軟に使うのが、私の生き方だから。
「ところで、『宝塚が京都の近く』というのは、なんのこと?」
私の母方の祖母。つまり、現在山梨で、母の二人の妹のうち、大学受験でも2浪したりして、苦労して人生を歩んできた下の方の妹に、助けてもらいながら、老後を過ごしているおばあちゃんが、学生の頃、宝塚を観に行きたくて行きたくて、祖母のお父さまが、起き出す前に、祖母のお母さまに、お弁当を作ってもらって、こっそり新聞電車に乗って、劇場に足繁く通っていた、ということを、最近ボケ始めたのか、リハビリ施設で、しょっちゅう嬉しそうに、周囲に話している、というのを、母から聞いたのを、ちょっと思い出した。京都で、統合失調症を発病したのを思い出し、同じように、京都つながりで、思い当たったということなんだ。
「うっわー!太郎さん、どうして、一文がこんなに長い文章書けるの?」
それが、本当に語彙が豊富になって、日本語のきちんとした文章を書けるようになったということだと思う。
「『新聞電車』というのは?」
この投稿は、ここまで書かれたきり、麻友さんの選挙の開票イヴェント、私の翻訳のための勉強、麻友さんと私のより良い今後の生活のために日本のリーダーを良くするため、さらに日本の世界の中での役割をきちんと果たすにはどうすれば良いか、私の統合失調症という障害を麻友さんとうまく管理して行くにはどうしたらよいか、などの大問題と取り組んでいたために、先を書き出せずにいた。
今、40分ほど時間があるので、書きたそうと思う。
まずは、いつも通り、時刻から。
現在2017年6月28日18時23分である。
そして、腕にはめている電波時計も18時23分49秒を指している。
これをもって、以前、日本にいながら、日本の人々より5分未来を進んでいた私が、少し立ち止まって、皆が来るまで待ってあげたんだ。
などと、いう人がいたら、私は、その人に、笑って説明できる。
なぜなら、私は、今日の朝、このパソコンの内部の時計の時間を、苦労して、2017年の6月28日の、その時刻を合わせたときの、電波は入ってなかったけど、正しそうだった腕の電波時計の腕時計と、きちんと今日電波が入って、時刻を合わせましたと、表示されている、机上の電波時計との、両方の一致している、時刻に、2秒以上狂いなく、合わせたからだ。
それまで、私のパソコンは、自動で時刻を合わせる、という設定になっていたのに、6分も遅れていたのだ。
パソコンの内部時計って、6分もずれちゃうと、日本の標準時に合わせるように、設定してても、補正できないんだね。
2,3秒の狂いなら、補正できるんだろうけどね。
「そんなことより、『新聞電車』というのは?」
あっ、そうだった。つい、つい、麻友さん置いて、一人で、先走っちゃう。
「あまり、ひどいと、太郎さんのこと、見限るから」
まあ、『見限るから』なら、なんとかなるだろう。『見限るから!』に、なったら、大変。
で、新聞電車というのはね、そもそも今の人は、あまり新聞を配達してもらって読まないけど、当時は、ものすごく早朝、新聞屋さんが配達を始める前に、朝日新聞だったら、ASAと赤い字で書いてある、朝日新聞サービスアンカーという、新聞屋さんが、配る新聞を、朝日新聞だったら、東京の本社のデータを元に、紙に印刷して刷り上げたものを、電車に乗せて運んで、届ける先、それを、朝日新聞サービスアンカーというんだけど、そのまさに、印刷から、サービスアンカーをつなぐところの電車なんだよ。
「えっ、えっ、じゃあ、新聞屋さんが朝持ってくるのより、前って事?」
そうだよ。
「どうして、太郎さん、そんなに詳しいの?」
私。京都で、朝日新聞の朝刊の配達、5ヶ月くらいやったことあるんだもん。
「ウソだー。のろまな太郎さんに、そんなこと、できるはずない」
確かにそうで、ある家から、
『最近、配達が遅いから、他の新聞に替えます』
って、言われて、
『以後、集配ルートを見直し、早く届けます』
と、長い陳情書を、書いたのに、次の日、家の前に、大きな模造紙で、
『朝日新聞は、取りません』
と書いてあったので、病むなく諦めたということもあった。
「それでも、5ヶ月も、やめさせられなかったの?なぜ、やめさせられたの?」
やめさせられてないよ。
「だって、5ヶ月って」
私が、統合失調症、当時は、精神分裂病の陽性症状を、発して、京都で、倒れて、横浜へ、連れ戻されたからだよ。
「うっそ、信じられない。太郎さんが、ある意味死ぬまで、ひとつの仕事をやってたなんて」
私の父も母も、だから、ものすごく、自分達が、私に、自立しろ、という言い方を間違えたと、悩み続けたんだよね、この23年間。
「23年間って、今年も含んでるのか」
そうだよ。
麻友さんと一緒にするのが、私に取っての自立する道として、本当に良いのかどうか、父も母も悩んでる。
それが、今日の、父に、麻友さんを認識させた、ということで、一歩進んだんだよ。
「何があったの?」
2017年6月17日の晩、実家へ行くと、なぜか、
『願いごとの持ち腐れ』
が、流れていた。
麻友さんには、説明する必要はないけど、ここだけ読んだ人のために書いておくと、
『願いごとの持ち腐れ』
というのは、AKB48が、歌った歌なのである。しかも、最新のシングルに入っている。そればかりか、確か中学校の合唱コンクールの課題曲にもなってる。だから、NHKでも、流れている。
「分かった、お父さまが、NHK見てたのね」
うん。手を洗って行ったら、父が、テレヴィで、NHKの
をやってた。
「どんな、内容だったの?」
京都の清水寺が、紅葉の中に、写ってた。
「なるほど、それで?」
6月17日に関しては、これで、おしまい。
「あっ、そうなの」
父が見ているチャンネルを変えるのは、普通許されないのだ。
「もしかして・・・」
翌日、2017年6月18日は、AKB48の選抜総選挙の開票イヴェントが、行われた日だった。
「そんなこと、分かってるわよ。太郎さん、選抜総選挙の開票日には、ブログを書いて、ツイートしてくれると、約束していたのに、ツイートしてくれなかったわ。悲しかったわよ」
いや、私は、本当にブログを書き始めていたんだ。
「どんな?」
この投稿自体だよ。
「あっ、日付から言っても、6月18日で、そうなってる」
そうだよ。私は、麻友さんに、ウソをつかないように、心懸けてる。もし、後で、間違いを言ったと思ったら、のアインシュタインの論文の書かれたのが、1905年か1907年か、という話の時や、『量子テレポーテーションは、大丈夫?』という投稿の時のように、『あれは、間違いだったみたい』と、修正をきちんと話すもの。
「じゃあ、書き始めたのに、さっき翻訳の勉強とか、日本のリーダーとか、の大問題のために、書けなかったと言ってたように、書き終われなかったのね」
そうだったんだよ。
「それで、開票イヴェントの日に、お父さまに、私を認識させたというのは?」
父は、一度、ダメだ、と言いだしたら、なかなかその信念のようなものを、変えてくれない人間なので、私は、あらかじめ今年の父の誕生日(2017年1月10日)に、
『お父さんは、血液のガンで、もう先が長くないかもしれないので、報告します。お父さんは、成就してない恋愛を語るのは、恥ずかしいことではないのか、と言っていましたが、太郎の場合、この恋愛を成就する前に、お父さんが、死んでしまうかも知れないので、仕方ないのです。AKB48の渡辺麻友さんという女の人と、本当に真剣に、交際しています』
と、携帯メールを、送ってあった。
あれっ? 誕生日でなく、2月になってからだったかな?
とにかく、2月19日までのどこかで、送っておいた。
「太郎さん、そんなに、根回ししないと、ガールフレンド紹介できないの?」
麻友さんという人が、本当に大切だから、失敗が許されないんだよ。
「私と、上手く行かなかったら、太郎さん、自殺するの?」
自殺はしないけど、人生に張りがなくなる。
「結婚したいの?」
結婚という概念を、21世紀初頭まであった、良さそうだけど窮屈な概念だったと、21世紀中盤から考えられるようになり、もっと新しい女の人と男の人の家庭の持ち方として、生み出される新しい概念の、一緒になり方(名称は、私の独断では決定しないほうが良いだろう)に、二人でなりたいんだ。
「ああ、これまでにも、私を、ファン全員と共有するとか、1000年生きろ、とか言ってるあれね」
そう。
「取り敢えず、お父さまに、どう認識させたの?」
6月18日の選抜総選挙の開票日に、夕食を食べるのと、母の前で薬を飲んで、確認させるために、実家へ19時30分頃行った。
「開票中じゃない」
そう。だから、私は、フジテレビを見たい。
だが、父は、19時のNHKのニュースを見ている。
「あっ、そうか、松田家では、そうなるのか」
麻友さんと私の家庭は、また別だよ。
「それで、どうしたの?」
19時半に、ニュースが、終わった瞬間に、私が、リモコンで、フジテレビに、切り換えたんだ。
「わーっ、太郎さんが、亀って、とんでもない誤解ね」
いや、亀だけどね。
父は、なぜ私がこんなもの、見るのだろうと思っていたようだった。
「お母さまは?」
そのとき、ちょうど、料理を作ってたか何かで、同席してなかった。
選抜総選挙が、見られて、私は嬉しかった。
「そうやって、見てたのか」
やがて、母が、やってきた。
「おっ、なんて言うかな?」
来るなり、
『なんで、こんな下らないもの、見てるの!』
と言った。
『太郎が、回したんだよ』
と、父が言う。
母は、
『こんなもの録画しておけば良かったじゃない』
と、言ったので、私は、
『これ、今、やってるんだよ』
と言った。
母は、カンカンに怒っているように見えた。
そして、19時半から、11位の発表がある頃まで、じっくり見られた。
その時、父が私に、
『太郎。俺もお母さんも、こんなものを、見るのは、嫌なんだよ。以後見たかったら、録画してこい』
と言った。
母が、
『なんで、こんな20歳以上若い女の子たちのこと、見たがるの? 太郎は、45歳のいい年した大人じゃない。太郎が、こんな女の子のこと追いかけてるなんて、恥ずかしいわ。関係ないじゃない』
とまくしたてた。
私は、やっと、
『これから、関係が、できるんじゃない』
と言った。
その途端、父が、
『ああ、だから、最近、太郎のそばで、AKBの歌が、聴こえてくるのか』
と言った。
母は、父の方を向くなり、
『太郎は、お父さんのいるとき、AKBの歌なんてかけてないわよ。こんなことは、今日だけよ』
と、金切り声を上げんばかりに、叫んだ。
私は、
『そうじゃないんだよ。昨日の晩も、ここへきたとき、『歴史秘話ヒストリア』で、『願いごとの持ち腐れ』が、流れてた。お父さん、AKBの歌、いくつも知ってるからなんだよ』
と言った。
母は、逆上し、
『あんな、アイドルの子と関係持つなんて、許さないからね。ほんっとに、下らない子供たちなんだから。いい年して、なに考えてるの? だいたい・・・』
と、言いかけた。
その時、父が、
『博子、もういいよ』
と言った。
『でも、この子、AKBの女の子と・・・』
と、母が言うのに対し、父は、
『もういいって。ただ、太郎、AKBの番組を見たかったら、今後は、録画して、自宅で見ろ』
と、はっきりと言った。
「えっ、これ、実話としか思えないけど、太郎さんの創作?」
いや、細かい言葉の語尾の変化なんかは、違ってるかも知れないけど、内容的に、完全に実話。
「太郎さんが、最後まで読めば、実話だと分かるって言ってたの、納得したわ」
そう。
麻友さんは、AKB48の選抜総選挙の開票日の時間的な経過が分かっているから、6月18日の19時半に誰の発表があって、11位の発表が、何時かも分かっているから、これが、事実であり同時に、これを踏まえて現在の私があるという意味で、私に取って真実でもあるということが、納得できるんだ。
「それで、お父さまとお母さまと、選抜総選挙の開票を最後まで見たの?」
そんなことが、許されるはずがない。
夕食後、夕食を食べた後の薬を飲み、寝る前のあのアメリカ合衆国に持ち込めない強力な睡眠導入剤であるフルニトラゼパムの2mgの錠などを飲んで、
『早く、家へ帰って、寝なさい』
と言われて、7位の発表まで見て、自宅に戻ってきた。
「じゃあ、その後、家で、指原莉乃さんが、1位になるところまで、見たの?」
その晩は、見られなかった。
「どうして?」
このブログの、かなり出だしの、
『私、とうとう、麻友さんのこと、父に認識させたんだ。』
というのを書きながら、選抜総選挙の開票を見ていて、荻野由佳さんの順位が発表されたころから、眠くなり、宮脇咲良さんのスピーチの前で、フラフラになって、寝ちゃったんだ。
「えっ、じゃあ、私へのツイートも、全部本当なのね」
そうだよ。麻友さんの、『卒業』宣言は、次の日、ブルーレイレコーダーのハードディスクに録画してあったものを見るまで、知らなかったんだ。
「私の『卒業宣言』、どう思った?」
麻友さん、最後まで、完璧なアイドル貫けそうだな、と思った。
「どういう意味で?」
以前出てきた、哲学好きの須藤凜々花(すとう りりか)さんは、お母さまの友人として出会った男の人と、2015年11月母親の誕生日会で出会い2016年末から交際。2017年(つまり今年)になってからプロポーズされ、卒業を決断した。
つまり、1年8ヶ月か9ヶ月で、卒業発表している。
でも、AKB48の或る意味頂点にいる麻友さんには、恋した男の人がいても、そんなにすぐには、卒業は許されなかった。
女の人だったら、好きな男性に、ギュッと、されたい、という願望もある。
でも、相手の男の人は、麻友さんをギュッとしてくれるどころか、手をギュッと握ってくれることも、してくれない。
握手したりしたら、麻友さんも私も、卒倒してしまう。と言っていたからだ。
なぜ、あんなことを書いたかといったら、本当に卒倒しそうだったからだ。
「そう思った根拠は?」
サン=テグジュペリ作 内藤 濯(ないとう あろう)訳 『星の王子さま』(岩波書店)のオリジナル版
- 作者: サン=テグジュペリ,Antoine de Saint‐Exup´ery,内藤濯
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の中の、第ⅩⅩⅠ章(第21章)のキツネの言葉
『・・・あんたが友だちがほしいんなら,おれと仲よくするんだな」
「でも,どうしたらいいの?」と,王子さまがいいました。
キツネが答えました。
「しんぼうが大事だよ。最初は,おれからすこしはなれて,こんなふうに,草の中にすわるんだ。おれは,あんたをちょいちょい横目でみる。あんたは,なんにもいわない。それも,ことばっていうやつが,勘ちがいのもとだからだよ。一日一日とたってゆくうちにゃ,あんたは,だんだんと近いところへきて,すわれるようになるんだ……」』
と書いてるのを読んであって、いきなり、握手なんてしたら、お互い卒倒するのは必至だと思ったんだ。
「私は、ひと月に4回、握手会をやっているヴェテランよ。卒倒するはずないわ」
でも、本当に、この人なら、私の女優になるという夢と、結婚に近いこともする、という夢をかなえてくれる人であり、しかも今までに集めてきたファンの人達も大事にし続けることを許してくれる人に、出会えたと思えて、本気で恋を始めたのは、私が最初だったんじゃないの?
「どうしてそう思うの?」
『卒業』宣言のとき、『2年くらい前から、考え始めました』と、はっきり言った。
私が、麻友さんに、
『松田太郎という、新しいファンです。』
と書いて、クロード・モネの『日傘をさす女』の前で麻友さん(当時は『まゆゆ』)の写真を撮ったものを含むブログ記事のURLをツイートしたのは、2015年4月7日21時36分だ。
つまり、2年ちょっと前だ。
「太郎さん。どうして、そんなに、何時何分まで、こだわるの?」
私の父と母が、麻友さんに好かれているんだ、と言っても、統合失調症の妄想だろ、と言って信じてくれないから、科学的に検証できる傍証を、いくつも集めなければならないからだよ。
「私を、『これが、彼女だ』って、連れて行けば、いいじゃない」
恋愛禁止令のでているAKB48の麻友さんを、どうやって連れて行くのよ。
「あっ、そうか。太郎さんには、傍証を積み上げるしか、方法がなかったのか」
やっと、私の苦労、分かってもらえた?
「須藤凜々花さんは、『人を好きになって、恋愛禁止ルールで我慢できる恋愛は恋愛じゃないと思った』と、苦悩を明かしたっていうけど、私達は、本当に、好き合って恋愛してたけど、恋愛禁止ルールを、一度も破らずに、我慢し通そうとしてるのよね」
そして、麻友さんは、まだ握手はしないけど、千人近いファンに私が混じって、麻友さんが10分くらいしゃべったり、歌ったりするのを、わたくしが、直接見ることができる機会を、作ってくれた。
「本当に、苦労したのよ。どうしたら、太郎さんが、AKB48のシングルの劇場盤を買ってくれるかって」
今、分かる。
そして、私は、人生で初めて、まったく同じシングルCDを2枚買う、なんていうもったいないことをして、麻友さんの7月23日の『ゆかた祭り』へ、行く権利を得た。
「太郎さん、まったく同じCDを、2枚買ったことって、ないの?」
私の家のと、後に母へのプレゼントで、前橋汀子さんのチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲と、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲との入っているCDを、時間差はあったが、2枚買ったことがある以外、同じCDを2枚買ったことは、一度もないと思うよ。
「ケチってことには、ならないわよね。だって太郎さん、300枚以上CD持ってるんですもの」
そうだよ。
ただ、無駄なことに、お金を使いたくないんだ。
「分かる。私も、お金に厳しいから」
そうだったね。絶対割り勘にして、しなかったら、後で、『あの時のさあ~』って言ってくるって、書いてあった。
「太郎さん、ああいうの読んで、どう思った?」
まゆゆって(当時は、『まゆゆ』だった)、数学に自信があるんだなあ、と思った。
「どうして、そう思うの? 普通の人なら『几帳面だなあ』と、思うのに」
数学に自信がなかったら、あのとき、割り勘でいくらずつになるはずだったって、覚えていられないよ。
「ただ、記憶力が良いのかも」
そんなことはない。どんなに記憶力が良くても、うっかり間違いはする。でも、麻友さんは、そのうっかり間違いを、自分の暗算で、検算することで、誤り訂正できるんだ。
誤り訂正できるっていうのは、数学のものすごい自信につながる。
だって、自分の間違いを自分で直せるんだもの。
「太郎さん。今日の『結婚をシミュレート(その2)』、期待にたがわなかったわ」
長いこと、投稿をできなくて、ゴメン。
「いいのよ。太郎さん、23年間待って手に入れた仕事、してるんでしょ」
そうだけど。
「あの、AKB48小学国語とかを使うというのは?」
本気で、ドラえもんのブログの方で(女の人のところへ来たドラえもんというブログのこと)、麻友さんに、1から数学を築いて、ホーキング-エリスを、読めるところまで、案内する。
「そんなこと、できるの? 私、大学へも行ってないのよ」
だから、いいんじゃない。
麻友さんが、ホーキング-エリスを読めるようになったということは、中学校卒業している文系の人でも、ホーキング-エリスを読めるようになったということじゃない。
「あっ、そうか。じゃあ、私、うんと当たり前そうな質問もしていいのね」
どうしても、分からなかったら、なんかハンドルネームとかペンネームとか作って、私のブログにコメントしてよ。
誠実に、お答えするよ。
これは、恋愛禁止ルールに反しないはずだよね。
麻友さんが、渡辺麻友本人です、と書かない限り。
「それは、そうだけど、コメントの内容を、科学に限らないと、ルール違反になるわね」
さっすが、特待生。いいとこ突いてくる。
「ギョウザ食べるときの、お酢とお醤油の動画の説明は?」
その説明から、ドラえもんのブログで、始めようと思う。
「あのブログの、紫色のひどいの、なんとかならないの?」
無料でやってるからね。あのポップコーン食べてる女の子の絵は、余裕ができたら、復活する。
「どうなったら、復活するの?」
背景が、白いところに、もっと黒くはっきりと文字を表示できるようになったら、元に戻す。
「太郎さんに取って、数式を読み間違えられるのが、一番恐いのね」
そう。それにつきる。
「もう、朝、7時半。太郎さん。寝た方が良いんじゃない」
そうだね。電気消して寝るか。
「太郎さんって、面倒くさい人だけど、素直だから、いいわ。これからも、その素直さ、なくさないでね」
私の今日の説明が、自然な発想の流露したエレガントな解答だと言われたのと同じくらい、嬉しい。
バイバイ。
「バイバイ」
現在2017年6月29日7時38分である。おしまい。