現在2019年1月11日21時04分である。
麻友さん。「笑(ショー)TIME!」二回目、お疲れ様。
「あれ、ほーんと、頑張ったんだから」
分かる。スタッフの人も、少しでも、面白くしようと、してたんだよね。
「太郎さん。ダーツって、やったことある?」
我が家で、ダーツのボード買って、やってたことあった。
「あっ、あるの。太郎さん、どんな点数だった?」
運動神経ゼロだから、負けてばかりだった。
「ウフフ、やっぱり」
さて、1月も早十日過ぎ、1月11日だ。『細胞の分子生物学』を、再開しよう。
「始めて」
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細胞は生命の基本単位なので,生命とは何でありどう働くかという問いへの答えは細胞生物学(cell biology)に求めることになる。細胞とその進化をより深く理解することにより,地球上の生命の神秘的起源,驚くべき多様性,広範な生息場所といった,壮大で歴史的な問題に取り組むことができる。かつて,細胞生物学の始祖の一人,E.B.Wilson が強調したとおり,“生物学のあらゆる問題の鍵は細胞に求めなければならない。なぜなら,すべての生物は1個の細胞である(あるいは1個の細胞であった)からである”。
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「この本を書いている、分子生物学者自身、生命の神秘的起源を、解き明かそうとしているのね」
ここの本文の中には、ないんだけど、DNAという遺伝情報を並べて書いてある鎖があるのね。
その鎖を、解読して、メッセンジャーRNAという部分的なコピーを作るんだ。
そして、そのメッセンジャーRNAから、必要なタンパク質を、作る仕組みが、できあがっている。
それは、リボソームという物質で、タンパク質を作っていくんだけど、そのリボソームというものが、それぞれの人の心をつかさどっているのではないかと、2017年、安曇野へ行って、躁になって、バンバンアイディアが閃いていたとき、思いついた。
時刻の刻印は、2017年5月26日18時3分。
「それは、すごいことなの?」
人間の心というか感情というものが、リボソームが、今度はこんなタンパク質、次はこんなタンパク質と作っていくのと、1対1に対応していることが分かったら、いま、このリボソームがこんなタンパク質を作ったから、この人は、こんなことを考えているだろう、と、分かることになる。
「リボソームというものは、ひとり1個なの?」
いや、体中にある。
でも、脳の中の1つのリボソームが、その役を担っているのか、体中のリボソームが、信号をやり取りして、一つの感情を作っているのかは、ちょっと分からない。
この視点があることを、常に気をつけて、この本を読んで行って欲しい。
「太郎さんの仮説なのね」
そうだよ。
もう22時7分になってしまったので、寝るよ。
「太郎さんって、本当に、自分のアイディアを、大切にしてるのね」
科学って、アイディアが、すべてなんだ。
「おやすみ」
おやすみ。
現在2019年1月11日22時12分である。おしまい。