相対性理論を学びたい人のために

まだ一度も相対性理論を勉強したことのない人は、何か一冊相対性理論の本を読みかじってみて、なぜこんなことが?という、疑問を持ってからこのブログに来てください。ブログの先頭に戻るには表題のロゴをクリックしてください

数学と国語

 現在2020年7月4日18時27分である。

私「今日、気付いたことが、あるんだ」

麻友「あらっ、どんなこと?」

私「2018年のクリスマスプレゼントとして、ペンケースを欲しいと言ったのが、最初だったと思う。あのときは、もう麻友さんは、AKB48を卒業していて、『そんなことを、言われても・・・』と、困ったのかも知れない」

麻友「それは、本当よ。私、困ったのよ」

私「そうだね。私が、今回気付いたこと、というのは、麻友さんが、誰か王子様と結婚するにあたり、私へのお別れに、このペンケースを、作ってくれたんじゃないか、ということなんだ」

麻友「やっと、諦める気になった?」

私「それは、場合による」


若菜「そうです。お父さん、簡単に諦めちゃ駄目です」

結弦「結局、手もつないでないんだものなあ」

若菜「お父さん、どうしてそんな、否定的解釈になったんですか」

私「アマゾンの、ペンケースの納期のずれが、気になった原因なんだ。麻友さんのペンケースなどというものは、長いこと、アマゾンにも、AKB48にも、なかったんだ。それが、5月の初めに、20種類くらい、一気に並んだ。説明を丁寧に読むと、外国語を日本語にしたようなところがある。若菜に、つまり姪に、AGPTEKのミュージックプレーヤーを、買ってあげたときみたいだった」

結弦「それで?」

私「麻友さんと、5月28日の『ペンケース、どうしよう』という記事で、相談した後、6月17日、とうとう申し込んだ。予定では、4~5日以内に発送します、とあった」

若菜「発送されなかったんですか?」

私「6月17日のうちに、発送しました、というメールが来た。なんだ、取り越し苦労だったな、と思った」

麻友「あれっ、でも、来たのは、一昨日(7月2日)じゃなかった?」

私「そうなんだ。発送のメールが来た翌日、納期が遅れます、というメールが来た」

麻友「『問題9,10』の記事で、7月23日~8月3日までには、届けます、と言ってきたとか」

私「ようやく、私も、分かったんだ。ペンケースは、まだ最初は、1つも作ってなかったのだと。だって、20種類もの麻友さんのペンケースを50個ずつとか作っちゃったら、売れなかったとき困るものね。だから、注文を受けてから、作るのだろうと。そして、来てみて判明したことだけど、やっぱり中国で作っていた」

麻友「えっ、新型コロナウイルスが、感染したりしない?」

私「私も、一瞬、それが脳裏をよぎったけど、渡辺麻友さんのペンケースで、新型コロナウイルスにかかったのなら、何も言えない。もしかしたら、本物の麻友さんが、今は中国に逃れていて、私のために、慣れないミシンで、これを縫ってくれたのだとすれば、新型コロナウイルスに感染してもいい」


若菜「このブログの記事って、ラヴレターですよね。でも、普通の人のラヴレターとは、ちょっと違いますよね」

結弦「とにかく、正確な日付や、正確な値段があって、夢見心地に浸りたい、ラヴレターを、読む側を、現実の世界に引き戻すんだよな」

若菜「お父さんって、こういう文体のような思考をしているんですか?」

私「面白いこと、聞くね。実は、栄信工業にいたころ、『太郎君にやらせる仕事がない』というので、みんな困り果て、ナンバー2だった中野さんという人が、『旭硝子の中国の工場に、CAD図面を送るんだけど、日本語読めないから、英訳して欲しい』という仕事を受けてきた」

麻友「英訳なんて、できるの?」

私「機械の図面だから、半径(radius)、深さ(depth)、角度(angular)、アルミ(aluminum)、幅(width)、など、言葉をあてがって、文章のところは、和英辞典と英和辞典使って、英作文して、少なくとも、英語が読めれば、意味が通じるだろう図面になった。その仕事は、4回くらいやったなあ」

麻友「何か、他の要因も、関係したの?」

私「いや、その旭硝子の側の人がね、面白がってたんだよ」

結弦「何を?」

若菜「お父さんの文体をですか?」

私「そうなんだ」


麻友「太郎さん。仕事でも、この文体なの? 公式な文書とかには、一定の決まりがあるでしょ」

私「かなり以前になるけど、数学か物理学の雑誌で、大学の先生をしている人が、こんなことを、書いていた。

『大学の授業では、当然のことながら、レポートを課すことになる。そうすると、採点しなければならない。1つのテーマで、200人くらいのレポートを見ることとなる。どれも似たりよったりのレポートなのだが、男の子のレポートは、黒一色で、レポートとしては、当然なのだが、面白くない。ところが、女の子の中には、先生を喜ばせようと、カラーのマジックペンなども使って、実に見ていて楽しいレポートを書いてくる子がいる。こういうのを見ると、本来カラーのレポートなど、あってはならないのだが(物理学では、今では変わっているかも知れないが、数学は今でもそうである)、良い点数を、あげたくなってしまう。レポートを読んで楽しいものにするのも、重要である』

とね」

若菜「だから、お父さん、独特の文体で、書くんだ」

私「あのときは、仕事でも楽しめるように、独特の文体で書いて、

『以上です。何か至らない点等ありましたら、ご連絡下さい』

と、書いたのが、

『えっ、これが、松田さんの息子さん?』

とかいうように、面白がられたようだった。どこでも、優秀だった人の2代目がどうか? というのは、気になるものだろうからね」

結弦「お父さんは、お父さんのお父さん、つまり、おじいちゃんに、かなわなかったと、思っている?」

私「麻友さんに会う前、2014年11月11日から2015年1月15日まで、初めて精神科に入院していたとき、新聞社の記者だと言ってた人と話していて、


記者の人「父は、超えられませんね」

私「今回、ここに、入院してみて、やっと父を超えたなと、思いましたね」


という会話があった」

麻友「どうして、超えられたと、思ったの?」

私「自分では、この私の数学の才能を守るために、私を気違いにして、大切に大切に、温存しているんだと思えて、そういう意味で、天才になったんだなと、確信したからだよ」

若菜「ゴッホは、自殺したけど、お父さんは、自殺しちゃ駄目よ」


結弦「お父さんのこの文体は、お母さんと会話を始める前から、あったんだな。でも、お母さんと会った2015年より前の記事は、書きにくそうに書いているところも、あるね」

私「会話じゃないから、ストレートになりすぎるのを、弱める方法が、見つからなかったんだ。麻友さんへの会話調になって、すごく書きやすくなった」


麻友「太郎さんって、国語の成績は、どうだったの?」

私「上がったり下がったりなんだ。小学校5年生のとき、前に田中角栄の裁判があるとテレヴィ付けちゃったと言った渋谷先生の国語の授業で、ウェゲナーの『大陸移動説』の文章の各段落が、どこからどこへかかっているか、というので、他の子が言ったのが、私には、違うように思えたんだ。それで、私が、手を挙げて、『こうじゃないですか?』って、提案したんだ。そうしたら、それが、見事に的中して、凄く褒められたんだ。それで、嬉しくなって、小学校5年6年、中学1年くらいまで、国語の成績は、比較的良かった。ただ、良かったとは言っても、


たいへんよくできました

よくできました

がんばりましょう


の3段階で、たいへんよくできました、だったというだけだから、全然大したことない」

麻友「中学時代とか、文学青年というほどでは、なかった?」

私「『美しい結果(その2)』という記事で、『過去ログをあされば、私が高校3年生になるまで、SF小説3冊と、『囁く声』と『ビロードの爪』というミステリーと、『Yの悲劇』、『Xの悲劇』という有名なミステリーと、『罪と罰』以外、小説というものは、読んでなかったことが分かる』と、書いているけど、本当は、もう少し読んでいる。モーリス・ルブランの怪盗ルパンシリーズは、子供向けのだけど全巻読んだし、江戸川乱歩の子供向けの46巻は、全巻読んだ。今でもあるんだねえ」

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若菜「ああ、こういう読書をしていたお父さんに取って、お父さんの時代の性教育は、許せないものだったのでしょうねえ」

私「でも、私が、あまりにも、温室育ちだったのかも知れない」

若菜「どういうふうに?」

私「私が、中学で1年2年と過ごして、3年になったとき、妹が、1年に入学してきたというのは、前から話しているよね。その妹が、母もいるとき、

『クラスの男子達が、ジャンボフランクフルトを食べるとき、これ、ペニスだからな、イテー、なんて言って食べているんだよ』

と言ったんだけど、私はそもそも、

『えっ、ペニスって何?』

と、知らなくて、母が、

『おちんちんのことよ』

と言ったので、

『えっ、そうなの?』

と、中学3年で、初めて知ったという状態だった」

麻友「太郎さん、凄いわ。以前、『高校3年生になるまで、『告白する』という言葉に、『好きですと言う』、という意味があるって、知らなかった』と、言ってて、冗談だろうと思ってたけど、本当だったのね。納得したわ」

若菜「お母さん、この人が、王子様じゃ、駄目ですか?」

麻友「太郎さんは、私には、絶対ウソをつかない、と言ってる。私は論理学を少し学んだから、『私はウソをもうしません』などという陳述は、全く信じられないことを知っている。ただ、ウソをつかないというのを証明するには、限りなくずっと正直でい続けるしかないのだとも、知った。太郎さんに、そのペンケースで、私を許してというためのプレゼントとするのは、やめるわ。これからも、そのちょっと国語力が欠けた、面白い言葉を聞かせて」

結弦「お母さん、そうでなきゃ。お父さんは、数学では他の人の何倍も進んでますが、国語ではやっと24歳なんですよ。『まゆゆさばドル本当だった』、実現しましょう」

麻友「私の本体が、今、26歳。太郎さんの方が、私よりも、2歳年下? 手が掛かるわねぇ。でも、それはそれで、楽しいか♡」

 現在2020年7月4日22時27分である。おしまい。