現在2020年12月14日20時11分である。(この投稿は、ほぼ2049文字)
麻友「昨日は、投稿してくれなかったわね」
私「連載が長くなると、今までと矛盾することを書いていないかと、前の方の投稿をチェックしながら書くようになるので、時間がかかるんだ」
若菜「でも、ブログには、全文検索の機能があるから、楽ですね」
私「この全文検索の機能、コメントも見てくれると良いんだけど、コメントまでは検索してくれないんだよね」
結弦「あっ、そうか。他の人が書いてくれた、コメントまでは、検索してくれないのか」
麻友「この前の、この定理。残りの2つも、オイラーの公式で、片付けられない?」
[定理 9.32]
(1)
(2)
(3)
結弦「オイラーの公式は、
これだけど、 とすると、
だよね。これを、どうするの?」
麻友「特待生の腕の見せ所ね。
で、辺ぺん掛けるのよ。
」
結弦「分かった。これを、計算するんだね。指数は、足し算になるから、
で、これが、
と、一致する」
若菜「なるほど、これから、複素数の実部、虚部が、共に等しいから、
となり、サインとコサインの加法定理が、得られます」
麻友「いつも、思うんだけど、『サイン、コサイン、タンジェント』とか、サインは、正弦、コサインは余弦、とか言って、必ずサインの方が、コサインより、大事にされる。でも、計算していくと、大抵の場合、サインよりコサインの方が、先に出て来るし、コサインの方が、実部だったりして、役に立つのよ。太郎さん、これ不公平だと思わない?」
私「まさに、私も、そう思っている。ただ、私が、最初に三角関数と対峙したのは、中学2年生のときの、望遠鏡のレンズの屈折率を表す、次の式でだったんだ」
若菜「この式は、どこから?」
私「最初にどの文献で見たか、覚えていない(確か、鶴見図書館で借りた、光学の本だった)ので、ファインマン物理学のⅡ巻の『第6章 屈折率の本質』の61ページから、持って来た」
若菜「そういうときでも、信頼できる本を、選ぶんですね」
私「ファインマン物理学が、かなわない事態は、よっぽどのことがない限り、ない。熱力学や、統計力学は、ちょっと不得手だが、この本はほとんどの物理学者が読んでいるから、間違いはほとんどないんだ」
麻友「太郎さんは、コサインより前に、サインに会っているのか」
私「それに、サインウェーブとは言うが、コサインウェーブとは言わない」
麻友「あっ、そうか」
私「サインとコサインの加法定理の証明まで、進んだね。続きは、明日以降に、しよう。セロクエルを飲むと、確実に馬鹿になるんだ。もう飲んじゃったから、ほとんど、書けない。おやすみ」
若菜・結弦「おやすみなさーい」
麻友「おやすみ」
現在2020年12月14日22時07分である。おしまい。