相対性理論を学びたい人のために

まだ一度も相対性理論を勉強したことのない人は、何か一冊相対性理論の本を読みかじってみて、なぜこんなことが?という、疑問を持ってからこのブログに来てください。ブログの先頭に戻るには表題のロゴをクリックしてください

3つだけ

 現在2021年2月12日22時19分である。(この投稿は、ほぼ1733文字)

麻友「『3つだけ』って、何?」

私「麻友さんが、芸能界から引退する前の、2019年の2月に、『私の病気の原因』という投稿をした。そのとき、病気とは別に、こんなことを、書いた」


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大江さんが、『原則』、しかも、子供でも分かる原則で、考えていくように、心懸けて行くように、と言ってる。

 大江さんの『原則』として、

───もう取り返しがつかないことをしなければならない、と思いつめたら、その時、「ある時間、待ってみる力」をふるい起こすように!

が、大江さんに取って一番大切な、原則なんだよ。

 そして、ファインマンの原則は、

『すべてのものはアトム───永久に動きまわっている小さな粒で,近い距離では互いに引きあうが,あまり近付くと互いに反発する───からできている』

であり、ランダウの原則は、昨日ちょっと話した、慣性(ずーっと同じスピードでいたいという性質)から、エッセンスを取り出した、変分原理(へんぶんげんり)というものなんだ。

 実は、この3つだけで、人類は、ある意味、今と同じか、もっと良い、科学文明を、築ける。


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               (このブログの『私の病気の原因』という投稿より)


麻友「ああ、大江健三郎さんの難しい本を、太郎さんのために読まされて、大変だったわ」

私「大江健三郎の文章は、明快で分かり易いのだが、密度が濃いからな」

麻友「えっ、あれが、明快で、分かり易いですって?」

私「まあ、もう一回、2年経って読み返したら、違う感想を持つかも知れない」


若菜「大江健三郎さんは、作家ですよね。ファインマンランダウは、物理学者ですよね。この3つだけで、何をしようというのですか?」

私「物理学というものは、星占いの天文学と、錬金術の化学から、生まれて、反対に天文学と化学を説明できるほどになった。そして今、物理学の研究の原則は、物体はずーっと同じスピードでいて、真っ直ぐ進んでいたい、つまり最短コースを進みたいんだと、捉えられている。それが、慣性(かんせい)の法則だ」

結弦「でも、真っ直ぐ進んでいないもの、一杯あるけど」

私「そう。見かけの長さとは、ちょっと違うんだ。ただ、あるところから、別なところへいくとき、その道筋1つ、1つに、ある数が計算されるんだけど、実際、物体が描く道筋は、その数が一番小さくなっている道筋なんだ」


麻友「でも、それ、こじつけじゃない? 実際に辿った道筋が、一番、そのある数が、小さくなるような、式を、でっち上げることも、できるじゃない」

私「さすが、特待生。そうなんだ。鶏が先か卵が先か、という議論になってしまうんだ」

結弦「お父さんも、分かってたの?」

私「うん。だからね。これから、上の3つだけを使って、科学の説明をしていくとき、変分原理を使うのは、「ある時間、待ってみる」ことにしようと、思うんだ」

若菜「なんか、難しそうですものね」


麻友「ところで、新型コロナウイルスの、ワクチン、できちゃったじゃない」

私「私が飲んでいる、オランザピンという薬、ファイザー社が、ジェネリックを、作っているんだ」

若菜「お父さん、がっかりですか?」

私「私が、ワクチン作らなければならないほど、深刻なことにならなくて、良かったと思っている。でも、今度のことで、色んなことが、変わったね」

結弦「でも、こういうことが、起こるたびに、貧しい人は、ますます貧しくなるんだよなあ」

私「良く分かってるじゃないか」

結弦「馬鹿にするない」

私「じゃあ、ここまでにしよう」

若菜・結弦「おやすみなさーい」

麻友「おやすみ」

私「おやすみ」

 現在2021年2月12日23時42分である。おしまい。