相対性理論を学びたい人のために

まだ一度も相対性理論を勉強したことのない人は、何か一冊相対性理論の本を読みかじってみて、なぜこんなことが?という、疑問を持ってからこのブログに来てください。ブログの先頭に戻るには表題のロゴをクリックしてください

ありがとう。物理学者諸君。(その7)

 現在2021年5月26日19時47分である。(この投稿は、ほぼ2929文字)

私「麻友さん。私が、物理学や数学を、学ぶことが、役に立ったんだよ」

麻友「何を、今更言ってるの?」

真由「何か、成果があったのですか? 前回の論文は、価値がなかったですけど」

私「先々週の木曜日(5月13日)に、ポートのメンバーのひとりの、Iさんという人が、You-tubeで、片岡ジョージさんという人の、新型コロナウイルス禍を風刺する動画を、観ていたんだ」

若菜「どんなことを、言うんですか」

私「例えば、見ている目の前で、インターネットで、コトバンクという辞書で、『自粛(じしゅく)』って、調べるんだよね。そうして、『自分から進んで行ないや態度をつつしむこと。』と、書いてありますね。という。そして、

『自粛を要請』

って、矛盾してませんか? と言うんだ」

結弦「あっ、そうか。自分から進んでのはずなのに、国の側が、求めてるんじゃ、矛盾してる」

真由「それで、松田さんは、なんと言われたのですか?」

私「『それは、コトバンクっていう、1個の辞書だけ見ているからだよ。広辞苑引いたら、違う意味も書いてある』と言って、その場で、いつもの電子辞書を、引いた」

真由「そこで、持っているんですか」

麻友「そういう人なんです」

私「案の定、広辞苑には、自粛は、『自分で自分の行いをつつしむこと』と、あった。だから、『『国に言われて、自分で自分の行いをつつしむこと』と、言えるから、矛盾とは言えない』と言ったんだ」

若菜「完全勝利じゃ、ないですか」

私「Iさんは、色々、新型コロナウイルスの問題を、持ち込む。先週の火曜日(5月18日)には、Iさんが『行政の(20時閉店などの)命令に従わないと、罰金だって』と、傷ついているので、私が、『ソ連だったら、国に逆らったら、牢屋に入れられちゃうよ。罰金で済んでるなんて、日本は平和だよね』と言ったので、『松田さんと話していると、気持ちが楽になるよ』と、安心したようだった」

結弦「また、完勝だね」


私「人間というのは、負けてばっかりというのは、気が済まないもののようだ」

麻友「復讐されたの?」

私「昨日(5月25日)は、私は、いつもと違うことを、しようと思っていた。去年の9月頃に、BSプレミアムで放送された、100分 de 名著の中の、ダニエル・デフォーの『ペスト』 を、録画してあったのを、見ようと思ったのである」

結弦「そこで、反撃されたの?」

私「『感染症のペストの番組を、観たいんだけど』と言ったら、Iさんが、『ペストって、ウイルスなの?』と、聞いてきたのだ」

若菜「ウイルスじゃないとすると?」

私「Iさんは、さらに、『ペスト菌というものが、あるの?』というので、改めて、百科事典で、ペストと調べる。そして、初めて知ったのだ。ペストは、細胞であり、自分自身で、細胞分裂で、増えることができる。だが、新型コロナウイルスは、細胞ではなく、特定の、DNAかRNAを、持っているだけで、それを、人間の細胞に入れて、増やしてもらわなければ、増えられないということを」

麻友「太郎さん、やっぱり分子生物学は、アマチュアね」

私「どうして、1週間で、こんなにできる人間に、なったのだろう? ふと、Iさんが、新しい本を、読んでいる。私が、『あれっ、それ、小林よしのり』と、言ったら、Iさんが、『松田さんには、危険かもな』などと、差し出した。実はその日、私も、小林よしのりの本を持っていたのだ。それで、交換した」

Iさんの本

小林よしのり『コロナ論3』(扶桑社)


私の本

小林よしのり戦争論』(幻冬舎



結弦「えっ、お父さん、まだ『戦争論』読み切ってないの?」

私「本を、読むの、のろいんだよ。いや、マンガだって、まだ、『ハチミツとクローバー』1巻すら読み切れていないくらいだから」

麻友「えー、道理で、ハチクロのネタで、釣ろうと思っても、上手く行かないわけね。でも、前に聞いたけど、太郎さんって、マンガ読むとき、それぞれの登場人物に、声を割り振って、アニメを観ているように読むらしいのよね。これって、ひとつの才能よね。今後5年かどうかはともかく、人間が暇になったとき、太郎さんだけは、『ハチミツとクローバー』全10巻だけで、2年とか、楽しめちゃうのかも」

真由「速く、効率よく、ミスが無く、仕事や試験をクリアすることと、取り組んできた私にとって、こんな人生の送り方があった、というのは、驚きですけど、私は、この人の better half には、なれません。余りに価値観が違いすぎます。マクスウェル方程式を、解いたら、サヨナラです」

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麻友「あっ、えっ、勝利を譲られた。太郎さんには、他にも良いところ一杯あるのに」

私「なんか、麻友さん。陰で、脅かしたんじゃないか」

麻友「そんな卑怯なこと」

若菜「でも、東京大学に首席入学、常に首席、首席卒業、その後も、自分の能力で、できないことは、ある意味無かった。その人にとって、元AKB48のお母さんに、負けを認めるなんて、苦痛だったでしょうね」


真由「最後、やってあげますよ。

{\displaystyle \mathrm{rot} E=-\frac{\partial \mu_0 H}{\partial t}}

{\displaystyle \mathrm{rot} H=\frac{\partial \varepsilon_0 E}{\partial t}}

でしたね。この第1式に、さらに、{\displaystyle \mathrm{rot}} を、作用させる」

麻友「{\displaystyle \mathrm{rot}} って、何でしたっけ?」

真由「それを、話そうとしたところから、Abel, Niels Henrik という論文の話に、脱線したのでしたね。そもそも、なぜ、Niels Henrik Abel という題にしなかったのですか?」

私「魂胆があったのですよ」

真由「もしかして、全論文を、題名で、アルファベット順に並べたとき、最初に来るように?」

私「そうです」

真由「松田さんも、結構したたかですね」


真由「さて、もう22時08分に、なってしまったので、{\displaystyle \mathrm{rot}} の説明は、明日にしましょう。松田さんが、研究しているのを見て、周りの人も勉強を始めるというのは、嬉しいことでしょうね。でも、誰でもが、太郎さんの頭脳を、持っているわけでは、ありませんよ。ほどほどを、わきまえてくださいね」

麻友「じゃあ、おやすみ」

若菜・結弦「おやすみなさーい」

真由「おやすみなさい」

私「おやすみ」

 現在2021年5月26日22時14分である。おしまい。