相対性理論を学びたい人のために

まだ一度も相対性理論を勉強したことのない人は、何か一冊相対性理論の本を読みかじってみて、なぜこんなことが?という、疑問を持ってからこのブログに来てください。ブログの先頭に戻るには表題のロゴをクリックしてください

その2606円

 現在2021年6月11日17時22分である。(この投稿は、ほぼ1943文字)

麻友「太郎さん。若菜と結弦のために、2606円も」

私「前も話したけど、若菜は、今年の夏から、留学することになっている。今回、会ったら、次は、もう1年後。受験生になっていて、伯父さんなんかに、会う暇はないだろう。ただ、あの雑誌を買ったのは、結弦が、十分学習ができてなくて、困っているようだと、母から聞いたのが、大きい。『お金をかけずに、成績を伸ばすには、Z会が、いいんだ』と、アドヴァイスしたけど、数学に関して、一番良いのは、中学生なら、『高校への数学』、高校生なら、『大学への数学』だ」


雑誌『高校への数学』(東京出版)

雑誌『大学への数学』(東京出版)


若菜「それで、相談もせずに、買ってきたの?」

私「こういうのは、相談すると、とりあえず、本人達に、聞いてから、となり、あそこは、特に、母親がケチだから、娘も息子も、やっぱりいい、なんてことに、なってしまう。私は、ずっと後悔しているのだ。浪人中、あの当時では、5000円出せば、英英辞典が、買えたのだ。でも、辞書はあるのに、もうひとつ欲しい、と言えなくて、49歳になった今でも、英英辞典が、電子辞書に入っているのに、英和辞典で、済ませてしまう。英語力を上げるには、英英辞典を引いた方が、何倍もいいのが、分かっているのに」

私「それに、5000円どころか、今回は、1300円。『高校への数学』というのは、私の受験時代は、なかったかも知れないが、保谷にいた頃から知っていて、数学を伸ばすには、良いかもな、と思っていた。本当は、数学は、結弦の本当のお父さん、国語は、結弦の本当のお母さん、英語は大丈夫なので、理科と社会を、なんとかしたいという要請だったが、公文で、3年先まで進んで、表彰されているくらいだから、数学はできるのだろうと思っていたのに、どうも、親のお陰で、あの成績を維持していたようで、数学が余り振るわないようなのが、心配だった」

私「国語ができる、と言っても、あまり凄いと思われないものだが、数学ができると、もの凄く頭が良いように、思われがちだし、本人の自信にも繋がる。本当は、受験では、数学より英語の方が、安定して高得点が取れるのだが、結弦は英語の映画が、聞き取れるくらいなのだから、英語はいい。数学は、自信があるかどうかだけが、すべてを決する。自信を持っていれば、どんどん難しい問題に取り組んで、成績も伸びる。『高校への数学』を、結弦の本当のお父さんに頼らずに、あっちこっち読んでみれば、今まで考えたこともなかったことに、出会うだろう」

私「そういうわけで、『高校への数学』を、買うことにしたが、若菜を放っておくのも、悪いので、レヴェルが高いのは、分かっていたが、『大学への数学』を、買うことにした。留学先で、どうやって手に入れるか? ということも考えたが、2,3カ月やって、とても無理と思ったら、やめるだろうし、どうしても続けたかったら、日本から送ってもらうだろう。とにかく、高校2年生くらいだと、受験のレヴェルの数学というものを、知らない。それに、ガツンと当たってみるのは、良いことだろうと思ったのだ」

結弦「お父さんに、本当に子供ができてたら、さぞ期待をかけただろうねえ」

私「私の父も、今の私が、姪や甥にかける期待の何倍もの期待を、私にかけていたんだよ。あの、カセットテープにプログラムを保存するパソコンや、関数電卓まで与えて」

若菜「それで、2冊買って、2606円ですか?」

私「実は、6月6日に、アマゾンで、在庫切れだった、アインシュタイン選集の第2巻が、1冊だけ、補充された。その日のうちに注文し、6月9日に届いた。それは、8140円だ。姪や甥に、1300円の雑誌を買ってあげて、何が悪い」

若菜「図書館で、借りてましたが、読んでませんでしたね。本当に読むのですか?」

私「読むつもりだ。だから、図書館の本では、読まなかった。アインシュタインの原論文は、特別だ。という言葉を、耳にしたこともある。相対論を語るなら、原論文、GRAVITATION、『場の古典論』の3つは、読んでおかないと、と思っている」

麻友「最後は、相対性理論のブログらしくなったわね。もう22時16分よ。寝たら?」

私「じゃあ、寝るよ。おやすみ」

若菜・結弦「おやすみなさーい」

麻友「おやすみ」

 現在2021年6月11日22時18分である。おしまい。