相対性理論を学びたい人のために

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6人の指揮者による演奏の違いに対する考察(その4)

 現在2024年10月9日15時27分である。(この投稿は、ほぼ2987文字)

麻友「太郎さんは、お母様に言われて、家の本を整理したために、『英雄』のスコアを、見つけられない状態が、続いていた。前回の、中央の矢印でなく、『見る』という方をクリックした方が良いと言って、見せた、



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これを見て、自分のレポートが間違っていると、思い込んだのよね。だけど、その後も探していて、遂に見つけた。以下に問題の、冒頭の和音と、提示部の繰り返しの部分を、載せる」

英雄スコア冒頭
英雄スコア提示部繰り返し
英雄スコア展開部へ


私「小さく、『5』とか、『150』とか、『155』とか、書いてあるのは、5小節とか、150小節とか言う意味だと、分かるな」

若菜「もちろんです。冒頭の和音は、確かに、第1小節と第2小節ですし、提示部の繰り返しで戻るのは、第5小節ですね」

結弦「レポートは、合ってたんだな」


麻友「じゃあ、続きを見せて」

本文17ページ
本文19ページ
本文21ページ
本文23ページ

結弦「『私は、sfp (スフォルツァンドピアノ) のあの音は、ベートーヴェンが、この曲を作曲する上で犯した、唯一のミスではないかと思っている』か、お父さんも凄いこと、書くよな」

麻友「妹さん、レポート読んでくれたのでしょう? この部分、なんて?」

私「忙しいだろうに、

妹のメール『
第一楽章の繰り返し(150小節)の話でのスフォルツァンドピアノの表示の音の不快感!の話とか、まさに私も弾いていて感じてました。
素人にはあそこの寸前が、ピアニッシモなのに、ラのフラットの四分音符♩だけスフォルツァンドにして、直後にピアノに戻るのはとても弾きにくいし、太郎ちゃんの言う通り、どうしてそこまでして、ここにフォルテの音を入れたかったのか必然性を感じないんですよね…。繰り返しの後のメロディ♪の方がずっと自然で美しいんだよねぇー。
ど素人の私でもそれ思ってた…。
太郎ちゃんが、ベートーヴェンがこの曲を作曲するうえで犯した唯一のミスって書いてたのには笑ったよ!確かにこの必然性の無さは大家ベートーヴェンらしく無いよね。

と、書いてくれた」

若菜「ベートーヴェンとかなると、ひとつひとつの音符にも、必然性が要求されるんですね」

私「心地よいメロディーになるように、音符が並んでれば良い、というものでは、ないんだね。私もビックリした」


麻友「だって、作曲で、お金をもらっているんですもの」

結弦「ただ、『あの素晴しい愛をもう一度』っていう歌があるじゃない。あの歌を作曲した人(北山修が作詞、加藤和彦が作曲し2人の連名で発表した楽曲)が、言ってたけど、『短い時間でフッと作曲できたけど、面白いメロディーで、その後もあんな曲を書こうと思っても書けない』らしいんだよね。平原綾香が歌った『ジュピター』だって、グスターヴ・ホルスト組曲『惑星』の中で、『木星』だけじゃん。あんなメロディー」

私「『あの素晴らしい愛を~』と、書いたんだけど、正しくは、『あの素晴しい愛を~』らしい。作詞にも、拘りがあるらしい」

若菜「お父さんは、『木星』には、一家言あるのですよね」

私「ホルストの『惑星』で、平原綾香が歌ったように、あのメロディーのところからしか、『木星』ではないと、思っている人が多いのだが、『木星』を、CD や、配信で、きちんとかけてみれば分かるように、実はたっぷり3分くらいの序奏があるのだ。あれを含めて、『木星』を、楽しんで欲しい」

結弦「いつもの、細かいお父さん」


麻友「これで、第1楽章は、終わり。第2楽章は?」

私「中学の時点で、第2楽章以下は、全然書けなかった。いや、今でも、偉そうなことが言えるのは、第1楽章だけだ。レポートでも、25ページから、第2楽章は始まるが、レポート自体が52ページで、終わってしまう。第3楽章では、『比較が困難なため、この楽章での比較は、はぶくことにする。』と、書いている。やっぱり、『英雄』で、比較が面白いのは、第1楽章だ」

若菜「ちょっと残念ですけど、スキャンは続けて下さいね」

私「分かった。じゃあ、今日は、解散」

 現在2024年10月9日20時01分である。おしまい。