第3章 私が理想としたものは
私は、色々な素敵な女の人達が、一時羽を休める大樹となることを理想としていた。男の人達は、女の人とセックスすることにより、自信を取り戻していくことが多い。だから、色んな素敵な女の人に私は、男の人達とセックスして欲しかったのだ。そして、男の人達を励ますのに疲れてしまった女の人がいたら、いつでも、私のところへ戻ってくればよい、そういう頼もしい樹になりたかったのである。そうなるためにも、私は精神的にしっかりした人間でなければならなかった。
一人の女の人と結婚するというのではなく、私を好いてくれた全ての女の人と結婚する位の覚悟はあった。こういうのは、結婚とは言わないのかも知れないが・・・
女の人に、複数の男の人と寝てもらうために、私がどれだけ悩んだかは前回書いたので、繰り返さない。