相対性理論を学びたい人のために

まだ一度も相対性理論を勉強したことのない人は、何か一冊相対性理論の本を読みかじってみて、なぜこんなことが?という、疑問を持ってからこのブログに来てください。

ようこそ諸君

 ようこそ私のブログへ

  この一番上の投稿のみ投稿時間を意図的に2020年12月31日に設定してあるので、常に一番上に表示される。2019年1月1日に2021年にシフトするつもりなので、半永久的に、最上段に表示されることになる。  

 

 これ以外の記事は、左の『記事を検索』に、キーワードを入れて、検索してほしい。かなり、検索能力は高いので、短い単語でも、大丈夫である。

 

 いくつか、私らしい、特徴の出た投稿があるので、それに対しては、常にコメントを受け付けやすいようにするためにこの措置を講じた。 

 

 これは、「a 女性科学者のスペース2」のsachiさんのブログで、「博士号の意味」という投稿を常時コメント可能にしているのを見て、思いついたものである。  差し当たって、今思い出せるものを並べておく。

 

 

★-7.なぜすばる望遠鏡を作らなければならなかったか(目の見えない人にものを見せるには)

 

★-6.小学生に選挙権を (1番恥ずかしい思い出と共に)

 

★-5.SONY許せぬと書きたかったが1(テロを未然に防ぐ方法)

 

★-4.SONY許せぬと書きたかったが2(逆アセンブルなんて言葉どこにある?)

 

★-3.SONY許せぬと書きたかったが3(少女よ、少年よ、アセンブラと等価になるコンパイラを作れ!)

 

★-2.SONY許せぬと書きたかったが4(勉強で、分からないことがあったら、どうすればいい?)

 

★-1.北上田君の思い出(科学はこう進め!)


★0.
さらば一般相対性理論(このブログに意義はあるのか?)

★1.
一般相対論の勉強法(分かろうとする努力が報われる方法)

★2.一般相対論の勉強法(その2)(こちらも読んでください)

 

★3.アインシュタインのくれた夢(1,000光年のリゲルに生きているうちに行けるか?)

 

★4.夢は実現してこそ相対性理論は、相対的というが、絶対的に効いてくる)

 

★5.相対論への招待(私の探検してきた相対性理論を、誠実に説明するとは?)

 

★6.太宰治も役に立つ(それは、明治の恋愛だわ)(ドラえもんのブログの記事)

 

★7.私の役目(100万人のファン全員と、ひとりにつき2日ずつ、まるごとデートすることはできないか? ある幸せな結婚をした家庭にも訪れたひとつの危機)

 

★8.社会を良くするにはどうすれば良いのか(生まれかわったら何になりたい?)

 

★9.相対論への招待(その2)三平方の定理を使えるか)

 

★10.お金を克服ニュートンの奇跡)

 

★11.相対論への招待(その3)(時間が遅れるって、それが理由?)

 

★12.相対論への招待(その4)(磁力線というものはあるのか?)

 

★13.相対論への招待(その5)(AKB48選抜総選挙エントロピーの定義)

 

★14.電子辞書手に入れたよ秋葉原のAKB48カフェで、イチゴ狩り)

 

★15.ストーカーの心理(こんなことが原因で殺されたら、泣くに泣けない)

 

★16.相対論への招待(その6)(数学そのものは、フェアなのに、人間ドラマが、ドロドロなのね)

 

★17.相対論への招待(その7)(未知数をエックスと書く)

 

★18.ベートーヴェン交響曲第7番(なぜ太郎さんが、そんなマイナーなお芝居のことまで知ってるの?)

 

★19.入院の思い出(私の量子力学では、その物理法則というものが、原子や分子みんなで、相談して、これからは、別な動きをしようよ、ということになったら、変わりうるものだ、というわけなんだ)

 

★20.入院の思い出(その2)基本情報技術者試験アセンブラ

 

★21.相対論への招待(その8)(『数Ⅲ方式ガロアの理論』のガイドブック?)

 

★22.相対論への招待(その9)(他の人のやりたがらないことをすると、お金がもらえる)

 

★23.量子テレポーテーションは、大丈夫?ゴールデンウィークに、日本の子供たちのために何ができるか、この雑誌で考えてみませんか)

 

★24.半年間頑張ってみる(訳し終えられなかったら、これっきり、というのは?)

 

★25.結婚をシミュレート(その2)(彼女が我が家の一員になることを父に紹介した瞬間)

 

★26.なぜ本を全巻そろえて買うか (大天才にして、悪魔。イエス様よりすごい)

 

★27.『水素が酸素を好きっ』って素敵でした(私の科学は、『好きっ!』の上に建設されている)(ドラえもんのブログの記事)

 

★28.選抜総選挙4人同時に1位という提案(人類の未来のために、何ができるか、と考えないで、何が今日の食事だよ)

 

★29.手加減しないで!(極度の冷え性だから・・・)(ドラえもんのブログの記事)

 

★30.なぜ天然のものが良いの?(お醤油とお酢の実験と光学異性体)(ドラえもんのブログの記事)

 

★31.ベートーヴェン交響曲第8番冷え性そのものを防ぐ方法)

 

★32.人を生き返らせる方法を見つけるには(最初に『これ、できる』と信じるきっかけ)

 

★33.隠すべきでない事実(麻友さんと私が、寂しさに耐えようじゃないか)

 

★34.数Ⅲ方式ガロアの理論(麻友姫救出作戦)(ドラえもんのブログの記事)

 

★35.吉野弘さん亡くなってたのか(ボケたり気が狂った人の脳の働きを正常に戻す方法がある?)

 

★36.小林りんさん、しごくなあ (科学に関してロビー活動を行いたい)

 

★37.キログラム原器がどうなるの?(水が1番重くなるのは何度のとき?)

 

★38.美しい結果(精神的なストレスという言葉の意味は?)

 

★39.ベートーヴェン交響曲第9番(第9は敵?)

 

★40.ベートーヴェン交響曲第9番(その2)(中学の先生方への感謝の気持ち)

 

★41.ほっとけない世界のまずしさ(小学生だって分かる)

 

 

 

 

☆47.この世界の本当の姿は?3(努力で世界は変わるか?)(一部復活中)


★48.
解析入門Ⅰを読んでいるだけで十分勉強になる(正しくない命題の中には、正しくないということを誰にも証明できない命題がある)

★49.
順序に入り♪(数学において正しいとはどういうことか)

★50.『解析入門Ⅰ』§3問題5)
(この問題の完全解を作成中です)

★51.
「気違い」の定義統合失調症とは?)

 

★52.理論物理学者として(男の子達が、みんな喜ぶのにどうしてしちゃいけないの?)

 

☆53.分かりにくかったのだろうか(1~6,1~10)(私がどう気違いであるか)

 

★54.エイブラハム&マールスデン&ラティウに到達している統合失調症の妄想とはここまで広がる)

 

★55.神様(この世界には、「選ばれた人」が、いるのか)

 

★56.不協和音を不快に感じる理由(神様がいなくとも、この世界は、美しくなる)

 

★57.2人の素敵な女の人(ここが、渡辺麻友さんとの原点)

 

★58.傾国(天才というのは、無報酬でも努力できる人)

 

★59.『感情をなくした』心に響く言葉(皆、自分だけだと思っている)

 

★60.麻友&太郎という公認カップル (愛されていれば、ここまでできる)

 

★61.キスにも色んなキスがあるんですね渡辺麻友さんの心まで欲しいという人には、麻友さん自身を、麻友さんが耐えられるまで、一時、身近に行かせてあげるよ)

 

★62.先輩として叱る必要があるか(後輩との接し方)

 

★63.麻友さんの愚問(大先輩なら)

 

★64.ハグされちゃった (私にもガール・フレンドがいたことがある)

 

★65.私とエロイカ(なぜ私のペンネームがEROICAか)

☆66.私のメモ横浜市立みなと赤十字病院とは、こんなところだった)

 

★67.宇宙の外に出られる看護婦さん(柔軟な発想と読書)

 

☆68.やっぱり、シャコンヌにしようか前橋汀子さんとウィーン・フィルの共演を求む)

 

★69.最高の便箋(コンサートでのマナー)

 

★70.レオナルド・ダ・ビンチを真似てはいけない(リーマンゼータに関する私の数学の最前線の1つ)

 

★71.シュールですね(これを、数式ではなく、絵だと思ったのだな)

 

★72.「やっほー」の効果超越数の独立性に関する私の数学の最前線の1つ)

 

★73.はやぶさまゆゆか、はやぶさか)

 

★74.はやぶさ(その2)(映画『はやぶさ/HAYABUSA』の解説)

 

★75.はやぶさ(その3)(初めて、1回だけ1位になったきりAKB48を去った人)

 

★76.はやぶさ(その4)(それが、イトカワの微粒子か)

 

☆77.宇宙の年齢を求める(その1~その9)(ハッブル定数からの計算法を説明しました)

 

★78.IH(アイ・エイチ)調理器のこと(古典論で磁石とは相対論的現象だ) 

 

★79.ハイゼンベルグの先見の明(乱流は量子論的効果か?)

★80.
私が数学を信奉する理由(9.11はテロではない)

 

★81.欽ちゃんみたいな人に会いにいったら? (天才を目指す人へ)

 

★82.私の憧れの人(私はどんな人間になりたいか)

 

 

 

 以下は、女の人のところへ来たドラえもんというもう一つのブログの記事

 

★1.最初に種明かしします量子力学の使い道)

 

★2.右がどっちか答えるまで10分かかる少年(覚えている限り一番昔の事)

 

☆3.躍るアトム(その1~その5)(原子ってどれくらい小さい?)

 

★4.たのしい算数(数学の天才のつくり方)

 

☆5.持ち上がった卵(その1~その5)(人生最初の実験)

 

☆6.1から始める数学(その1~その15)(1から0をつくるまで)

 

★7.相対性に破れたスパイ作戦(ひらがなしか読めない子にこんな本無理か)

 

★8.相対性に破れたスパイ作戦(その2)(小学校1年生の私は何を見たのか)

 

★9.解ける謎は解こう(ブログのアクセス解析の謎。男の人たちが、ロボットを愛するようになったら、日本は、おしまいよ)

 

☆10.謎、解けたよ(その1~その6)(すべて正直に公表することの大切さ)

 

★11.整数環(太郎さんって、本当に勇ましいというか、向こう見ずというか・・・)

 

★12.2017年1月13日朝はここまで(人間が、誰かを、尊敬するか、軽蔑するかって、ほんの些細なことが原因であることが多い。天才数学者って、どんな落書きするの?)

 

★13.整数環(その2) (公理的集合論登場)

 

★14.太宰治も役に立つ(軽蔑しきっていた人への花)

 

★15.『水素が酸素を好きっ』って素敵でした(私の科学は、『好きっ!』の上に建設されている)

 

★16.手加減しないで!(極度の冷え性だから・・・)

 

★17.なぜ天然のものが良いの?(お醤油とお酢の実験と光学異性体

 

★18.数Ⅲ方式ガロアの理論(麻友姫救出作戦)

 

  ★は、それだけで単独の投稿。☆は、その話題を論じた中で、中心となる投稿へのリンクであり、他のいくつかの投稿と関係があることを示す。

  コメントは、いつ行っても良い。よっぽど大量にコメントされない限り、なんらかのレスポンスはするつもりである。

  ワンクリック詐欺につながるようなコメントがあった場合を除き、基本的に、コメントはすべて残す。

  自由に書ける代わりに、下らない中傷を書いたりすると、永遠に残るので、後で恥ずかしくないよう、それなりに節度は守った方が、ご自分のためでしょう。

  それでは、炎上されるのは困るが、活発な議論をする分には、何度コメントされても良い。

  誠意のある熱心なコメントには、私としても、200字以上の誠実なレスポンスを出来るはずである。
  では、よろしく。

  追記  一時、このブログが、閉じられていた間に、2008年04月28日の「中島みゆきファンに捧ぐ」という投稿から、2009年07月04日頃の投稿までが、電子データから、削除されました。

 このブログを再開する際、電子的にバックアップを取ってあったものが、2008年04月28日までだったので、そこまでしか、まだ、復旧できておりません。

  しかし、私の家には、紙に印刷した形で、2009年04月18日までの投稿、および、コメントが、残されています。これ以前のものは、コメント者のリンクは復元できませんが、コメント本文は、復元できます。

 従って、皆さんが、心を込めて、コメントしてくださったものは、ほとんど、復元できます。  また、一度ネット上に流れた、データですから、本来なら、全部、どこかのハードディスクに記録が残っているはずです。

  私が、もっと有名になって、私の過去が語られる際には、その完全復刻版のブログが、公開できると思われます。

   それでは、よろしく。

2009年12月28日4時54分追記しました。
2015年8月5日3時43分一部改訂しました。

 

数学を専攻するとはどういうことか

 現在2018年1月18日17時03分である。

 昨日の投稿で、数学のゼミで受けた訓練について、いずれ書こうと思っている、と書いた。

 だが、いずれなんて言ってると、いつまでたっても書かないだろう。

 思い立ったのだから、書いてしまおう。

「どんな、話になるの?」

 今日は、専門的な話も書くから、麻友さんには難しいかも知れない。

 でも、私が、どんなところでつまずいて苦労したか、という話だから、ちょこっちょこっと、面白い話が転がっていると思う。

 高校生が、大学で数学を勉強するって、どんなことなのだろう、と思っているのにも、少し答えられるかも知れない。

「私も、高卒だから、同じね」

 まず、大学に入学すると、数学では、線形代数というものと、微積分というものを、学ばされる。

 この2つを知らないと、理系のほとんどの学術書が読めない。

 高校生が、これらを勉強するのにどうしたらよいかというと、ちょっと裏技を使った方が良い。

 いきなり大きな本を読むのでなく、微積分の最初のとっかかりを与えてくれる、次の110ページだけの小さな本を、丁寧に読むと良い。

イプシロン-デルタ (数学ワンポイント双書 20)

イプシロン-デルタ (数学ワンポイント双書 20)

 問題は、解かなくとも良い。

 なぜ、そんなことが言えるかというと、私自身、この本の問題は、1問も解かなかったからだ。


 さて、これを読んだら次は、線形代数に入門するのだが、ここでも、裏技が必要である。

 次の本は、非常に良い本なのだが、この本を第1章から読んでは駄目なのである。

線型代数入門 (基礎数学1)

線型代数入門 (基礎数学1)

 私が、どうやって勉強したかというと、最初のうち授業に出ていて、行列式の展開の仕方を学んだ後、佐竹一郎の『線型代数学』を読み始めたのだが、具体例が少なくて、理解できなかった。後から、上の齋藤正彦の『線型代数入門』を読んで、補ったのだった。

線型代数学(新装版) (数学選書)

線型代数学(新装版) (数学選書)

 その時も、第1章は、苦労した。

 病気になって帰ってきた後、43歳にもなって、一緒に物理学のゼミをやっている相手の人に、

線形代数は、どうやって勉強した?』

と、聞いたら、

『齋藤正彦さんの本です』

という答えが返ってきたので、

『あの本、第1章が大変じゃなかった?』

と、尋ねたら、

『私、第1章読んでないんです。先生が読むなと言ったから』

と返されて、

『あー、それは、先生が良かったんだ』

と、深い感慨とともに、答えたのを覚えている。

 齋藤正彦の『線型代数入門』は、第2章から読むこと。

 これが、裏技2である。


 さて、裏技3。

 線形代数の入門は、その本で完璧だが、微積分は、もう少し本を読む必要がある。

 私は、いつも、杉浦さんの本を、勧めていたのだが、自分がどうやったかを思い出してみると、ここでも、裏技を使っていたことに気付いたのだ。

 どういうことかというと、まず高木貞治の本を読んだのである。

定本 解析概論

定本 解析概論

 そして、もっと厳密な議論が欲しいなぁ、と思ってから、

解析入門 ?(基礎数学2)

解析入門 ?(基礎数学2)

に、取りかかった。

 最初から、これに取り組むと、なぜこんなどうでもいいことに証明つけるんだ、みたいに思えて、面白くないのである。

 第2巻は、2年生の内容も、少し含まれている。

 ここでも、裏技は、必要である。

解析入門  ?(基礎数学3)

解析入門 ?(基礎数学3)

の一番最後が、複素解析なのだ。

 だが、大学の授業では、2年生になるとすぐ、複素解析が必要になってくる。

 第2巻が、進まないよう! と思ってないで、第1巻を読んであれば、すぐに最終章へ飛べる。

 後は、必要に応じて、ちょこっとずつ、切り崩せば良い。

 これが、裏技4。

「えー、大学1年生で、こんなに、太郎さんでもつまずきそうなところがあるの?」

 大学って、高校とは、全然違うんだよ。

「でも、私は、高校も、あまり味わってないのよねぇ」

 麻友さんを、無理矢理にでも、大学へ行かせたいなぁ。

 いや、京都大学や、東京大学でなくとも、良いんだ。

 高校生達が、自分の将来と学力を天秤にかけながら、いろんな大学のいろんな学部の様々な学科を、一所懸命選んで、そして入学して、何かを身につける。

 あっ、これ書いてて、思い出した。

 この間の日曜日(1月14日)に、TSUTAYAで、『Best Regards!』レンタルしてきたんだ。

「えっ、買ってくれたんじゃ、なかったの?」

 あんな、15,120円もするもの、買えない。

「じゃあ、どうやって、リクエストしたの?」

 ソニーからのメールのリンクをクリックしたら、投票できたよ。

「そうだったのか。太郎さんが、買えるはずないと思ったけど」

 でも、借りてきて、収穫あった。

「どんなこと?」

 通常盤だったけど、『守ってあげたくなる』が、入ってた。

「それで?」

 あんまり喜ばせすぎてもいけないんだけど、麻友さんの声が、ちょっとずつ良くなってる。

「褒めてるの? けなしてるの?」

 褒めてるのと、けなしてるの、半分ずつなんだ。

 麻友さんが、どの程度、ヴォイストレーニングしているか、分からないから、もっとトレーニングすれば伸びるのか、もう充分トレーニングしてるのに、この程度なのか、分からないんだけど、そこは、麻友さんの方で、判断して。

「結局良くないのね」

 私にこう言われたことを恨むかも知れないけど、麻友さんは歌手としては、(まだ)一流ではない。

「どうして、そんなこと言うの?」

 いや、私だって、京都大学へ行くくらいだから、数学の才能があったのは、確かなんだ。

 でも、一流の数学者になれるほどじゃなかったのは、見ての通りだ。

「障害者になっちゃったからでしょ」

 たとえ、障害者になっても、永遠不滅の業績を遺した人もいる。

「例えば?」

 ゲオルク・カントールという集合論を作った人。

「太郎さんは、何を言いたいの?」

 私は、数学の才能は二流くらいだったかも知れない。

 でも、本当に数学が好きで、ずっと数学の鍛錬を続けてきた。

 そうしたら、いつの間にか、麻友さんを振り向かせるほどになった。

 麻友さんだって、本当に、歌うのが好きなら、もっと練習して、そして、これが一番大事だけど、何十年でも、続けてみな!

「あっ、そういうこと。つまり、今は、二流だということを認めて、それでも、好きなら、ずっと続けろというのね」


 数学を専攻した場合の話は、また次回に回して、そのゼミで教わった一番大切なことは、将来にわたって数学を学んでいくとき、どうやったらハードルを越えられるかのパスポートをもらったことだった、ということを書いて、今日の投稿を終わろう。

「私、歌手になれるかしら?」

 それを、決めるのは、麻友さん自身だからね。

 じゃあ、バイバイ。

「うん。バイバイ」

 現在2018年1月18日19時43分である。おしまい。

相対論への招待(その10)

 現在2018年1月17日16時18分である。

「相対論への招待って、前回は確か去年の5月よ。忘れちゃってるわよ」

 もうちょっと前に、(その10)を書きたかったんだけど、麻友さんに書きたいことは一杯あって、こんなに延び延びになってしまった。

「私が、興味があるのは、太郎さんのオリジナル原稿って言ってたものなんだけど」

 前に話した、モーターボートの説明のアイディアの話だね。

 もう、ノート見せちゃおう。

 私のノートは、ほとんど30枚綴りのコクヨのキャンパスノートなんだけど、1冊だけ100枚綴りのものがある。

 大学へ入学したばかりの頃、いっぱい勉強しようと思って、買って、使い道に困っていたんだ。

 それを、2回生の終わりに、分子生物学の女の人との話を作ろうと、『細胞の分子生物学』という1,000ページ以上のものすごい本を読むときのノートとして、使い始めた。

 表紙は、その後、色々なことに使ったので、こんなことになってる。

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「太郎さんって、ノートの表紙に、内容を書いておくの?」

 これは、ものすごくノートの多い私の場合、致し方ないんだ。

「それで、中身はどうなってるの?」

 『細胞の分子生物学(第2版)』を、ノート取りながら読んで行ってる。ほらっ。

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 拡大すると、

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 丁寧に書いている。

「これ、2回生の終わり。つまり、クロイツェルソナタの女の人に振られた後よね」

 そうだよ。振られたのは1回生の終わりだから。

「もう、とっくに気が狂ってたんじゃないの?」

 私の病気はねぇ、いやな病気なんだよ。

 実際は、入学したての4月から、父や母がクロイツェルソナタの女の人のご両親と連絡を取り合っているという妄想が頭を支配していた。

 だけど、この頃は、まだ充分勉強もできた。

 2回生になり、失恋の痛手から立ち直り、物理学と数学の危機も克服して、後期には4回生向けの一般相対論の授業で、優を取った。

「それは、どの程度、大変なことなの?」

 私は、後に、意味としては、一般相対論的宇宙論である、天体核物理学(てんたいかくぶつりがく)というものを専攻したから、これを専攻した私からすると、優を取れて当たり前だったけど、普通に物理学科にいても、一般相対論の授業はさっぱり分からないという人は、ざらにいた。京都大学でもこうなのだから、他の大学では一般相対論で優を取るなんてのは、学年に数人なんじゃないかな。

「つまり、太郎さんは、妄想は持ってたけど、発病はしてなかったのね」

 多分、そうなんだと思う。

「どうして、太郎さんは、女の人を好きになっちゃうのよ。それを、2回もやらなければ、世界は変わってたかも知れないのに」

 私の発病に、失恋が大きく影響しているのは確かだけど、科学に対する責任感も、同じように重要なんだ。

「科学に対する責任感が、どう働いたというの?」

 母によく話すんだけど、4回生の夏に気が狂ってなかったら、多分自殺してた、とね。

「恐ろしい選択ね」

「それで、その2回生の終わりのノートが、どうなるの?」

 3回生の夏に、分子生物学の女の人に失恋して、3回生の時専攻していた複素多様対論のゼミを諦める。

「3回生の時は、数学を専攻していたのよね。いつも、数学と物理学を半年ずつ専攻したと言ってるけど、数学も完全には専攻してないの?」

 うん。数学も、前期分だけしか訓練を受けなかったんだ。

 前期分だけだけど、この時教わったことは、私には、本当に宝物のようなものだった。

 現在私が、ブルバキなどの難しい文献を、平気で読めるのは、この時の訓練の賜物なんだ。

 このゼミで、どんな訓練を受けたかは、いずれ紹介しようと思う。


 さて、3回生の後半は、私は、必死にもがいていた。

 父や母が、単位が足りないじゃないか、と言いだし、ドイツ語の単位をなんとか取ったりしていた。

 さて、4回生になり、クローン病になってしまった親友や、他の何人もの友人のおかげで、天体核物理学のゼミに入れた。

「太郎さんが、優秀だったから入れたんじゃないの?」

 優秀じゃなきゃ入れないのは本当なんだけど、そもそも私は、4月の最初の研究室を決める会合に、そんなに重要なものだと知らなくて、行かなかったんだ。

「何してたの?」

 寝てたんだ。

「はぁー、呆れた。どうしようもない人ね」

「それで、どうしたの?」

 クローン病になってしまった親友が、夕方電話してきて、

『なぜ来なかったの?』

というから、

『何か、重要なことあったの?』

と、聞いたら、

『天体核、明日集合らしいから、友達に確認してあげるよ』

と、言われて、びっくりしたみたいな感じだったんだ。

「ほんっと、手のかかる人ね。そのお陰で、天体核に入れたの?」

 実は、私の方からも、前から、天体核に、働きかけていたんだ。

「どうやって、そんなことが、できるの?」

 ゼミだって、人間がやるんだから、形式にとらわれる必要はないんだよ。

 天体核は、佐藤文隆さんの研究室だったけど、その下に、だいぶ前に宇宙の年齢求めるとき出てきた、佐々木節さんもいた。2回生の時、優を取った一般相対論の授業は、佐々木さんが先生だったのだ。

 天体核は、例年、ランダウの本でゼミをやっていたが、私は、もっと新しい本で、やりたかった。

 それで、佐々木さんのアポイントメントを取って、会いに行って、

『天体核に行きたいのですけど、テキストをGravitationにしてもらえませんか?』

と、言ったのだ。

 このやる気を見せたのも、6人に選ばれた理由の1つなんだ。

 その代わり、選ばれたからには、恩を返さなければならなかった。

「恩を返せたと思っているの?」

 私は、あの時は、返せなかった。だが、このブログ自体が、私の京都大学への恩返しになっているんだ。

 その4回生の天体核物理学のゼミのための勉強ノートとして、先ほどの100枚綴りのノートを使い始める。

 一般相対性理論のことを勉強しながら、私は、特殊相対性理論の復習を始める。

 特殊相対性理論では、加速度運動は扱えないはずだった。

 でも、実際には、加速度運動を扱える。

 じゃあ、加速という考えで、ローレンツ変換を導けないか?

 これは、朝、朝日新聞の配達をしながら考えていたことだった。

 そして、私は、超準解析というものを使って、それを達成したと思った。

 それが、オリジナル原稿と言っているものだ。

ローレンツ変換とか超準解析とか、分からないわよ私は」

 とりあえず、見せよう。

 これなんだ。

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「なんか、マッチ棒みたいなのが、段々崩れて行ってるけど」

 そう。加速と共に、物体の長さも縮んでいく、というのを、私が、計算しようとしているんだ。

「時間が遅れるだけでなくて、長さも縮むの?」

 両方を、同時に計算するというのが、難しいんだ。

「それで、計算結果は?」

 結局、京都にいたときは、計算できなかったんだ。

「えーっ、じゃ、今までの話は何?」

 実は、数値は計算できなかったけど、京都で最後のこのアイディアは、私に、特殊相対性理論は必ず正しいという絶対の安心感をくれたんだ。

 小学校1年生の時からの、ずっと目指していた相対性理論に、私は、登頂できたんだよ。

「そういうことなのね。太郎さんに取って、人生の目標の一つが、かなったというわけだったのね」

 そう。そして、特殊相対性理論の復習が終わったので、心置きなく、一般相対性理論に取り組めることとなった。

「やりたかったことは、それで、済んだの? 私には、説明してくれないの?」

 麻友さんが、現れたのが、私にとっては、大きかった。

 この京都でやりかけながら、最後までできなかった計算を、2016年10月5日、ついにやってしまうことになる。麻友さんに説明しようというのが、動機だった。だから、『麻友24』のノートに書いてある。

 これが、本当のオリジナル原稿だ。


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「えっ、でも、これだけでは、私、分からない」

 無理だよね。説明しなきゃ。

 でも、今日は、疲れちゃったから、ここまで来たことで、終わりにしようよ。

「太郎さんでも、まともな物理の話になると、疲れちゃうのね」

 それは、誰でも同じだね。


 今日、『まゆゆきりん『往復書簡」』2通目読んだよ。

「随分、ゆっくり読んでるのね」

 多分、麻友さんも、ゆっくり書いただろうから。

「この投稿は、どうするの? URLをツイートしないの?」

 麻友さんは、本当は、このブログをブックマークに入れてて、いつも見てるんだよね。

 そして、私がURLツイートした記事が、面白いと、私を喜ばせるために、ツイッターから、アクセスしてくれるんだよね。

「どうして、知ってるの?」

 それが、好きで、いつもその人のこと、考えてるってことだよ。

 ツイッターは、スタッフの人に任せてしまったし、メールを、一方的に送り続けることになっても、いやがられるかも知れないから、この記事は、投稿するだけにする。

 麻友さんは、きっと読んでくれるもの。

 そして、

『太郎さん、もっと本質的なこと、書きなさいよ』

って、怒ってるんだろうなぁ。

 でも、ラヴレターって、究極的に、『好きです』以外、書くことないんだよなぁ。

 あっ、卒業したから、改めて言っておくけど、柏木由紀さんとの友情は、大事にしなきゃ駄目だよ。

 人間って、本当にしょうもない生き物で、異性との友情って、築きにくい。

 私の人生でも、女性の親友というのは、私が結婚してないのもあって、きちんとは、できなかった。

 麻友さんに、男性の友達がたくさんいたっていい。

 でも、ゆきりんの代わりは、二度と現れないよ。

 私に、ゆきりんの代わりもしてって言っても、それは、不可能。

 女性の友情が壊れるのは、同じ人を好きになった場合、とかすぐ思いつくけど、こんなステレオタイプな場合しか思いつかないほど、女性の友情を描いた小説や映画は、少ない。

 それだけ、女性の友情って、壊れやすくて、続きにくいんだよ。

 私の時と同じように、絶対許してもらえる、約束の言葉とか決めとくと、良いんじゃない?

「太郎さんと、何か、決めたっけ?」

 若いのに、もう忘れてる。

 両方のブログを、『無条件降伏』と、検索して、約束を思い出してね。

ゆきりんは、大丈夫だと思うけど」

 一番危ないのは、ゆきりんが結婚してからだな。

 いい人と結婚すれば大丈夫だけど、良くない人と結婚したらまずいな。

「どうして?」

 女の人って相手の男の人によって、すごく変わるから。

「そっかー。ゆきりんとの友情が、壊れるなんて、・・・、そんなこと、絶対ないようにしよう」

 じゃあ、今日は、伝えることは、おしまいだ。

「(その11)楽しみにしているわ」

 分かった。おやすみ。

「おやすみ」

 現在2018年1月17日21時51分である。おしまい。