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相対性理論を学びたい人のために

まだ一度も相対性理論を勉強したことのない人は、何か一冊相対性理論の本を読みかじってみて、なぜこんなことが?という、疑問を持ってからこのブログに来てください。

ようこそ諸君

 ようこそ私のブログへ

  この一番上の投稿のみ投稿時間を意図的に2018年12月31日に設定してあるので、常に一番上に表示される。2017年1月1日に2019年にシフトするつもりなので、半永久的に、最上段に表示されることになる。  

 

 これ以外の記事は、左の『ブログ内検索』に、キーワードを入れて、検索してほしい。かなり、検索能力は高いので、短い単語でも、大丈夫である。

 

 いくつか、私らしい、特徴の出た投稿があるので、それに対しては、常にコメントを受け付けやすいようにするためにこの措置を講じた。 

 

 これは、「a 女性科学者のスペース2」のsachiさんのブログで、「博士号の意味」という投稿を常時コメント可能にしているのを見て、思いついたものである。  差し当たって、今思い出せるものを並べておく。

 

 

★-7.なぜすばる望遠鏡を作らなければならなかったか(目の見えない人にものを見せるには)

 

★-6.小学生に選挙権を (1番恥ずかしい思い出と共に)

 

★-5.SONY許せぬと書きたかったが1(テロを未然に防ぐ方法)

 

★-4.SONY許せぬと書きたかったが2(逆アセンブルなんて言葉どこにある?)

 

★-3.SONY許せぬと書きたかったが3(少女よ、少年よ、アセンブラと等価になるコンパイラを作れ!)

 

★-2.SONY許せぬと書きたかったが4(勉強で、分からないことがあったら、どうすればいい?)

 

★-1.北上田君の思い出(科学はこう進め!)


★0.
さらば一般相対性理論(このブログに意義はあるのか?)

★1.
一般相対論の勉強法(分かろうとする努力が報われる方法)

★2.アインシュタインのくれた夢(1,000光年のリゲルに生きているうちに行けるか?)

 

★3.夢は実現してこそ相対性理論は、相対的というが、絶対的に効いてくる)

 

★4.相対論への招待(私の探検してきた相対性理論

 

★5.太宰治も役に立つ(それは、明治の恋愛だわ)(ドラえもんのブログの記事)

 

★6.私の役目(幸せな結婚をした家庭にも訪れる危機)

 

★7.社会を良くするにはどうすれば良いのか(生まれかわったら何になりたい?)

 

★8.相対論への招待(その2)三平方の定理を使えるか)

 

★9.お金を克服ニュートンの奇跡)

 

★10.相対論への招待(その3)(時間が遅れるって、それが理由?)

 

☆12.この世界の本当の姿は?3(努力で世界は変わるか?)(復活中)


★13.
解析入門Ⅰを読んでいるだけで十分勉強になる(正しくない命題の中には、正しくないということを誰にも証明できない命題がある)

★14.
順序に入り♪(数学において正しいとはどういうことか)

★15.『解析入門Ⅰ』§3問題5)
(この問題の完全解を作成中です)

★16.
「気違い」の定義統合失調症とは?)

 

★17.理論物理学者として(男の子達が、みんな喜ぶのにどうしてしちゃいけないの?)

 

☆18.分かりにくかったのだろうか(1~6,1~10)(私がどう気違いであるか)

 

★19.エイブラハム&マールスデン&ラティウに到達している統合失調症の妄想とはここまで広がる)

 

★20.神様(この世界には、「選ばれた人」が、いるのか)

 

★21.不協和音を不快に感じる理由(神様がいなくとも、この世界は、美しくなる)

 

★22.2人の素敵な女の人(ここが、渡辺麻友さんとの原点)

 

★23.傾国(天才というのは、無報酬でも努力できる人)

 

★24.『感情をなくした』心に響く言葉(皆、自分だけだと思っている)

 

★25.麻友&太郎という公認カップル (愛されていれば、ここまでできる)

 

★26.キスにも色んなキスがあるんですね渡辺麻友さんの心まで欲しいという人には、麻友さん自身を、麻友さんが耐えられるまで、一時、身近に行かせてあげるよ)

 

★27.先輩として叱る必要があるか(後輩との接し方)

 

★28.麻友さんの愚問(大先輩なら)

 

★29.ハグされちゃった (私にもガール・フレンドがいたことがある)

 

★30.私とエロイカ(なぜ私のペンネームがEROICAか)

☆31.私のメモ横浜市立みなと赤十字病院とは、こんなところだった)

 

★32.宇宙の外に出られる看護婦さん(柔軟な発想と読書)

 

☆33.やっぱり、シャコンヌにしようか前橋汀子さんとウィーン・フィルの共演を求む)

 

★34.最高の便箋(コンサートでのマナー)

 

★35.レオナルド・ダ・ビンチを真似てはいけない(リーマンゼータに関する私の数学の最前線の1つ)

 

★36.シュールですね(これを、数式ではなく、絵だと思ったのだな)

 

★37.「やっほー」の効果超越数の独立性に関する私の数学の最前線の1つ)

 

★38.はやぶさまゆゆか、はやぶさか)

 

★39.はやぶさ(その2)(映画『はやぶさ/HAYABUSA』の解説)

 

★40.はやぶさ(その3)(初めて、1回だけ1位になったきりAKB48を去った人)

 

★41.はやぶさ(その4)(それが、イトカワの微粒子か)

 

☆42.宇宙の年齢を求める(その1~その9)(ハッブル定数からの計算法を説明しました)

 

★43.IH(アイ・エイチ)調理器のこと(古典論で磁石とは相対論的現象だ) 

 

★44.ハイゼンベルグの先見の明(乱流は量子論的効果か?)

★45.
私が数学を信奉する理由(9.11はテロではない)

 

★46.欽ちゃんみたいな人に会いにいったら? (天才を目指す人へ)

 

★47.私の憧れの人(私はどんな人間になりたいか)

 

 

 

 以下は、女の人のところへ来たドラえもんというもう一つのブログの記事

 

★1.最初に種明かしします量子力学の使い道)

 

★2.右がどっちか答えるまで10分かかる少年(覚えている限り一番昔の事)

 

☆3.躍るアトム(その1~その5)(原子ってどれくらい小さい?)

 

★4.たのしい算数(数学の天才のつくり方)

 

☆5.持ち上がった卵(その1~その5)(人生最初の実験)

 

☆6.1から始める数学(その1~その15)(1から0をつくるまで)

 

★7.相対性に破れたスパイ作戦(ひらがなしか読めない子にこんな本無理か)

 

★8.相対性に破れたスパイ作戦(その2)(小学校1年生の私は何を見たのか)

 

★9.解ける謎は解こう(ブログのアクセス解析の謎)

 

☆10.謎、解けたよ(その1~その6)(すべて正直に公表することの大切さ)

 

 

 

   ★は、それだけで単独の投稿。☆は、その話題を論じた中で、中心となる投稿へのリンクであり、他のいくつかの投稿と関係があることを示す。

  コメントは、いつ行っても良い。よっぽど大量にコメントされない限り、なんらかのレスポンスはするつもりである。

  ワンクリック詐欺につながるようなコメントがあった場合を除き、基本的に、コメントはすべて残す。

  自由に書ける代わりに、下らない中傷を書いたりすると、永遠に残るので、後で恥ずかしくないよう、それなりに節度は守った方が、ご自分のためでしょう。

  それでは、炎上されるのは困るが、活発な議論をする分には、何度コメントされても良い。

  誠意のある熱心なコメントには、私としても、200字以上の誠実なレスポンスを出来るはずである。
  では、よろしく。

  追記  一時、このブログが、閉じられていた間に、2008年04月28日の「中島みゆきファンに捧ぐ」という投稿から、2009年07月04日頃の投稿までが、電子データから、削除されました。

 このブログを再開する際、電子的にバックアップを取ってあったものが、2008年04月28日までだったので、そこまでしか、まだ、復旧できておりません。

  しかし、私の家には、紙に印刷した形で、2009年04月18日までの投稿、および、コメントが、残されています。これ以前のものは、コメント者のリンクは復元できませんが、コメント本文は、復元できます。

 従って、皆さんが、心を込めて、コメントしてくださったものは、ほとんど、復元できます。  また、一度ネット上に流れた、データですから、本来なら、全部、どこかのハードディスクに記録が残っているはずです。

  私が、もっと有名になって、私の過去が語られる際には、その完全復刻版のブログが、公開できると思われます。

   それでは、よろしく。

2009年12月28日4時54分追記しました。
2015年8月5日3時43分一部改訂しました。

 

半年間頑張ってみる

 現在2017年5月15日22時46分である。

「この題名は何? それより、昨日ドラマ見たんでしょう。何かひと言感想を言ってくれても良かったんじゃない」

 昨日、ドラマ、ちゃんとリアルタイムで見たんだ。

 ただ、麻友さんが、大阪での握手会で、体調不良で午後欠席したというのを読んで、そのことばっかりになっちゃった。

「私、太郎さんの言ったこと、採用したんですけど」

 うん。気付いた。エンディングテーマをもっと大きな音でかけた方が良いと言ったんだよね。

「どうだった?」

 うん。はっきり聴き取れるようになって、良かったと思う。

「良い曲だったとは、言ってくれないの?」

 書店ガールの曲の投票の時、どうしても私には、『アルジャーノンに花束を』の『The Rose』を選ばずにはいられなかったように、今回の歌も、最高に素晴らしいとは、言えなかった。

 私、この、美しいかどうかって、こだわっちゃうんだ。

「普通のファンが、そんなこと言ったら、『おまえ、さては、えなり、だな』って、縛り上げるけど、太郎さんなら、『いつか、良い曲だったと言わせよう』と、悔し涙に暮れるわね」

 その大好きで、好いてくれている麻友さんに、ちょっと悲しい報告なんだ。

「誰か好きな人ができた?」

 バカ言え。

「いや、有り得るんじゃない?」

 ないって。

「ああ、最後まで、私に冷たくあたったのね」

 本当にお別れなら、最後くらい優しくしたよ。

「わっ、大丈夫なんだ。太郎さん、私をおいてったりしないのね。(ギュッ)」

 ひとつ問題があるんだ。

「なに」

 ホーキング-エリスを訳してるでしょ。

The Large Scale Structure of Space-Time (Cambridge Monographs on Mathematical Physics)

The Large Scale Structure of Space-Time (Cambridge Monographs on Mathematical Physics)


「ああ、仕事のことか」

 いつも、仕事のある麻友さんなら、それほど問題にならないんだけど、私に取っては、23年間待って、やっと来た仕事でしょう。

 どうしても、成功させたいんだ。

「頑張ればいいじゃない」

 それが、そう簡単じゃないんだ。

 本当は、麻友さんのところへしわ寄せが行くのは、お門違いなんだけどね、私自身を、この本を訳すことに、集中させるために、私の周りからこの本以外を取り去りたいの。

「そんなに、深刻なの?」

 昨年の12月から、今日まで、2ページしか進んでないんだ。

「えーっ、太郎さん、えなりが憑いてるんじゃない?」

 麻友さんに祓ってもらえば、解決するのなら、祓ってもらいたいよ。

 でも、これは、ドラマじゃないんだ。

「何が、原因なの?」

 要するに、私の統合失調症というのは、うつ病や、躁うつ病のもっとひどくなったものに近いから、妄想も起こるけど躁の時は、どんどん仕事も進むんだ。

 麻友さんのコンサートに私が行かれなくなった頃、私、絶好調だったでしょう。

「1年半前ね。とすると、今は、うつなわけ?」

 その通り。悪い方へばっかり行ってしまう。

「それで、集中するというのは?」

 私が、入院していた時のことを、思い出したんだ。

 入院中は、やることないから、私は、数学ばっかりやってた。

「でしょうね。今だって、数学ばっかりやってるもの」

 アハハ、そうだね。

「それで、上手く行くのかしら?」

 私が、数学の本を読む時、いつも失敗するのは、この本を読みたい、という本があって、その本を読むには、この本も読んでおかなければならない。いや、あれも必要かな?と、限りなく読む本を増やしてしまうことなんだ。

「それを、どうやって防ぐの?」

 この本1冊をぎりぎり読めるくらいのタイムリミットを置いて、それまでに訳し終えると約束する。

「誰と?」

 麻友さんと。

「私は、えなり祓いみたいに、何かしてあげられないの?」

 例えば、畑で野菜作っているのなら、『運ぶの手伝って』、とも言えるけど、今は、タイプしてもらう必要もないから、本当に、麻友さんが活躍する場は、ないに等しい。

というか、麻友さんには、期待して待っていて欲しい。

 私は、これから、半年間、ブログへの投稿をほとんど休止する。

 ツイッターだけは、二人の唯一の連絡手段だから、基本的に一日1回、送るけど、ネット上を検索して、面白い話を書くのは無理だ。その日訳した内容を、書くことにしよう。

 372ページの本で、まだ、20ページも訳せてないから、これを、半年で、というのは、かなり厳しいが、麻友さんのことをネット上で調べている時間は、かなりにのぼるから、それをカットして、辛うじて行くかな。

「そんな、危ない計画で、大丈夫なの?」

 いや、これくらい、ぎりぎりにしておかないと、私は、他の本に手を出し始めるからね。

「太郎さん、浮気性なのね」

 本に関しては、そう。

 ブログは、特別な日。

 例えば、ドラマの最終回。選抜総選挙の発表日。などの日だけ、書くことにする。

「私には、条件付けさせてくれないの?」

 どんな、条件を付けたいの?

「この半年間、私が、フリーエージェントになっていいというのは?」

 どういう意味だい?

「この半年間は、太郎さんの婚約者であることを解除するのよ」

 もともと、私には、婚約者なんていう権利をもらってないけど、いいんじゃない2年ぶりで、フリーになるのは。

「もう一つ」

 次は?

「どうしようかな?」

 取り敢えず、言ってみたら。

「太郎さんが、半年後までに、訳し終えられなかったら、私と太郎さん、これっきり、というのは?」

 うぐっ、麻友さん、そんなに、私を、信じてるんだね。

「太郎さんのえなりを祓うには、これしかないかな、と思って」

 そうか。私のえなりを祓うか。

 今、私には、『うつ』という『えなり』が憑いてるのか。

 いいでしょう。その条件呑みましょう。

「必ず、訳してね」

 ああ、私は、最愛の人を、人身御供に出してしまった。

「いけにえなんて、考えず、一所懸命訳しなさい。今日は、もう寝た方がいいわ。おやすみ」

 おやすみ。

 現在2017年5月16日1時23分である。おしまい。

量子テレポーテーションは、大丈夫?

 現在2017年5月2日13時32分である。

「太郎さん。こんな時間にどうしたの?」

 麻友さん、覚えてるかなあ、2011年の9月24日頃、光よりも速いものがあるかも知れない、というニュースが世界を駆け廻ったの。

「そんなの、覚えてないわよ」

 まあ、覚えてなくてもいいんだけどね。

 あのニュースから数ヶ月して、実は、光ファイバーの差し込みがゆるかったための、実験ミスでした。という発表があったんだ。

「じゃあ、結局、光より速いものは、ないわけ」

 そう。

「で、何が重要なの?」

 あれが、実験ミスだって気付いたとき、その実験してた人、残念だっただろうなあ、と思って。

「まあ、ミスだったんなら、残念じゃない」

 でも、ちゃんと発表したのは、重要な意義のあることだった。

「どのくらい、重要な、実験だったの?」

 タイムマシンは、無理だろうけど、宇宙の考え方を、かなり変えねばならなくなる、実験だった。

 まあ、過ぎたことは、いい。

 私が、今日、麻友さんに伝えなければならないのは、以前、『この素晴らしき宇宙』という投稿で、『『量子テレポーテーション』って、本当に実験が成功しているんだ。』と、書いたことについてなんだ。

「覚えてないわよ。そういえば、テレポーテーションなんて、SFみたいなこと言ってるなぁ、と思ったような気もするけど」

 その曖昧なところが重要なんだよ。命がかかっているような決断を将来しなければならなくなったとき、麻友さんが、『科学の言うことを頼ろう』と思うような人になるように、私は努力してるんだ。

 だから、SF(science fiction 空想科学)なのか、科学(science)なのか、には、敏感になっていて欲しいんだ。

 そして、敏感になるためにも、私から麻友さんに行く科学情報には、正確さを期さなくてはならないんだ。

「そんなに、太郎さんって、いつも、自分が正しいかどうかって、チェックしてるの?」

 そりゃーね、麻友さんに、前、この本、

杉山忠一『英文法詳解』(学研)

英文法詳解

英文法詳解

を、毎日1ページずつ読んでるんだよ。と言って、読んでるのは、本当で、291ページまで来たんだけどね、これに書いてある例文の単語1個1個まで、文法的に説明できるかっていったら、とてもできないよ。

「あっ、その本、私も読もうかと思ったけど、本当に難しい本ね。高校卒業レヴェルの文法の知識があって、やっと読めるくらいじゃない?」

 そう。この本は、難しいから、大変だ。でも、今日だって、ブログ書き上げて、ゴミを捨てるために、外へ出たとき、すっごく良いお天気だったのね。それで、太陽見上げて、

『5月だろ。小学校でやったように、南中高度は、あれくらいとして、今10時なら、あんなに高くて良いのか?』

と、考えて、

『あっ、そうか。高いところで、2時間動いても、高度的には、余り変わらないのか。縦に動いてるんじゃないものな』

と、少しして納得した。

 こういうことは、いつもやってるよ。

「縦に動いてるんじゃないものなって?」

 夕陽だったら、縦に動くから、どんどん沈んでいくでしょ。でも、70度とかの角度からちょっと動いても、水平線に沈むような上下方向の動きはしないだろうということ。

「太郎さんの頭の中って、数式で、いっぱいなんだ」

 前に、私って、数学の世界全部が、無限の宝石箱になったみたいな人間なんだって話したでしょう。本当なんだよ。

「太郎さんが、『今までの自分のあの判断が、間違いだった』と気付くと、どこを修正すべきかのリストが、ダーッと、打ち出されるのは分かったわ。それで、今日は、何を、話したかったの?」

 そうだよね。麻友さんも、話したいモードだ。

 一番話したかったのは、小林りんさんから、ヒントをもらったことなんだ。

「えっ、テレポーテーションじゃなくて?」

 テレポーテーションが、簡単に片付くから、それから行くか。

 今日、

大関真之(おおぜき まさゆき)『先生それって「量子」の仕業ですか?』(小学館

先生、それって「量子」の仕業ですか?

先生、それって「量子」の仕業ですか?

という本を見てたら、

『「量子テレポーテーション」というのは、本当にワープするわけではありませんよ』

というようなことが、書いてあったんだよ。

「それだけで、信じちゃったの。太郎さんも、だまされやすいんじゃない?」

 そういうことじゃないんだ。私の中に、不安要因ができちゃったんだよ。

「疑わしきは、罰せず?」

 そう。きちんと、自分で納得してないものを、『実験成功してるんだ』と言い続けることは、できない。

 それに、麻友さんには、まだ話せないけど、スピンというものを用いた説明も、書いてあったんだ。

「あっ、やっぱり太郎さんが、ただ一文読んだだけで、信じるわけないと思ったけど」

 この人、2016年の文部科学大臣表彰若手科学者賞というのもらっている人なんだ。

「あらあら、トンデモ本どころか、ちゃんとした人が書いた本なんじゃない」

 ただ、麻友さんに言っておかなければならないのは、これで、『決まり』、じゃ、ないからね。

「太郎さんは、こんな人でも疑うの?」

 麻友さん、甘ちゃんでだめ。

 この本は、通俗書なの。きちんとした専門書か、論文を読んで、実験原理に納得して初めて、『正しい』と、公言できるんだよ。

「やっぱり、テレポーテーションは、できました、っていう方が、面白そうだしね」

 テレポーテーションの話は、一件落着。


「そういえば、なんで、本屋さんに、あんな時間に行ったの?」

 前回の投稿のURLを麻友さんにツイートした後、『歯のマンガ』の意味を考えてたんだ。

「あっ、ほらっ、ほらっ、太郎さん、分かってないんだ。わー、嬉しい。京大理学部にいたことを鼻にかけてるほどの天才が、何にジワるのか、分からないんだ。これは、痛快よ。毎週こうやって、太郎さんをいじめてやりたいわ」

 はい。分かりませんでした。

 そのうちに、フォローしている人が、ツイートしてきたんだよ。

「私、ツイートしてないわよ」

 分かってるよ。小林りんさんだったんだ。

「ああ、あの」

 ネット時代って、こういうとき、本当に便利になったなって思うよね。

「どういうこと?」

 これが、りんさんのツイートなんだよ。

「ああ、コピペできるってことね」

 紙に一度も印刷することなく、麻友さんの前へ、持ってこられるんだからね。

「太郎さん。もっとこういうのに慣れないと、『歯のマンガ』も、解けないわよ」

 あー意地悪。じゃ、その英文サラーッと、解読してよ。

「英文?」

「ウィードナットゥインヘリトゥ・・・」

「さっき太郎さんが、英語の自慢をしてたのは、ここで格好良く、訳してみせられるよ、と言うためだったのか」

 あれっ、そんな訳にはならないはずだが・・・。

「太郎さん、後で、なぜジワったか、教えてあげるから、いつもの超特急で、訳して」

{\mathrm{We\ do\ not\ inherit\ this\ world}}

{\mathrm{from\ our\ ancestors.\ We\ borrow}}

{\mathrm{it\ from\ our\ children.}}

私達は、この世界を先祖から受け継ぐのではない。

私達は、子供たちからそれを借りているのである。


 これ、訳してて、感心させられたのは、2行目に {\mathrm{borrow}} があるでしょう。普通、家屋とか施設など移動不可能なものには、借りると言うとき、ボローは、使わないって、習うんだよね。

「何を、使うの?」

 土地だったら、 {\mathrm{lease}} リースするって言うでしょ。

「誤訳だって言いたいの?」

 そうじゃないんだ。私達は、借りてるけど、子供たちにお金を払ったとは、言えないよ。ということなんだ。

「どうしてそうなるの?」

 ボローを使うのは、お金を払わずに、借りるという場合なんだ。

「うっ、太郎さんと話してると、英文法が邪魔して、英語、話せなくなる」

 それは、悪いことした。

「結局、どんなヒントをもらったの?」

 さっきのツイートで、日本語のところを読めば、りんさんが、あの写真の雑誌

日経ビジネス5月1日号』

を読まれません?

とヒントを書いてくれてるんだ。

「それで、寝てないのに、本屋さんへ行ってたの?」

 結果的に、自殺行為になりかけてる。

「寝なきゃ、私と結婚どころでなくなる」

「教えてあげるわよ。ジワった理由くらい」

 優しくなることもあるんだ。

「あのマンガで、『おまえ~』禁止にしようって、書いてあったでしょ」

 うん。

「あれ見てるうちに、『おまえ、さては、えなり、だな』を禁止にしようってことにしたら、次回からあのドラマ、終わらなくなるなって思って、終わって欲しいんだか、終わらないで欲しいんだかもごちゃまぜになって、ジワジワと笑えて笑えてたまらなかった。ということなのよ」

 それが分かった瞬間は、本当に、すっきりした。

 確かに、気分スッキリ寝られる、というのも、人間には、重要なんだね。

「もう、寝るわよね」

 ツイートして寝るよ。

 じゃ、お休み。

「本当に、手のかかる人だわ。あっこの言葉は、タイプされてないわよね」

 現在2017年5月2日19時07分である。おしまい。