現在2023年12月24日18時15分である。(この投稿は、ほぼ2278文字)
麻友「デート中だから、あの子達、出てこないの?」
私「意識して、出てこないようにしている」
麻友「曲を、指定して」
私「これ、
誰が、独奏ヴァイオリンか、分からなかった」
麻友「今日は、沢山持って、マックへ勉強しに行ったわね」
私「『集合と位相』とノート4冊、ブルバキ『数学原論』とノート3冊、研究ノート3冊、持って行った。でも、気分が乗らなくて、全然できず、
を、1ページ読んだだけだった」
麻友「どうして、そんなに乗らなかったのかしら?」
私「精神的なものを、挙げる人も、多いけど、人間は、肉体が健康でないと、なかなか頑張れない。今日は、ちょっとお腹が痛かったんだ。昨日冷えたみたい」
麻友「そっかー。寒くなってきてるものね。ところで、ヤクルトレディが、今週の水曜日、来るんでしょう」
私「2週連続、すっぽかすわけには行かないから、PayPayにも、2倍額チャージして、準備万端整えている」
麻友「ヤクルトレディを、待っているから、9時半のポートの大掃除に行かれないと、断ったんでしょう」
私「麻友さんのお父様に会いに行ったときは、まだ飲んでいた、下剤のアローゼン0.5gも、マグミット330mgも、まったくいらなくなった。麻友さんに感謝しているよ」
麻友「ああ、ただ、ヤクルト400は、まだあるけど、ヤクルトの発酵豆乳は、なくなっちゃったのよね」
私「負の面ばっかり見ない」
麻友「そうね。ところで、今晩は、太郎さんは、誰の演奏で、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲を、聴いているの?」
私「前橋汀子さんの演奏だよ」
麻友「じゃあ、素晴らしいのね」
私「前橋汀子さんのチャイコフスキー/メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲のCDを買ったのは、大学に入学した後だと思う。
高校3年生、浪人中は、まだ、ベートーヴェンのクロイツェルや、ピアノソナタ第28番に、のめり込んでいたように思う」
麻友「クロイツェルソナタの、女の人か。太郎さん、現実でも、有り得ない失恋するものね」
私「さおりさんにしても、誠子さんにしても、悪気はなかったんだろうね。そして、麻友さんにしても」
麻友「アイドルに、本気で惚れ込むなんて、ホント馬鹿よ。もうちょっと、理性を持ってよね」
私「ここから、曲の話をしよう。このチャイコフスキーと、メンデルスゾーンの、ヴァイオリン協奏曲は、前橋さんのCDで、聴いたのが、最初だ。初めて聴いたときから、『これは凄い』と思った。前橋さんが、というより、オケがもの凄く頑張っているのだが、当時のま新しい、デジタル録音で、『これ以上の演奏があるのか』と、感じ入った」
麻友「それも、一目惚れ。本当に、太郎さんって、一目惚れで、人生生きてきてる」
私「入学後、京都に前橋さんが弾きに来てくれるというので、1も、2もなく、聴きに行った話は、昔書いた。あのときのコンサートのチラシが出てきたので、日付の間違いを、直しておいた。
27182818284590452.hatenablog.com
1992年になってからなのだった」
麻友「そのチラシ、今でも、残してある?」
私「もちろん」
麻友「今でも、見られる?」
私「この場では、…」
麻友「見たい。見たい」
私「あのファイルどこかな」
ゴトゴト。
私「あったよ。ほら」
麻友「一目惚れでも、何年経っても、大事にするのね。見直したは」
私「チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲は、オケも凄い。3大ヴァイオリン協奏曲という場合、ベートーヴェン、ブラームス、メンデルスゾーンが、挙がるが、私は、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲大好きである」
麻友「私も、聴いてみて、まず分かり易いのよね。良さが分かり易いって、重要なことよね」
私「それが、分かってもらえたなら、今回のデートは、大成功だ。後は、曲を、堪能して欲しい」
麻友「前橋汀子さんって、12月11日に80歳になったのよね。音楽家ってことで、分かるけど、今でも、1日に、15時間くらいは、練習しているのでしょうね」
私「父が、82歳で、体のあちこちが、傷んできてる。前橋さんも、これからいつまでもは、無理だろうなぁ」
麻友「太郎さんの早発性痴呆の秒読みもある。こんな、デートは、来年以降もできるのかしら?」
私「じゃあ、クリスマスイヴということで、名曲と共に、幸せを噛みしめよう」
麻友「うん♥」
現在2023年12月24日21時18分である。おしまい。