相対性理論を学びたい人のために

まだ一度も相対性理論を勉強したことのない人は、何か一冊相対性理論の本を読みかじってみて、なぜこんなことが?という、疑問を持ってからこのブログに来てください。ブログの先頭に戻るには表題のロゴをクリックしてください

問題17解答(その3)


 この投稿は、5日間下書き状態に、なっていた。(この投稿は、ほぼ4025文字)

 現在2023年9月30日20時12分である。

麻友「太郎さん。次回通院のとき、認知症が進んでいるか、検査受けるのよね。恐くない?」

私「それほど、恐くはない。自分自身で、ブログ書いてるときとか、記憶力が、どんどん衰えて行ってるの、感じているから」

若菜「どう、衰えて行ってるのですか?」

私「最近(この言葉は、昨日なのか、8年前なのか、決して明らかではない)この投稿みたいに、『(その3)』みたいに、番号付けるとき、その(その2)のブログを直前まで、読んでいて、『記事を書く』ボタンを、押して、新しいフォーマットが、用意されただけで、もう直前まで、何番(この場合『2』)まで進んでいたか、思い出せなくて、過去ログを、見返す。こういう事態が常態化し、最近は、直前まで読んでいた、ひとつ前の投稿のタブを残しておいて、新しいタブで、新しい投稿を、書くように、なった。これは、少なくとも、麻友さんが引退した、2020年よりも前からのことだ。つまり、麻友さんが、引退してくれたのは、遅きに失した感が有る」

結弦「『遅きに失した感が有る』? どういう意味?」

若菜「頭、働いているじゃないですか」

麻友「違うのよ。電子辞書で、カッコいい言葉を見つけたから、得意になって使っているのよ」

若菜「あっ、(アルゼンチンの昔話の『四人の子ども』の)ハチドリ状態ですか」


結弦「問題の答えは?」

私「そうだったね。


 問題#1

 この演習問題では、この世に存在する集合は次のものだけであると仮定する。

 {a=\{b,c\},b=\{~~~\},c=\{e\},d=\{c,e\},e=\{b\}}

 この記号は、{a} の要素は{b}{c}のみで{b}は要素を含まない、などの意味である。

とあって、

1.以下の文のうちどれが真か?

{\mathrm{(i)}b \in e~~\mathrm{(ii)}e \in b~~\mathrm{(iii)}b \in d~~\mathrm{(iv)}(a \in c \vee c \in d)}

{\mathrm{(v)}(b \in c \Rightarrow a \in a)~~\mathrm{(vi)}(e \in d \Leftrightarrow d \in e)}

{\mathrm{(vii)}(e \in c \wedge a \in c)~~\mathrm{(viii)}\forall_x \neg (x \in b)~~\mathrm{(ix)}\forall_q(q \in c \Rightarrow q \in a)}

{\mathrm{(x)}\forall_n(n \in e \Rightarrow n \in a)~~\mathrm{(xi)} \exists _k (k \in d)~~\mathrm{(xii)} \forall_s \exists_t (s \in t)}

{\mathrm{(xiii)}\forall_s \exists_t(t \in s)~~\mathrm{(xiv)} \exists_h \forall_i ((i \in e \Rightarrow i \in h) \wedge \neg h=e )}

{\mathrm{(xv)}\exists_g \exists_w ((g \in e \wedge w \in e ) \wedge \neg g=w)}

と、15問ある。{\mathrm{(i)~(iv)}} は、解いたのだった」


私「ここまで、書いて、私が、この問題集の解答を、作るのに、どれほどの価値があるのだろうかと、疑問に思った。文末で、解答は書くが、良く考えてみると、私自身苦労したり、失敗した部分や、まだ解いていない#16以降の問題を、解いた方が、良いのではないか? 本当は、麻友さんは、読んでくれてないのかも、知れないし」

若菜「それを、言っちゃおしまいです。渡辺麻友さんが、読んでくれている。というのが、このブログの大前提なのですから」


私「この投稿が、5日間も、何度も投稿を忘れて、後で、『あの投稿どこ行った?』と、ブログ中探し回り、『ああ、まだ下書きのところに、有ったんだ』と、がっかりし、それでも、今日まで投稿できなかったのが、私の認知症の進行の程度を、物語っている」


私「公約通り解答を書く。

{\mathrm{(i)}} 真,{\mathrm{(ii)}}偽,{\mathrm{(iii)}} 偽,{\mathrm{(iv)}} 真,

{\mathrm{(v)}(b \in c \Rightarrow a \in a)} 真,{\mathrm{(vi)}(e \in d \Leftrightarrow d \in e)} 偽,

{\mathrm{(vii)}(e \in c \wedge a \in c)} 偽,{\mathrm{(viii)}\forall_x \neg (x \in b)} 真,{\mathrm{(ix)}\forall_q(q \in c \Rightarrow q \in a)} 偽,

{\mathrm{(x)}\forall_n(n \in e \Rightarrow n \in a)} 真,{\mathrm{(xi)} \exists _k (k \in d)} 真,{\mathrm{(xii)} \forall_s \exists_t (s \in t)} 偽,

{\mathrm{(xiii)}\forall_s \exists_t(t \in s)} 偽,{\mathrm{(xiv)} \exists_h \forall_i ((i \in e \Rightarrow i \in h) \wedge \neg h=e )} 真,

{\mathrm{(xv)}\exists_g \exists_w ((g \in e \wedge w \in e ) \wedge \neg g=w)} 偽。

以上だ」

麻友「書いた。説明は、なし?」

私「麻友さん。こんな、つまらない、二択の問題なんて、出して、申し訳なかった。若菜と結弦にも、申し訳なかった。今後、こんな問題を、出さぬよう、忘れやすくなっている私への、警告だったと、受け取ることにする」

若菜「高校生だったら、喜んで解くでしょうに」

私「いや、麻友さんに、出題しようと、30分かけて、写していたときは、私も、ワクワクだった。でも、解いたから、私が、賢くなったかというと、全問正解で、大学時代より慣れたことは、確認取れたけど、それを、数学が好きかどうか分からない、麻友さんに説明を書くのは、辛くなった」

結弦「でも問題17解答(その2) - 相対性理論を学びたい人のために
での、

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{\mathrm{(ii)}e \in b} 私「逆向きは成り立っていないね。だから、偽」

麻友「でも、太郎さん。この問題の集合論では、成り立っていないけど、一般の集合論でも、{b \in e} かつ {e \in b} は、同時には、成り立たないの?」

私「さすが、特待生の切れ。そう、{b \in e} かつ {e \in b} は、同時に、成り立ってもいいんだ。だけど、これは、ノイマンの提案だと言われているんだけど、正則性の公理、或いは、基礎の公理、というのを、公理としておいて、普通は、その2つが、同時に成り立たない集合論にすることになっている。

{b \in e \in b} と、なっちゃって、いくらでも、底の深い集合が、できちゃうからね」

麻友「底が、深くても、良さそうだけど」

私「すべての集合が、1個の空集合だけから、できている。ゲーデルの、構成可能公理 {\mathrm{V=L}} とは、相容れないのかな? ここは、分からない」

結弦「第1問の中にも、こんな問いが、隠れていたんだね」


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は、お父さんにも、刺激的だったんじゃない?」

私「確かにそうだった。{b \in e \in b \in e \in b \in e \in b} と、幾らでも底の深い集合というのが、こんなに初期から問題になるとは、思っていなかった。麻友さんにこの問題を出した成果が有った」

麻友「『集合論問題ゼミ』の第1問は、取り敢えず終わった。今後も、成果の有る問題を、出してね」

私「分かった。ちょっとずつ、面白い問題を、見つけたとき、出題する。それじゃ、解散」

 現在2023年10月5日22時53分である。おしまい。