現在2013年8月26日22時38分である。
前回の予告通りブルバキの、解説を行うこととする。
今回は、1966年にパリで出たものを底本にした日本語訳本と、1970年刊のフランス語版の2つを底本にする。
読者への注意
新版
1.この原論は数学をその第一歩から取扱い、完全な証明をつける。したがって、これを読むのに、原則的には数学的予備知識を全然必要としない。ただ、多少の数学的推論の習慣と、多少の抽象能力とが必要なだけである。
そうは言うものの、この原論は、少なくとも大学一,二年次程度の数学知識を持った読者を念頭に置いて書かれている。
これが、数学原論の第1ページの最初に書いてあることである。
この1番だけ、日本語訳とフランス語版とが、同じものだったようなので、簡単に書けた。
3番目あたりから、改訂されているようなので、フランス語をもっと勉強しなければならない。
これだけしか書けなかった、というのでは悔しいので、今日は、風邪で病院に行ったとき、数学セミナーの8月号の「ワイルを読む」という記事の、「群論と量子力学」という章を、少し読んだのだったと、書いておこう。
今日はここまで。
現在2013年8月27日1時07分である。おしまい。