今は2005年5月19日の0時19分です。(改訂後)(この投稿は、ほぼ1436文字)
今日というか昨日は、会社から帰ってきて、カレーで夕食を食べながら放送大学の宇宙からの情報の第3回を半分見て、それからシャワーを浴びた。この時、先日の面接授業で出された、レポートの実験をした。人間の一回の呼吸の量を、ペットボトルとストローで測り、それを元に、有害物質が空気に含まれていたとき、どれくらい吸い込むことになるかを見積もれというものだった。
私の場合、一回の呼吸量は、270ml (改訂 )位だった。 勢いで、シャワーからあがった後、レポートを書いてしまった。これは、ショルティ指揮の1973年のシカゴ交響楽団とのエロイカを聴きながら書いた。このエロイカは、初めはラジオで耳にして、非常に気に入ったので、7年ほど前にCDを買ったものだ。冒頭の和音の立派さといい、全体を貫くやや遅めのテンポを崩さないことといい、なかなかのものだと思う。
それからCDをつい4日前に買った、村治佳織のトランスフォーメーションに変えて、解析入門I(改訂 『解析入門Ⅰ』)を写した。
lim x = 0 (改訂 )
x→0
という当たり前のことをきちんと証明して、それに関数のかけ算で極限は保存されるという定理を用いて、
d 3 2
――x =3x (改訂 )
dx
という計算を正当化した。こういう易しいことをきちんとやることを、私は大学の3回生4回生の頃ひじょうに望んでいた。ゼミがどんどん難しくなっていく中で、易しいことをもう一度振り返るのは勇気がいる。しかし、私は今こうして11年前にやりたかったことを実行できている。非常に幸せである。将来大学院に行く前に、学部レヴェルのことは、このように全部振り返っておきたいものだ。小学生に分かる一般相対性理論の本を書くためには、あらゆることを達観していなくてはならない。
しかし時間がかかるなあ。何年かかるんだろう。
0時を過ぎてからインターネットをつなぐ。中島みゆきの大吟醸がかかっている。メールを見た後、GRAVITATIONを始めることにする。曲は、前橋汀子のヴァイオリンでヴィヴァルディの四季。
GRAVITATIONの序の訳(続き)
この本の残りの部分は、トラック1をトラック2の中に含むように築かれている。読者や教師は、題材の質を高めるものとして、非常に興味深いトラック2の一部を選んで入り込めるよう、招待されることとなる。いくつかの例外を除いて、どのトラック2の章も、そこまでのトラック1の内容を学んであるだけで理解できる。例外は、トラック2の章の始まりや、章内のトラック1からトラック2への変わり目に必ずおかれる、“属領申告”に、はっきり分かるように説明してある。
今日はここまで。序はまだまだ続きます。恐らく2週間くらい。その間に興味を持った人は、アマゾンシーオージェイピーで、この本を買ってください。恐らく本の厚みの割には安いはずです。2万円はしないでしょう。1000ページもある洋書としては安い。
現在2005年5月19日1時10分。終了。