相対性理論を学びたい人のために

まだ一度も相対性理論を勉強したことのない人は、何か一冊相対性理論の本を読みかじってみて、なぜこんなことが?という、疑問を持ってからこのブログに来てください。ブログの先頭に戻るには表題のロゴをクリックしてください

人間らしさ

 現在2008年2月15日21時33分です。

 半月ぶりくらいの投稿だ。前回の投稿で、結構元気にやっているようなことを書いたが、実際には余り良い状態ではなかった。

 仕事を辞めてしまい、数学を思う存分出来るか、と思いきや、かえって、数学をやる元気もなくしてしまった。

 人間はやっぱり孤独になると駄目なようだ。

 今日は、放送大学の面接授業で、茗荷谷まで行った。授業は15時で終わったので、帰り道、ふと、八重洲ブックセンターにいるはずの私のただ一人の女性の親友の顔でも見ていこうか、という気になった。

 丸ノ内線の東京駅からだとかなり遠回りになるのだが、行ってみた。

 私の女性の親友とは、2007年7月25日の投稿に書いた小学校時代の親友である。

 行ってみると、結構忙しそうにお客さんの相手をしていたので、そのまましばらく眺めていた後、一つ上の階の数学と物理の本のところへ行き、ひとしきり点検して、さらにその後、8階の洋書のコーナーに行き、本を見て回った。

 満足できたので、

「帰りに一言声をかけて帰ろう。」

と思って、降りてきた。そして、少し探したのだが、すぐには見つからなかった。

 しばらくいれば、出てくるだろうと思って、歩き回っていたら、案の定、本をいっぱい抱えて出てきた。

「久しぶりだね。」

と言ったら、

「今から、休み時間だから、お茶でもしようよ。」

と言ってきた。

 どこでお茶にするつもりなのかなあ、などと思いながら、言われた場所へ行って待っていたら、降りてきて、近くのスターバックスへ案内してくれた。

 今さら嫌われることを気にしなければならない訳もなく、また、好かれる必要もないので、私としては、安心して、いつもの「数学トーク」をした。

 最近読んでいる数学の本の話などをしているうちに、私の中に変化が生まれた。

 この半月ばかり、数学をやりたくても、そのBGMをかけるのもなんだか、うまくCDを選べなくて、何もやる気がしなくなっていたのが、

「こうやって、他の人に、しゃべるためだけにでも、数学を勉強したって良いじゃないか。」

なんて思えてきた。

 私にとって、数学をやる理由なんて、本当は何でも良いのだ。そもそも、好きで好きでたまらないから、数学をやっているのであり、理由なんて、たいしてないのだ。

 だから、自分の勉強したことを話す相手がいれば、それだけで、勉強のしがいが生まれてくるのだ。

 彼女としゃべっていたのは、30分弱だったが、私にとっては、それで充分だった。

 今回のことで、私は、自分が一人だけで、数学の勉強をしているからいけないのだと、改めて悟った。

 やっぱり、吸収したら、はき出す時も必要なのだ。誰かに、話して聞かせる。大学などで、セミナーをするのも、そのためなのだ。

 だが、差し当たって、私の場合、現在話せる相手はいない。

 そういうわけで、このブログに、勉強したことをはき出していくことにした。

 だが、ブログ本文に数学のことを書くと、数学の苦手な人は、それを見ただけで、いやになるだろう。また、私としても、数式を綺麗に表示できない、ブログの本文で、数学を論じたくない。

 そこで考えついたのが、私のレポートをワード形式で書き、それを、このブログのリンク集の中に新たに加えた、「小学生だってランダウ」という、ホームページに、置いていくようにすることだった。

 このホームページは、半月ほど前から、準備をしていたのだが、どういう方針で、進めていくか、決まっていなかった。

 見てもらえば分かるのだが、このホームページは、ただのホームページではない。WiKi(ウィキ)という形式になっていて、読者の側からも、ある程度、参加できるようになっている。WiKiというのは、ウィキペディアというインターネット上の百科事典で取り入れられている方法である。

 ただ、こういうものは、荒らされる可能性もあるので、どの程度、読者が参加できるようにするべきなのかは、思案のしどころである。

 差し当たって今は、誰でも、新しいページを作って、意見を述べられるようにしてあるが、余り荒らされるようなら、私が許可した人のみ、書き込みできるようにするかも知れない。

 このホームページの最大の目的は、私の勉強の成果を発表することなので、その目的のために、色々と、試行錯誤しながら、変えていこうと思う。

 まだ、現在の状態は、確定したわけではない。

 彼女としゃべっているうちに、私は、人間らしさを取り戻せたように思う。人間というのは、他の人と接していて初めて、生き甲斐も見いだせるのだ。

 私のつまらない数学トークに付き合ってくれた彼女に、感謝の気持ちをこの場を借りて伝えることにしよう。ありがとう。

 今日はここまで。

 現在2008年2月15日22時36分です。おしまい。