現在2006年9月26日18時13分です。
今日も放送大学の量子力学の授業を観た。量子力学における統計性、つまりフェルミ・ディラック統計とボーズ・アインシュタイン統計の違いの話であった。
以前、物理入門コースの「量子力学Ⅰ・Ⅱ」や、ファインマン物理学のⅤ巻で、勉強したはずなのだが、私にはスピンというものが、うまく理解できていなかった。
それが、授業を受けていて、先生が説明してくれるのを聞いているうちに、なんだか分かったような気になってきた。
これは不思議なものである。いくら本を読んでも分からなかったことが、他人の説明してくれるのを聞いていると、分かった気がしてくる。
そんなわけで、今日の授業でも得るところが多かった。
こうして、本当なら、場の量子論も授業を聞けば分かった気になるのかも知れないが、残念ながら放送大学の量子力学の授業は、そこまでやってくれない。
だからやっぱり先に進むには、本をじっくりと読んでいくしかない。しかし、ここまでたどり着けたのは、放送大学の授業のお陰である。放送大学も捨てたものじゃない。
大学院に行ったら、積極的に他の人と議論をしよう。そうすることが、物理学を学ぶには、不可欠なのだ。
やっと量子力学の全貌が見渡せるようになってきたのだから、この機会に、一気に量子力学をマスターしてしまおう。
今日はそう思った。この投稿はここまで。
現在2006年9月26日18時27分です。おしまい。