相対性理論を学びたい人のために

まだ一度も相対性理論を勉強したことのない人は、何か一冊相対性理論の本を読みかじってみて、なぜこんなことが?という、疑問を持ってからこのブログに来てください。ブログの先頭に戻るには表題のロゴをクリックしてください

卒業研究ができる

 現在2006年10月24日19時51分です。

 先週の土曜日(10月21日)に、放送大学から通知が来て、来年度卒業研究が出来ることになりました。

 研究テーマは、このブログで当初目指したもの。つまり、小学生でも分かるように、一般相対性理論をギャップ無く説明すること。目標としては、GRAVITATIONに書かれている程度のことは網羅し、もう少し新しい話題、例えばインフレーション宇宙とかダークエネルギーなどのことも盛り込めたらいい。

 そして、出来ることならブラックホールのホーキング効果まで、説明できたら、私の夢はかなうことになる。

 一般相対性理論に関しては、ギャップ無く説明出来る自信があるが、量子力学は、まだまだ分かっていないことが多いので、そこにどこまで食い込めるかが課題だ。

 担当してくれる先生は、生井澤 寛(なまいざわ ひろし)先生。以前放送大学の放送授業、「物理の世界(’03)」で、授業を受けたことがある。この科目は同じ名前の1999年開講のものではマークシートで100点を取ったのだが、こちらは、70点台を示すB評価だった。全然勉強していなかったので、Cの可でも当たり前だったのだが、かろうじて良だったわけだ。

 この成績だけ見ると、私がこんなテーマを選んだことを先生は「ちょっと無理じゃないかな?」と思っていらっしゃるかも知れない。私としても、来年度になってから、1から始めるのでは遅すぎるように思うので、早速今日からでも、先生とコンタクトを取りたかったのだが、残念ながら先生のメールアドレスがどうやっても分からなかった。

 先生がこのブログをご覧になって、メールアドレスを入れて、適当なURLを入力してコメントしてくださるとメールアドレスは私にだけ分かるので、嬉しいのだが、私のブログを丁寧に見ていられるほど、大学の先生は時間がないだろう。

 そんなわけで、先生には相談できないが、テーマに向けて、勉強を進めていようと思う。

 基本的には、私の普段の勉強を続けていればいいのだが、いつもより強く、一般相対性理論をギャップ無く理解できるよう心懸けようと思う。

 会社を2ヶ月休んでいたのは終わったので、また忙しくなってきた。

 現在の勉強は、会社から帰ってきた後、食事をして、その後ブルバキを1ページ写すところから始まる。ブルバキの現在読んでいるところは、一階の述語論理なので、既に知っているものなのだが、ブルバキで読んでいると、もの凄く頭の中が整理される。

 これを1時間やって、気持ちが乗ってきたところで、「数Ⅲ方式ガロアの理論」か、横田一郎著「群と位相」かのどちらかを、現在は読んでいる。

 「解析入門Ⅰ」も読みたいのだが、最近は、ちょっとお休みしている。ブルバキで頭が整理されていっているので、「解析入門Ⅰ」を読まなくても、精神的に不安定になることはないようなのだ。だが、やはりこの本はしっかりと読んでおく必要があると思う。他人に物理をきちんと教えようという人間ならば、これくらい読んでいないと、不安である。

 もう一冊、「ルベーグ積分入門」を読んでおかないといけない。測度論まで理解して初めて、量子力学の確率解釈などもしっかり分かるし、第一ヒルベルト空間論が展開できない。

 そんなわけで、優先順位をつけて、分かっていないことをどんどん切り崩していかないといけない。

 当分よっぽど面白いことでもなければ、ブログを更新できそうにない。もしくは、その日やったことをメモ程度にかいておくくらいしかできない。

 でも、ブログ自体は毎日チェックしているので、コメントをつけたい人は、いつでも歓迎である。

 こんなことを長く書いていても、勉強の邪魔なので、早速食事をして、勉強を始めようと思う。

 今日はここまで。

 現在2006年10月24日20時34分です。おしまい。