現在2015年5月1日23時01分である。
インターネットを見ていると、ドラマ『戦う!書店ガール』の第3話の平均視聴率が、4.6パーセントで、連続ドラマの最低レヴェルを動いているように書いてある。
まゆゆ、この数字は、悔しい?
数字が低いのは、まゆゆ、だけに原因があるわけでは、ないけど、出演者の名前が出るとき、『(AKB48)』と、わざわざ書かれるように、知名度の高いAKB48のメンバーが出ている、というので、チャンネルを合わせる視聴者が多いのは、否定できないだろう。そういう意味で、まゆゆ、は、責任重大だ。
私は、4月26日の日曜日に、図書館に行ったとき、絵本のコーナーに行って、『ぐりとぐら』を、もう一度、読んだんだよ。
亜紀が、
「23ページ。」
と言っていたのは、もちろん正しかった。でも、私は驚いたんだ。この絵本の、最も素晴らしいところを、亜紀がしゃべるところまで、ドラマが写していなかったことに。
あの絵本に、あんな素晴らしいエンディングがあったなんて、忘れていた。
まゆゆ、は、あの絵本を読んだだろうから、ぐりとぐらが、卵の殻で、子供の心に響く、素敵なものを作ったことを知っているでしょう。あれを、ニュアンスだけでもドラマに盛り込めなかったなんて、がっかり。
同じ発想で行くと、亜紀が、『はてしない物語』について語っていた部分についても、こんな感想を抱かなくもない。
「まゆゆ、は、原作を、全部読んだのかな?」
もし、この本、
を何度も読んでいるのなら、内容について、もっと語りたくなってもおかしくないのだ。
「一番気に入っている、フレーズは、ここで・・・」
とか、
「この言葉が、大好きで・・・」
とか、
「ここでの景色が、素敵なんです。」
なんてことを言い出しても良かった。
本が好きな人というのは、そういう語り方をしたがるものだから。
少なくとも、私は、『本が好きな人』を、自認していて、前回も紹介した、愛読書
のアマゾンのレヴューは、私が書いていて、上のようなものになっている。
また、
「最初に読んでいた本が、ボロボロに、なっちゃったから、新しい本をもう一冊買って・・・」
なんてことを、言っても良かった。
だって、亜紀の『はてしない物語』は、何度も読んでいるはずなのに、新品同様だったから。
上の愛読書の場合、誤植を全部直しながら、5年かけて読んだ本は、綴じてある糸がボロボロになっているが、今でもしょっちゅう覗くので、確かにセンターにある。
でも、それが駄目になったときのために、もう一冊買ってあるのだ。
『書店ガール』という題であり、理子も亜紀も本が大好き、ということになっているのに、今ひとつ、本が好きな人の気配が感じられない。
そういえば、理子の家に、本がたくさんあった、という感じはなかった。あんなに小さな家に住んでいる人の場合、本が好きなら、家は本だらけになる。ところが、そうなっていない。やっぱりおかしい。
インタヴューを見ていたら、まゆゆ、は、雑誌以外、あまり本は読んだことがなかったと、述懐していた。じゃあどうすれば良いか。
本が好きとはどういうことか、感じ取るしかない。どうしたらそれができるか。
まゆゆ、の場合、自分にとって、音楽がどういう存在かと、考えると良い。
好きな歌手のCDを、どう扱っているか。そのCDを、人に勧めるときどんな勧め方をするか。そして、自分にとって、音楽が人生を賭けるようなものになっているのを、どう感じているか。
そうやって、本が本当に好きな人の演技を続けていれば、
「このドラマ、本のことが、すごくよく描かれているよ。」
というのが、口コミで、広がって、最終回を迎える前に、視聴率は、初めの頃とは比較にならないくらい、上がると思うな。
まあ、視聴率にこだわるなんて、まゆゆ、が、綺麗なために、
『まゆゆを見たいと思わない』
と、嫉妬する女の人がいるために下がっているのもあるから、論外だけど、余りにも低いのでちょっと、一緒に考えてみようよ、という気持ちになったんだ。
最後に書いておくけど、コミックで、男女を問わず圧倒的な人気を誇っている『ガラスの仮面』『あしたのジョー』『ドラえもん』を、登場させるのは、切り札として考えられる。
三田君の方の絵本では、戦争を扱った、『ウミガメと少年』を、登場させるのは、良識ある人に、多くの訴えるものがあると思う。
これらは、上手く使えば、ものすごい効果が、期待できるが、読んでいる人が多いので、それぞれの人の思い入れがあるので、扱い方が悪いと、酷評されるよ。
まあ、亜紀は、まゆゆ、は、それでも使う、積極性のある人だろうけど。
今日は、ここまで。
現在2015年5月2日0時24分である。おしまい。