2006-01-07 放送大学に献じた日-2 今日の科学 その児童が、作っているおもちゃの宇宙の中に私達は生きている。児童にとって必要が無くなったら捨てられちゃう。 私達の存在はその程度に軽いものなのではないか。他の児童の家にも、やっぱり別な宇宙がある。だから、この宇宙が特別なものでもなんでもない。 そうだとした時、私達が自由や平和を大切にしたり、戦ったりするのは、なんと小さなことだろう。 だが、私達にとっては、これが唯一かけがえのない宇宙なんだよね。 例え動物園の動物よりも軽い存在だとしても。(つづく)