相対性理論を学びたい人のために

まだ一度も相対性理論を勉強したことのない人は、何か一冊相対性理論の本を読みかじってみて、なぜこんなことが?という、疑問を持ってからこのブログに来てください。ブログの先頭に戻るには表題のロゴをクリックしてください

細胞の分子生物学(その3)

 現在2018年12月14日6時54分である。

「随分、早い時間ね」

 今回の入院(2018年10月11日~11月22日の入院)で、薬が、大幅に変わった。

 以前は、リスパダールセロクエルという向精神薬と、興奮を静める、炭酸リチウムという薬を、組み合わせていた。

 これを、リスパダールセロクエルもやめて、ジプレキサという薬(ジェネリックでは、オランザピンという名称)と、炭酸リチウムだけにした。

「それで、状態はどうなの?」

 もう一つ、重要な変更があって、入院前は、睡眠導入剤が、アメリカに持ち込めないフルニトラゼパム2mgと、さらにベルソムラ15mgを1錠飲んでいた。

 ところが、入院中から、睡眠導入剤が、大幅に減らされ、フルニトラゼパム1mgだけになった。

「眠れてるの?」

 時々、興奮してて、眠れなかったり、夜中の2時頃目が覚めることもあったんだけど、最近寒くなってきて、布団の中にいたい気持ちが強くなったのか、目が覚めても、また眠れるようになった。

「私が、布団が恋しくても、朝早く起きなければならない毎日を送ってるのに」

 うん。いい身分だよね。

 でも、4年前まで、薬で1日中、眠ーい状態のまま、拷問にかけられていたような、20年間があったことも、忘れないでね。

「あっ、そうか」

 薬が減って、昼間の眠気は、かなり減った。

 それでも、眠くて、ワンダモーニングショットを、飲むこともあるけどね。

「今でも、飲んでくれてるのね」

 いずれにせよ、状態は、確実に良くなっている。

「安心したわ。じゃあ、『細胞の分子生物学』始めて」


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 細胞の化学は極めて複雑であり,細胞の部分とそれらの相互作用のどのようなリストも,それがどんなに完全であっても,われわれの理解との間には巨大な溝がある。細胞のふるまいについて説得できる説明をするには,洗練された数学やコンピュータを利用したアプローチ(まだ発明されていないものも含む)と組み合わせた,細胞についての量的な情報が必要であることをわれわれは悟った。その結果,細胞生物学者は研究目標を量的表記や数学的演繹へとシフトさせることになった。われわれはこのアプローチとその手法について第8章の終わりの新しい節で光をあてた。


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「化学も数学もコンピューターも使うと言ってる。私、大丈夫かしら?」

 その麻友さんの不安に応えるため、中学レヴェルの理科を知ろうと、以前買ったこれを、読み始めた。

AKB48中学理科(学研教育出版

 数式で表すのは、難しいけど、絵で説明するぶんには、なんとかなることが、結構書いてある。

「数式で、説明されたら、とても分からない」

 でも、上の文にもあるように、これからは、生物学も、量的表記、つまり何が起こったかでなく、どれくらいの量、起こったかまで、研究しなければならないんだ。

「ああそうか。太郎さんは、そこまで、私に要求するのね」

 一緒に、喜びを、分かち合おうよ。

「先に進めていいわ」


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 細胞生物学について学んだ莫大な情報から,学生はもう新しい発見がほとんど残されていないのではないかと想像するかもしれない。実際には,細胞についてわれわれが発見すればするほど,新しい疑問が湧き上がってくる。細胞生物学についての理解が不完全であることを強調するために,それぞれの章の最後に「まだわかっていないこと」を加えることでわれわれの理解の主な隔たりについて光をあてた。これらの短いリストに含まれるのは,重要なまだ答えが得られない疑問と次世代の科学者への課題のごく一部の例に過ぎない。本書の読者が将来答えを見つけられたら非常にうれしい。


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「未解決なことが、書いてあるの?」

 こういうところが、世界水準の教科書と言える、ゆえんだね。

「『ひとつ山に登ると、山脈が見えてくる』って言ってた、太郎さんと同じことが、書いてあるわね」

 学問も、芸術も、あるいは、スポーツも、同じようなところが、あるのかも知れない。

 麻友さんは、ミュージカル女優だろう。芸術の一翼を担っているんだ。誇りを持っていい。

「さあ、どんどん進みましょう」


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 1500点以上のイラストが本文と並行した密に織りなす解説となるようデザインされている。章と章の間の一貫性を,特に色使いや共通するアイコンについて高めた。例えば,膜ポンプとチャネルがよい例である。本文の中断を避けるためにいくつかの素材(図)はすぐにアクセスできる新しいパネルへと移動した。描かれている重要なタンパク構造のほとんどを描き直し色彩を統一した。それぞれのタンパク質について,対応する Protein Data Bank (PDB) のコードをつけた。これはタンパク質についてさらに詳しい情報を提供する RCSB PDB ウェブサイト (www.rcsb.org) などのオンラインツールにアクセスする際に利用できる。これらのリンクは本書の読者が細胞生物学の中心に位置するタンパク質をより完全に探究できるようにする。


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「このデータバンクって、見てみた?」

 うん。見たよ。

 ただ、無料では、検索できないみたい。

「じゃあ、お金を払えば?」

 そんな、最新のデータがなくとも、この本だけで、十分すぎるほど、新しいタンパク質のデータが、得られるよ。

「あっ、そうか」


 3時間くらい、書いたり、調べたりしたな。

「一日に、本2冊進めたって、いいのよ」

 そうだね。

 じゃあ、『細胞の分子生物学』は、今日は、ここまでにしようか。

「また、後で」

 バイバイ。

 現在2018年12月14日10時51分である。おしまい。