現在2019年4月3日19時00分である。
壁紙、新しいのアップしたんだね。
3月の、うつむいてたの、どんなメッセージが、秘められてたんだい?
「うつむいている女の人に向かって、なぜかって、聞くの? 太郎さんは?」
聞いちゃいけないか。じゃ、聞かない。
今月の壁紙で、麻友さんの薬指に、明らかにリングはないね。
「なぜ、そんなこと聞くの?」
私が褒めたMY PAGEへの写真で、左手の人差し指に、指輪してただろう。
「そうだけど、気になった?」
私が、以前、諏訪内さん好きだったのは、知ってるだろ。
「ええ、それで?」
諏訪内さんの場合、ファンクラブなんてものは、なかったけど、ファン達の自由に書き込める、掲示板があったんだ。
「独自調査によると、太郎さんが、諏訪内さんを好きになったのって、2000年頃のはずね、その頃のこと?」
うん、そうだよ。麻友さんは、まだ、小学校上がったかどうかという頃。まだ、じゃりだね。
「失礼な!」
それでね、一応顔の良い女の人みたいだから、結婚相手として、相応しそうだから、好きになってみるかな? くらいの乗りだったんだ。
「私の場合、すっごく可愛い女の子、諏訪内さんの場合、一応顔の良い女の人みたい。どっちが、魅力的なんでしょうね」
それは、聞いてれば、分かる。
諏訪内さんを、好きになって、CD、DVDも、買って、コンサートにも、行った。
1回だけ、ラヴレターを、書いたことがあって、その後のコンサートで、楽屋出口で、会えないかなあと、ストーカーしたことあるけど、結局会えなかった。
この経験があるから、ストーカーなんてことやっても、女の人の心は、自分の方には向かないんだ、と分かった。
去年(2018年)の8月10日のエキストラの帰り、恐い思いがした、というのは、実は、この諏訪内さんへのストーカーと、無関係では、ないんだ。
「えっ、ちょっと、どういうこと?」
諏訪内さんへのストーカーというのは、ブラームスのヴァイオリン協奏曲をみなとみらいホールへ聴きに行った時。
楽屋出口で、
『諏訪内さんに、コンサートのお礼を、言わせてもらえませんか?』
と、言ったが、
『諏訪内さんは、この出口を使いません』
と言われた。
だが、
『もしかしたら、通るかも知れない』
と、待っていた。
だが、結局、
『諏訪内さんは、帰られました』
と言われ、私も、
『そうですか』
と言って、帰ってきた。
「それと、私のエキストラのときと、どう関係があるの?」
麻友さんのときは、そこにいちゃいけない、とか言われたわけでもないし、そもそも、予定の時間より早く終わったので、この後、まだ何かあるのかなあ、という好奇心から、歩道橋の上から眺めてただけなんだけど、待っているうちに、諏訪内さんのときのことを、思い出したんだ。
『こういうことするのって、無意味なことが、多いんだよなぁ』
と、思い出した。
その時、一人は麻友さんのファンなのかなあ、もう一人は、スタッフの人っぽかったけど、スタッフの人が、もう帰って下さい、みたいに、追い立ててるのに、そのファンが、しつこく帰らないで、グルグル歩き回ってるんだ。
それを、見ているうちに、ストーカーというのが、一時的に、正しい判断ができなくなっているだけだ。
でも、本当は、普通の人だって、正しい判断が、いつもできるとは、限らない。
精神異常って誰にでも起きる。
そういう思考をしているうちに、私自身が不安になって、あの日の発作が起きたんだ。
「太郎さん自身の思考回路が、異常な働きをしそうだったのね。ぎりぎりだったわね」
ここまでは、2019年4月3日に、書いてあった。眠くなり、寝てしまった。
ここから、今日(2019年4月4日)書き始める。
現在2019年4月4日15時58分である。
「それで、諏訪内さんの話を、持ち出したのは、ストーカーの話でなく、指輪の話でしょ」
そう。ストーカーの話は、機会があったら話しておこうと、頭にあったのを、今回書いただけ。
指輪の話をする前に、麻友さん、カレンダーとクリアファイル、届けてくれてありがとう。4月4日、ちゃんと、計画されてたんだね。
「ハワイでも、会えない。バースデーイヴェントでも、会えない。そして、太郎さんは、高いバースデーカード送ってくれた。私も、太郎さんに、ちょっとは、近付きたかったのよ」
あのバースデーカードは、あれじゃないと満足できなかったんだ。
「どういうこと?」
鶴見駅の西側にあるミナールという駅ビルに入っている、マルハチという文房具屋で、バースデーカードを、探したんだ。
324円くらいから、メロディの鳴るのがあるんだけど、音質が、ボロボロなのね。
648円くらいのを開いても、
『これじゃ、音が悪くて、麻友さん、閉じちゃう』
という感じだった。
『やっぱり、横浜の東急ハンズとか、行かないと、駄目かな?』
と思った時、ポムポムプリン君のカードを、見つけた。値段を見ると、1,188円。
『でも、これなら、いい音が鳴るかも』
と思い、出さないで下さいと言われたら買うつもりで、透明フィルムから取り出して、鳴らしてみた。
『これなら、麻友さん、聴いてくれる!』
自信があった。
「そういうことだったのね。あのカードは、他のファンの人も、くれたけど、太郎さんのカードは、暖かかったわ」
「でも、私も、苦労したのよ。太郎さんが、誕生日に変えたMY PAGEへの写真を、褒めてくれて、これを、使って、何か作ろうとなって、『5月から?』なんて、言いながら、あのドレスの写真が先頭のカレンダーにした」
「でも、めくっちゃったら、以前の写真を、見てもらえない。それで、ミシン目を入れて、使い終わったカレンダーも、飾ってもらえるようにした」
あの、去年の5月の壁紙にある本の山から持ってきたみたいな、古そうな本は、何なんだい?
「あれ、ニュートンの『プリンキピア』の原書のつもりだったんだけど」
確かに、ああいう装丁だったと思うけど、もっと厚ぼったいはずなんだよな。かなりの内容が、入ってるから。
「でも、イメージ伝わった?」
私が、ここに書いてる時点で、伝わってる。
「さあ、じゃあ、指輪の話」
諏訪内さんの情報は、諏訪内さんの自伝、
諏訪内晶子『ヴァイオリンと翔る』(NHKライブラリー)
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くらいしかなくて、しかも、『ヴァイオリンと翔る』も、
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を読んで、これだけかと思っていたら、上のNHKライブラリーから、増補版が出ていることが分かって、ファンは両方持ってるという状態。
2チャンネルなども、見ているうちに、2005年頃、諏訪内さんが、結婚したらしいという情報が、入ってきた。
『魅力的な人なのに、結婚を隠すなんて、どうしてそんなフェアでないことをするんだ』
みたいなことを、私も、掲示板に書いたりした。
その時、ファンの中で、ひとり賢い人がいたんだよね。
「賢いって?」
『つい最近発売された、バッハのヴァイオリン協奏曲集のジャケットで、諏訪内さん(右手の)薬指に、指輪をはめてらっしゃいますね。ファンの人達へのメッセージだったのでは、ありませんか?』
と、書いてきたんだ。
このCDだよ。
「あっ、本当に、薬指に、指輪してる。普通は、左手の薬指、なんて言うけど、指輪している女の人を口説くのは、ルール違反ね」
そうだよね。
「ここまで、3千字くらい使って、指輪の話まで持ってきたのは、私と太郎さんの結婚も、私が言ってるように、慎ましやかに挙げても良いよ、と、太郎さんが、メッセージ出してくれたのね」
それから、その結婚を発表するのも、諏訪内さんを真似て、指輪をはめることに、こだわる必要はないけど、ファンの人達が、最初は、寝耳に水と慌てても、ちょっと落ち着くと、あの時のは、そういうことだったのか、と収まるように、良く手段を選ぼうね。
「私達は、お手本を示すのですものね。それにしても、太郎さん、今までの女の人からもらった教訓も、たくさんあるのね」
まあ、伊達に麻友さんより23歳多く、生きてるわけではない。
「初めに、カレンダーとクリアファイルのメールを送った時は、カレンダーだけ、買う、みたいに言ってたのに、両方買ってくれたのは?」
クリアファイルのうち、赤いソファに座ってる写真は、好みではなかったんだ。
だけど、クリスマスツリーに付ける電球の暖かい色の写真は、好感が持てたんだ。
お金がなかったら、買えなかったところだけど、初めのメールでは、銀行振り込みだけ、となっていたのに、いざ4月1日10時になって、オンラインストアで見たら、クレジットカードも使える。
今の支払いは、5月以降だろうから、返せない借金ではない。
そういうわけで、両方買ったんだ。
「お母様に対する、借金は?」
そういう、長くかけて返す借金のことを、言い出すと、切りがないんだ。
2016年の選抜総選挙のとき、ガラケーの通信料が2万円に上ったのなんかも、本当は、返さなければ、ならない。
でも、今すぐ返す必要があるかと言ったら、そんなに性急に取り立てられているわけではない。
「そんな、借金地獄のまま、私と結婚するというの?」
麻友さんが、私に、どこまで、要求するかで、決まる、と言っても過言ではない。
本来、口約束で借りた借金なども加えたら、まったく借金をしていない人は、稀だろう。
私の場合、脱税もしてないし、詐欺もしてないし、借金は、2016年の選抜総選挙のとき、通信料が平常月に、2,500円くらいなのに、2万円以上に上ったと、母は、言ってる。
それから、その時以外で、月に1万円を超えたと、母が言ってきたことが、2回ある。
それから、トントンの交通費を、27,148円、まだ、返せていない。
だけどね、私は、働いていないせいもあって、保険にも入ってないし、市民税も払ってないから、出て行くお金も、他の人より圧倒的に少ないんだよ。
恐らく、麻友さんが、私の生活見たら、びっくりすると思う。
父や母は、私のことが心配だから、弟に、私の成年後見人になってもらおう、などと相談しているが、私は、成年後見人が必要なら、麻友さんになってもらおうと、思っている。
「それは、結婚してからね」
もちろん、そう。
「それで、『結婚をシミュレート』だったけど」
私が、麻友さんを見初めて、4年の記念日。
私の麻友さんへの最初の願いは、
まゆゆ、いつか、会おうね。
だった。
この願いだけは、かなえて。
「キスも、性交も、結婚も、望まないの? おしゃべりするだけで、いいの?」
人間にとって、好きになった人と、おしゃべりするって、最初の難関だよ。
「太郎さんは、4年経って、まだそんなフレッシュな気持ちなのね。お父さんを、納得させるのは、次回に回しましょうね」
じゃあ、今晩は、ここまで。
「おやすみ」
おやすみ。
現在2019年4月4日21時19分である。おしまい。