現在2020年6月27日21時18分である。
麻友「えっ、渡辺って、太郎さんが、間違うはず、ないわよね」
私「うん。今日の題は、3月から通っていた、歯医者さんの渡邊歯科医院に、さようならだった、ということなんだ」
麻友「『相対論への招待(その29)』の頃からよね。歯が、痛かったのよね?」
私「入れ歯にするか、ブリッジにするか、という選択に迫られている、みたいなことを、書いたよね」
麻友「結局、どっちにしたの?」
私「何度かレントゲンを撮ったりして、調べていたけど、歯医者さんの見立てでは、私が痛いと言っている、5年前に、差し歯が外れて、歯がなくなっているところが、痛いのではなく、その2本前の歯が、虫歯だから痛いんだと、判断したらしい」
麻友「じゃあ、差し歯が外れたところは、そのままになったの?」
私「うん。そして、虫歯の歯を、土台から作って、差し歯にしたんだ」
麻友「治療は、痛かった? そりゃ、歯医者さんなら、痛いわよね」
私「いや、ほとんど、痛くなかった。痛くなりそうなときは、麻酔を打って、治療するし、ハンマーで、コンコンと叩いて、『痛いですか?』と聞いてから、治療するから、こんな歯医者さんに、もっと前に出会えればなあ、と思った」
麻友「それは、良かったわね。家に帰ってからも、痛くない?」
私「2回目の日、痛み止めを処方してもらったけど、どうせ痛くないだろうと、薬局には行かなかった。そして、実際、痛くなかった。ところが、母が、『痛み止めはもらっておいた方が良い』というので、4回目のとき、『痛み止めを使い切りました』、と言って、もう一度処方箋を書いてもらって、痛み止め購入した。たった、380円のことだったんだけどね」
麻友「それで、飲んだ?」
私「痛くならなかったから、1度も飲まなかった」
麻友「なーんだ」
私「6月24日の水曜日、『これで、おしまいです』と言われて、好印象と共に、渡邊さんと、お別れした」
麻友「その日は、他のことでも、お別れだったのよね」
私「そう。去年の5月から、入会していた、WOWOWの契約を、6月末で、打ち切った。麻友さんが出てこないのに、2,530円/月は、高すぎる」
麻友「仕方ないわね。私が、芸能界を、引退したのですものね」
私「そうだよ」
麻友「太郎さんって、私だけなのね」
私「それが、確認できたところで、前向きな話をしようよ。WOWOWの契約で、6月30日まで、観ることが出来る。6月30日の朝5時からWOWOWシネマで『シャレード(1963)』という古い映画をやる。オードリー・ヘップバーン、ケーリー・グラントの有名な映画だ。女優にならなくとも、お芝居を観ることの好きな麻友さんに取って、面白い映画だと思うよ。私も、録画予約しておいた」
麻友「最近、数学は、どんなこと、やってるの?」
私「『直観主義的集合論』と、『解析入門Ⅱ』の第Ⅸ章 複素解析 を、少しずつ読んでいる」
麻友「物理学は?」
私「今は、お休み中」
麻友「分子生物学もやって欲しいわ」
私「時間を見つけて、取り組もうと思ってる」
麻友「もう、22時18分だわ。寝なきゃね。おやすみ」
私「おやすみ」
現在2020年6月27日22時19分である。おしまい。