現在2020年9月8日21時10分である。
麻友「問題出したのが、9月1日で、今日が8日だから、1週間経っちゃったわね」
私「土星についての問題があるから、麻友さんの側に、動きがあれば、観望会で、直接、答えを考えても、いいなと思っていたんだ」
麻友「太郎さんの誘いになんて、そんなに簡単には、乗らないわよ」
若菜「もう、お母さんも、そんな大人げないこと言ってないで、取り敢えず、問題を解きましょう」
結弦「こういう問題だった」
問題 13
で、これを解くために、次の行列式という記号を、導入する。
から、斜めに を掛けて、次に、逆の斜めに、 と を掛けるんだ。この左辺を、行列式というんだ」
麻友「それが、役に立つの?」
私「実は、この記号を定義してあると、上の連立方程式が与えられた場合、直ちに、
と、求まるんだ。 の列のところに、定数項を、当てはめるんだ」
麻友「じゃあ、 は?」
私「 のところを、置き換える。
麻友「それで、こうすると、どうなるの?」
私「連立2元一次方程式の必ず答えを出せる、一般解になってると、思わないかい?」
麻友「そう言えばそうだけど、具体的に試してみなきゃね」
私「それを、実際に試してみるのが、今日の問題だよ。
(田村二郎『数学がみえてくる』(岩波書店)第8章より)
麻友「『数学がみえてくる』という本は、太郎さんが、中学1,2年生で読んだ本で、この本よね」
- 作者:田村 二郎
- 発売日: 1985/03/18
- メディア: 単行本
私「そうだ。この本は、今は絶版になっているが、私には、多くのことを、教えてくれた」
私「と、書きたいんだが、もう眠くなってきちゃった。続きは、明日書くよ」
麻友「じゃあ、楽しみにしているわよ」
私「それでは、解散」
現在2020年9月8日21時45分である。おしまい」