相対性理論を学びたい人のために

まだ一度も相対性理論を勉強したことのない人は、何か一冊相対性理論の本を読みかじってみて、なぜこんなことが?という、疑問を持ってからこのブログに来てください。ブログの先頭に戻るには表題のロゴをクリックしてください

問題15,16

 現在2020年9月8日21時10分である。

麻友「問題出したのが、9月1日で、今日が8日だから、1週間経っちゃったわね」

私「土星についての問題があるから、麻友さんの側に、動きがあれば、観望会で、直接、答えを考えても、いいなと思っていたんだ」

麻友「太郎さんの誘いになんて、そんなに簡単には、乗らないわよ」

若菜「もう、お母さんも、そんな大人げないこと言ってないで、取り敢えず、問題を解きましょう」

結弦「こういう問題だった」




 問題 13

 連立方程式

{\left\{
\begin{array}{l}
\displaystyle
ax+by=e\\
cx+dy=f\\
\end{array}
\right.
}

で、これを解くために、次の行列式という記号を、導入する。

{
\begin{vmatrix} a & b \\ c & d \end{vmatrix} =ad-bc
}

{a} から、斜めに {d} を掛けて、次に、逆の斜めに、{c}{b} を掛けるんだ。この左辺を、行列式というんだ」

麻友「それが、役に立つの?」

私「実は、この記号を定義してあると、上の連立方程式が与えられた場合、直ちに、

{\displaystyle x=\frac{\begin{vmatrix} e & b \\ f & d \end{vmatrix}}{\begin{vmatrix} a & b \\ c & d \end{vmatrix}} =\frac{ed-bf}{ad-bc}}

と、求まるんだ。{x} の列のところに、定数項を、当てはめるんだ」

麻友「じゃあ、{y} は?」

私「{y} のところを、置き換える。

{\displaystyle y=\frac{\begin{vmatrix} a & e \\ b & f \end{vmatrix}}{\begin{vmatrix} a & b \\ c & d \end{vmatrix}} =\frac{af-be}{ad-bc}}

麻友「それで、こうすると、どうなるの?」

私「連立2元一次方程式の必ず答えを出せる、一般解になってると、思わないかい?」

麻友「そう言えばそうだけど、具体的に試してみなきゃね」

私「それを、実際に試してみるのが、今日の問題だよ。

   (田村二郎『数学がみえてくる』(岩波書店)第8章より)



麻友「『数学がみえてくる』という本は、太郎さんが、中学1,2年生で読んだ本で、この本よね」

数学がみえてくる―初等数学読本

数学がみえてくる―初等数学読本

私「そうだ。この本は、今は絶版になっているが、私には、多くのことを、教えてくれた」


私「と、書きたいんだが、もう眠くなってきちゃった。続きは、明日書くよ」

麻友「じゃあ、楽しみにしているわよ」

私「それでは、解散」

 現在2020年9月8日21時45分である。おしまい」