現在2020年11月4日20時07分である。(この投稿は、ほぼ1469文字)
麻友「ブログ再開したのね」
私「一応、10月31日までの時限爆弾は、爆発しなかった」
若菜「お母さん。どうする積もりなんですか?」
麻友「困ってるのよ。私自身」
結弦「お父さんに、まゆゆが、応じるということは、世の中のストーカー全員を、勇気づけることになっちゃうからな」
麻友「それだけじゃないの。人間にとって、いくつか、時代が変わるということが、起こってきた。平安時代、鎌倉時代、室町時代、安土桃山時代、江戸時代、そして、現代と、皆が思っているけど、令和でこの時代は終わり、新しい時代が、始まるの」
結弦「えっ、そんな未来のこと、どうしてお母さん、知ってるの?」
麻友「今、アメリカで、大統領選挙が、行われているわね」
若菜「それは、事実ですが」
麻友「ああいうものが行われて、大統領が決まって、政治が変わるように思われているけど、太郎さんは、前から言ってるから分かっているんでしょうけど、一部にトップ0.2パーセントくらいのエリートの集団がいて、それが、地球規模の時代の在り方を、決めているらしいの」
結弦「それは、どこから、知ったの?」
麻友「私のところへ、そのエリートの集団の人から、使者が、来たのよ」
若菜「それじゃ、おしまいですね。お母さんとお父さんが、未来の私達の2042年のところへ、来るとき、タイムマシンを使えたのは、本当は、お父さんが、ドラえもんだったからでは、ないんです。新しい時代というのは、科学が時代を行き来できる機械、つまりタイムマシンを、実現した時代なんです」
私「ああ、そういうことなのか。ちょっとおかしな現象に、前から気付いていたんだ」
結弦「おかしな現象って?」
私「20世紀の初め頃、電磁気学という物理学の部門は、四元数(しげんすう、よげんすう、よんげんすう、人によって読み方が違う)というものを用いて、書き切られたという情報がある。ところが、20世紀の終わり頃、私が電磁気学を学んだ本は、実数とベクトル解析というもので、一応書き切られていた。四元数は、ほとんど習わなかった」
若菜「それが、おかしな現象だと思うのは、どうしてですか?」
私「確かにベクトル解析は、何次元でも使えるし、分かり易い。だが、この時間1次元、空間3次元の、4次元の世界を記述するには、四元数を使った方が、コンパクトに纏まって、本当は、良かったんじゃないかな? と思っていた。奇妙に思っていたのは、焚書坑儒(ふんしょこうじゅ)じゃあるまいけど、四元数を用いて書かれた、電磁気学の本が、この世界にほとんど残っていないことなんだ。タイムマシンで、回収したのかな? って、疑ってたんだ」
若菜「それは、20世紀の最初なんでしょ。だったら、もうとっくに、本もボロボロになって、残ってなくても、当然ですよ。タイムマシンとは、関係ない」
私「そうか。いずれにせよ、私は、今は、タイムマシンを持ってないドラえもんだけれども、後10年くらいで、タイムマシンを持っているドラえもんに、格上げされるんだね」
麻友「人類の新しい時代の話は、完結してないけど、もう21時37分だわ。寝た方が良い」
私「そうだね。寝ないでいて、病状が悪化したら、出会えるはずの私達も、駄目になっちゃうものね」
若菜・結弦「おやすみなさーい」
麻友「おやすみ」
私「おやすみ」
現在2020年11月4日21時42分である。おしまい。