相対性理論を学びたい人のために

まだ一度も相対性理論を勉強したことのない人は、何か一冊相対性理論の本を読みかじってみて、なぜこんなことが?という、疑問を持ってからこのブログに来てください。ブログの先頭に戻るには表題のロゴをクリックしてください

動き出した歯車

 現在2007年4月19日0時28分です。

 昨年の12月から、新しい仕事を探していることを書いていた。放送大学の卒業研究や、大学院入試などがあるので、今までのフルタイムのアルバイトが続けられなくなったからだった。

 その仕事が、ようやく決まりそうになった。

 初めは塾の講師を探していたのだが、それはなかなか見つからなかった。今回決まりそうなのは、ポストにチラシを入れて回る仕事である。

 今まで住んでいた練馬の家から引っ越し、横浜の方へ移ろうとしていたので、どの業者を選んだらよいのか、色々迷っていたのだが、上手いこと池袋にも横浜にも営業所のある会社が見つかり、そこの面接を受けた。

 明日から、3日間研修を受けて、その後本格的に仕事が始まる。チラシを配るだけだから、簡単だろうと思いきや、これがかなり色々手続きを踏まなければならなくて、結構大変なのであることが分かった。

 しかし、私はいつも運動不足気味な人間だから、方々歩き回って、体を使った方が健康にはよいだろう。

 こうして仕事が決まってみると、何も来年無理をして大学院に急いで行かなくても良いように思えてきた。

 大学院というところは、勉強するところではなく、研究をするところだから、自分で納得するまで、基礎の勉強をしてから、大学院へ行った方が、修士論文も良いものになる。

 仕事が決まって、生活のリズムが戻りだしてみると、くよくよ自分の人生がうまくいかないのを悩んでいたのが、スッキリ解消されて、またちょっとずつでも数学を基礎から築いていこうじゃないか、という気分になった。

 そもそも、私にとって、3つの宿題があった。一つは矢ヶ部巌著「数Ⅲ方式ガロアの理論」を全部理解すること。

数III方式ガロアの理論―アイデアの変遷を追って

 もう一つは、杉浦光夫著「解析入門Ⅰ・Ⅱ」を読んで、パイという数をいかに厳密に定義するか、などを学ぶこと。

 

 

 

 最後の一つは、伊藤清三著「ルベーグ積分入門」を読んで、測度論や関数解析などの準備をすること。

 

 この3つが終わるまでは、大学院に行ってもまだ学部の復習中です、という状態が終わらない。

 これから、余り毎日でないアルバイトをしながら、これら3つの宿題を3年くらいかけて、じっくりと終わらせ、それから、大学院へ行って、思いっきり、物理の研究をしたらよいのではないかと思った。

 どうせ、今からでも、博士を取るのが40歳になってしまうのだから、それが43歳になったとしても余り違わない。それに、自分で納得する勉強をした後ならば、例え途中で挫折しても、悔しくない。

 人間にとって、自分の納得できる人生が送れているかどうか、というのが、一番重要なことだろう。どんなに恵まれた生活をしていても、自分で納得できない人生だったとしたら、幸せじゃない。

 その3年の間に、語学を勉強する時間も取れるかも知れない。そうすれば、留学するという手段だって、不可能ではなくなるかも知れないのだ。

 こういう風に前向きに考えられるようになったのは、やっぱり仕事が決まりかけてきたからだろう。

 やっぱり、働いてお金を得るというのは、大切なことだな。いずれは、本当に物理の研究で、お金を稼げるようになろう。

 今日はここまで。

 現在2007年4月19日1時05分です。おしまい。