現在2019年3月14日14時06分である。
「えっ、若菜も結弦もいなくて、実況中継できないのに、濡れ場を書けるの?」
そういう不可能なことを、するつもりはない。
ところで、今日は、誰の誕生日か、知ってる?
「3月14日?」
そのまんまだよ。『3.14』。つまり、円周率。
「えー、そんなのずるい」
いや、これは、フェイントでね。1879年3月14日、アインシュタインが生まれてるんだ。
「じゃあ、生誕140年なのね」
アインシュタインは、その業績も素晴らしいし、名声も、ずば抜けている。
でも、本当に幸せな人生を送ったかどうかは、何とも言えない。
「そういえば、太郎さん、以前、アインシュタインも離婚しているって言ってたわね」
そうなんだ。アインシュタインほどの大物理学者でも、この女の人と結婚して、幸せになれるかが、予測できなかったんだ。
「夫婦って、処女の私には、良く分からないけど、肉体関係を共にするというのが、重要な要素なんでしょ?」
私も童貞だから、分かってないけど、肉体関係を持つと、当然、妊娠ということが起こってくる。
まだ、子供が欲しくない、あるいは、麻友さんと私のように、子供を育てる自信がない、という場合、避妊をする、ということになる。
「そうよね。私も、きちんとは中学や高校で習わなかったけど、ピルとかコンドームとか、習うのよね」
私の頃って、本当にひどい性教育だったから、コンドームの実物すら、見せてもらえなくて、教科書に、赤ちゃんの哺乳びんの先のゴムみたいなものの絵が描いてあるのがコンドームだと習ったから、厚さ2mmくらいあるゴムの製品なんだと思っちゃってた。
「本当のことが、分かったのは?」
大学入った後、コンビニで、本当に、コンドームを買ってみるまで、分かってなかった。
『どうして、この小さい箱に、あのゴム製品が、入るのだろう』
って、謎だったんだ。
「アッハッハ、それはそれで、太郎さんが奥手だったという、面白い話になるわ」
ところで、『生還しました(その3)』という記事で、ひとつ間違ったことを書いたようなので、今回のデートで、謝ろうと思ったんだ。
「どんなこと?」
膣の中に出しちゃったけど、妊娠したら困るというときに、ピルを使えばいいんだと、京野先生から教わったと書いたんだけど、後から使うピルは、『アフターピル』と呼ばれるもので、日本では市販されておらず、医師の処方箋が必要らしい。
「その情報は?」
今のところ、このネットニュースで、知っただけ。
「中期中絶」の壮絶な現場と「性教育」「アフターピル問題」 | デイリー新潮
下の3つは、ひとつながりの記事だよ。
「太郎さん。まだ結婚もしてないのに、こういう記事、丁寧に読むわよね」
普通の人が、無神経過ぎるんだと思う。
だから、望まない妊娠なんてことになる。
でも、上の一番最初の記事で、妊娠22週くらいの赤ちゃんを、堕胎させたとき、心臓も動いていて、泣き声も出そうとする、というのは、さすがに、ちょっと胸を打たれるな。アフターピルを、もっと使えるようにすべきだな。人格ができる前に、止めてあげるべきだ。
「ちょっと、こんな深刻な話してたら、今晩、楽しめないわよ」
うふふ、それでも、楽しめるように、麻友さんの心を動かせるのが、私なんじゃない。
ラブホテルなんだから、DVDを、観られる。
「ああ、ラブホテルにいるのね。それで、面白い映画、あるかしら?」
わざわざ、持ってきたんだよ。
「なんていう映画?」
『或る夜の出来事』
だよ。
「なんか、そそられる題ね」
じゃあ、楽しもう。
♪~
というわけで、めでたく、この夜も、楽しめたのでした。
「太郎さん、古い映画、よく知ってるわね。昨夜も楽しめたわ」
ホテルに、DVD忘れないようにしないとね。
「じゃあ、昨日は、重い話だったけど、その後の、プレーは、楽しんだわ」
この後は、予定あるだろうけど、送っていくよ。
「ありがと」
じゃ、投稿は、おしまいだね。バイバイ。
「バイバイ」
現在2019年3月14日15時44分である。おしまい。