相対性理論を学びたい人のために

まだ一度も相対性理論を勉強したことのない人は、何か一冊相対性理論の本を読みかじってみて、なぜこんなことが?という、疑問を持ってからこのブログに来てください。ブログの先頭に戻るには表題のロゴをクリックしてください

清水次郎長伝

 現在2020年2月20日8時06分である。

麻友「ツイッターにも書いてきたけど、『清水次郎長伝』やっと、聞き終わったのね。2018年の『シティ・オブ・エンジェルズ』の頃、8枚目まで聞いたって言ってたのに、最後の16枚目まで、どうしてそんなにかかったの?」

私「これはねえ、正直に言って、13枚目くらいまでは、面白いんだけど、その後、結構つまらなかったんだよ」

麻友「清水次郎長伝なのに、16枚目には、次郎長が出てこないとか、言ってたわね」

私「やっぱり、この一連の浪曲で、一番面白いのは、8枚目の、森の石松の、『飲みねぇ、食いねぇ』のところなんだよ」

麻友「詳しくは知らないけど、次郎長の一番の子分の石松が、『次郎長の一番の子分は、・・・』と言っている人が、なかなか自分の名前を言ってくれないので、お酒を飲ましたり、お寿司を食べさせたりして、やきもきするっていう話よね」

私「そうなんだ。麻友さんが、小学校の頃、『最近、気になってるものある?』って、友達に聞いて、『アキハバラ48』の話が出ないかなあ、って思ってたのと同じような心理だよね」

麻友「ウフフ。それで、最後には、石松って、言ってもらえるの?」

私「それは、もちろん、言ってもらえるけど、その言ってくれた男の人に、京都見物させてやるみたいに、言うんだけど、実際には、させてあげなかったみたい。酒の上での話だからね」

麻友「それで、13枚目までは、面白いというのは?」

私「11枚目で、石松が騙されて、10人対1人で、滅多斬りにされて、死んじゃうんだ。それで、次郎長が復讐することになるんだけど、この辺りから、話の筋が怪しくなるんだ。12枚目では、もう一回石松が斬られるところをやって、その後、本座村為五郎(ほんざむら ためごろう)という人が、復讐に手助けするという話になっているのに、13枚目では、次郎長の敵の都鳥一家(みやこどりいっか)が、次郎長を殺しに来て、前祝いにお酒を飲んでいるところを、次郎長達が、復讐に行くということになってる。どうも、良く分からない」

麻友「でも、それだけ丁寧に、太郎さんは、聞いたっていう事ね」

私「それは、そうだけど。母が、聞いた感想を、言わなかった理由が分かった」

麻友「そりゃ、16枚もプレゼントされて、面白くなかったとは、言いにくいわね」


私「このCDは、母に返しちゃうけど、私のブルーレイレコーダーに全部取り込んであるから、一緒になった後でも、麻友さんに聞かせてあげられるよ」

麻友「えっ、16枚も、全部取り込んだの?」

私「これからの時代、CDをかけるなんていうことは、なくなるんじゃないかと思う。はっきり言って、時代遅れだよ」

麻友「太郎さんに、言われたら、おしまいね。でも、配信の時代は、もうすぐそこまで、来ているわね」

私「音楽や映画は、配信。本は、電子書籍テレヴィや新聞は、インターネット。辞書は電子辞書。手紙や計算機やカメラは、スマホ。お財布もスマホ。ここまで、私の小学校の頃の常識が、40年で変わるとは、思わなかった。むしろリニアモーターカーとか、核融合発電なんかが、できるかと思ってたのに、そうならなかった。科学も技術も、情報というものに関することが、大きく変わったね」

麻友「太郎さんは、お金をなくしたいんでしょ」

私「2,3日前のニュースで、コンビニのローソンが、商品を持って、店から出るだけで、会計が済むという、無人のお店を、実験的に始めたという。これからの子供には、『お金を払わなければ、いけないのよ』という教育は、ある意味できなくなる。年寄りは除いて、若者が皆、『商品、あるいは、サービスを、消費したとき、お金を払わなければならない』、というこれまでの常識を、持たなくなったとしたら、そのとき、お金というものを、本当になくしても、混乱は起こらないのでは、ないだろうか?」

麻友「でも、聞きたいのよ。子供、特に赤ちゃんの世話って、もの凄く大変なのよ。それを、自分は仕事のキャリアを失いたくないから、子供を保母さんに預ける場合、どうしたって、お金か何か、払わなくてはいけないと、思うのは、当然じゃない?」

私「麻友さんが、どういう女の人か、まだ分かってないけど、女の人のなかには、赤ちゃん育てるの、大好きっていう女の人も、いるんだよ。そもそも、赤ちゃんが死んだりしたらってことを考えると、もの凄く重責な仕事なんだけど、でも、赤ちゃんって、ある意味、どの赤ちゃんも、天才みたいなところが、あるでしょ。まだ、将来が何も決まってなくて、本当に見てても何するか分からない。そういう赤ちゃんを育てるのが大好きな、女の人、あるいは男の人に、赤ちゃんを預けるのに、お金を払わなくても、良いんじゃないか? 普通の人が、やりたくない仕事のひとつの、数学の計算だって、私に取っては、クイズみたいに、楽しめたりして、全然苦痛じゃないのと、同じにね」

麻友「ただ、そのお互いの契約を円滑に進めるために、お金ではないかも知れないけど、通貨、というものは、必要じゃない?」

私「『ここに、こういうことを、やりたがっている人がいます』というのを、発信する上で、通貨のようなものがあると、便利だ。ただ、それが、食べるものにも困るというような、貧富の格差を生み出すものにならないように、十分気をつける必要があると思う」

麻友「多分、20世紀に、共産主義社会主義を生み出した人達も、そういう風に理想は高かったのでしょうね」

私「うん。ただ、今のように、インターネットや、AIや、スマホや、ドローンや、人工衛星、がなかったのが、失敗した原因なんだろうね。私達は、同じ間違いを、してはいけない」

麻友「太郎さんが、考えているということは、同じようなことを考えている人達も、かなりの数、いるのでしょうね」

私「私が、ブログで発信し、トントンで話しているのに、留めているのは、余り先頭に立って、改革したくないからなんだ」

麻友「どうして?」

私「改革、あの場合は、革命だけど、フランス革命をリードした、ナポレオンは、皇帝になり、幾つもの立派なことをしたが、結局セント・ヘレナ島に流されるようなことになった。あまりに、リーダーシップを発揮するのは、科学を進めるのには良いが、政治や経済では、望ましくない。草の根的に、身近なところから、理解を得ていくように、したい。死なないキルヒアイスなんだからね」


麻友「太郎さん。最近、結構、量子力学、真面目に勉強してるじゃない。今日も、図書館から取り寄せてあった本を、受け取りに行くんでしょう?」

私「ああ、J.J.サクライの『現代の量子力学 第2版 上・下』ね」

麻友「どうして、これを?」

私「この本の初版は持ってるんだ。第2版を、買うほど、最先端が変わったとは思えないので、図書館で借りて、比べてみようと思ったんだ」

麻友「量子、量子って、最近何でも、量子っていうけど、本当に必要なものなの?」

私「数学で、量子群(りょうしぐん)とか、量子不変量(りょうしふへんりょう)などというものは、本当に量子力学で必要になって生まれたものではなくて、古典力学量子力学の関係に似てるから、そういう名前が付いたというだけだったりして、量子っていう名前を、拡大解釈しているものは、多い。ただ、量子力学がなかったら、512GByteのmicroSDカードは、生まれていないのは、確か。ナノテクノロジーとか、量子力学本領発揮の分野は多い」

麻友「それなのに、太郎さんは、今まで、量子力学勉強してなかったの?」

私「勉強してなかったわけではなくて、やっと最近分かってきたんだよ」

麻友「それだけ、難しかったのね」

私「そういうことです。それじゃ、図書館行ってくるよ」

麻友「バイバイ」

私「バイバイ」

 現在2020年2月20日10時47分である。おしまい。