現在2020年2月26日10時21分である。
麻友「久し振りに、分子生物学ね」
結弦「今年に入って、初めてだよな。忘れちゃうよ」
若菜「コロナウイルスも、新型インフルエンザも、免疫があれば、大丈夫なんですよね。分子生物学を応用して、なんとかならないのですか?」
私「若菜。コロナウイルスと、新型インフルエンザって、違うものだって、知ってた?」
若菜「だって、毎日テレヴィで、放送してますし、インターネット上にも、たくさん記事があるじゃないですか」
私「そうなんだろうな。実は私、ほんの20分位前まで、コロナウイルスと、新型インフルエンザって、違うものだと、知らなかった。それどころか、ウイルスと書くとき、最近は、イが、大きいイだと知らなかった。ウィルスと、書くものだと思ってた」
麻友「ちょっと、太郎さん。いくらカメさんでも、これは、酷すぎるわよ」
結弦「ニュースは、見ないの?」
私「テレヴィつけといて、ブログ書いたりしてたけど、真面目に見てなかったから、2つ脅威があるなんて、知らなかった」
若菜「このまま、もうちょっとで、感染が収まったら、お父さん、何も気付かないままだったということに、なってたかも、知れませんね」
私「そうかも、知れなかったけど、母が、マスクをしろと、ことあるごとにいうので、『17世紀のニュートンの頃、ペストで大量の人が死んだっていうのなら、分かるけど、今は21世紀なんだよ。人が、ウイルスで死ぬなんて、信じられないよ』と、思った」
麻友「でも、本当なのよ。死者だって出てるのよ」
私「分子生物学は、何やってるんだろうね。もう、ヒトの全遺伝子だって、分かってて、ゲノム編集なんてことまで、できるのに、たかがウイルスで、人が死ぬのを止められないなんて、ほとんど、有り得ないよ」
若菜「それで、『細胞の分子生物学』復活させたんですか?」
私「そうだ。ちょっと、このブログの目標も、ずらそうか、とも、思ってる」
結弦「ブログ、変えちゃうの?」
私「そういうことじゃない。『麻友』ノートの一昨日のページ、
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『麻友67』のノート3977ページ
2020.2.24 15:20:35「
『現代論理学』の第2章を終えた後、『数学基礎概説』の第1章又は第4章へ飛んだら? 易しい数学の面白い話なら、結城浩さんが書いている。難しい数学の厳密な証明が読める、面白い話を書くのが、私らしさだ。
」2020.2.24 15:29:59
2020.2.24 15:32:30「
上のことは、私のブログの『病巣の膿』という投稿を読み返していて、ふと、池井戸潤(いけいど じゅん)の小説、例えば『花咲舞が黙ってない(はなさきまいがだまってない)』などの最後スカッとさせてくれるものを、人々は求めているのだと気付き、それには、完璧な証明を見せるしかないんだと、合点した。
投稿の
『これはね、私の経験上、同じ空想を、2回以上使うことは、できないんだ』
という部分の辺りを読んでいて感じたことである。
」2020.2.24 15:55:28
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結弦「つまり、どういうこと?」
私「つまり、数学をやってて、一番スカッとするのは、長い計算が終わって、予想していた数値が出て、ヤッタ! というときと、証明を、1カ所もチョンボせずに、追っていって、場合によっては、1年かかったりして、これは、完璧! と思えたときなんだ。この前者は、小学校の頃は、算数好きだったという人も、分かる。でも、後者は、分かっている人、少ない。私でなければ、なかなか説明できない」
若菜「それと、分子生物学と、どう関係があるんですか?」
私「ブログの目標は、ほとんど変えないけど、もっと難しいことも、見せようと思う。高校卒の文系の人だから、麻友さんには分からないだろう。ということでも、書いてみる。そのとき分からなくても、後で分かるかも知れない」
麻友「例えば、どんなこと?」
私「『数学基礎概説』にある、1階の述語論理の無矛盾性定理の、完全な証明とか、ベルナイス・ゲーデルの集合論の一般存在定理の、完全な証明など」
麻友「お父さんが、あれほど言ったのに」
私「書いてあるけど、読まないという自由はある。でも、読みたいのに書いてない、というのでは、ラヴレターとして、問題がある」
麻友「確か、今日、15時から、床屋さんの予約が入っているのよね。ここまでを、投稿して、取り敢えず、行ってらっしゃいよ。寒いわよ」
私「ありがとう。じゃあ、行ってくるよ」
若菜・結弦「行ってらっしゃーい」
麻友「マスクして行きなさいよ」
私「分かった」
現在2020年2月26日12時16分である。おしまい。